土地購入前の調査・確認事項:失敗しないためのチェックリスト

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/2

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土地購入前の調査が重要な理由

土地購入は人生で最も大きな買い物の一つです。購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためには、事前の調査が不可欠です。

この記事では、土地購入前に確認すべき調査項目(法務局・役所・現地調査)、インフラ・地盤・災害リスクの確認方法を、法務局の公式情報やSUUMOの専門記事を元に解説します。

土地購入検討者が、事前調査の手順を理解し、購入後のトラブルを回避できるようになります。

この記事のポイント

  • 法務局で登記簿謄本・公図・地積測量図を取得(手数料450円〜600円)、所有者・権利関係・土地の形状を確認
  • 用途地域は「(市町村名) 用途地域」でGoogle検索、または自治体の都市計画図で確認、建ぺい率・容積率・建築制限を把握
  • 境界確定は土地家屋調査士に依頼、費用35万円〜80万円、期間3〜4ヶ月かかるため早めの対応が必須
  • 地盤調査報告書で地盤の固さ・地質を確認、地盤改良工事が必要な場合は200万円以上かかる可能性
  • 現地確認は朝・昼・夜の3回実施、日当たり・交通量・街灯の有無、周辺環境は3ブロック先まで確認することを推奨

法務局での調査|登記簿・公図・地積測量図

法務局では、土地の所有者・権利関係・形状・面積を確認できます。

(1) 登記簿謄本で所有者・権利関係を確認(手数料600円)

登記簿謄本は、不動産の所有者・権利関係を記載した公的書類です。法務局で取得(手数料600円)、インターネットでPDF取得も可能です。

法務局の公式サイトによると、2025年時点で登記情報はインターネットでPDF閲覧・ダウンロード可能で、窓口に行かずに取得できます。

登記簿謄本で確認すべき項目は、所有者の氏名・住所、抵当権・根抵当権の有無、差押え・仮差押えの有無です。

(2) 公図で土地の位置・形状を確認(手数料450円)

公図は、土地の位置・形状を示す図面です。法務局で取得(手数料450円)、隣接地との位置関係を確認できます。

トーケンコーポレーションによると、公図は隣地との位置関係を把握するために重要で、境界トラブル防止に役立ちます。

(3) 地積測量図で面積・境界点を確認(手数料450円)

地積測量図は、土地の面積が記載された公的図面です。境界点の座標・測量年月日が記載され、法務局で取得(手数料450円)できます。

登記簿上の面積と実際の面積が異なる場合があるため、購入前に実測・境界確定測量を実施することを推奨します。特に古い登記簿は測量技術が不十分で不正確な可能性があります。

役所での調査|用途地域・建築制限・ハザードマップ

役所では、用途地域・建築制限・災害リスクを確認できます。

(1) 用途地域の調べ方(Google検索・自治体の都市計画図)

用途地域は、都市計画法で定められた13種類の地域区分で、建築できる建物の種類・規模が制限されます。

SUUMOによると、用途地域の調べ方は「(市町村名) 用途地域」でGoogle検索、または自治体の都市計画図をインターネット・窓口で確認できます。

ナチュリエによると、国土交通省の用途地域マップで全国の用途地域を検索可能ですが、最新情報とは限らないため自治体サイトで確認を推奨します。

(2) 建ぺい率・容積率・高さ制限の確認

建ぺい率は敷地面積に対する建築面積の割合、容積率は敷地面積に対する延床面積の割合です。用途地域ごとに上限が定められています。

複数の用途地域にまたがる土地は建築制限の適用が複雑なため、専門家(宅建士、建築士)への相談が必須です。

(3) ハザードマップで災害リスクを確認

ハザードマップは、洪水・地震などの自然災害リスクをまとめた地図です。市役所窓口・各自治体のWebサイトで確認可能です。

住宅市場によると、2025年時点でハザードマップは市役所窓口だけでなく、各自治体のWebサイトで公開されているところが増加中です。

地盤サポートマップなどの無料地盤情報サービスが普及し、購入前に簡易的な地盤リスク確認が可能になっています。

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現地調査と境界確認|土地家屋調査士への依頼

現地調査と境界確認は、実際の住環境とトラブル防止のために重要です。

(1) 現地確認のポイント(朝・昼・夜の3回、周辺環境3ブロック先)

アイフルホームによると、現地確認は朝・昼・夜の3回実施し、日当たり・交通量・街灯の有無を確認することを推奨します。周辺環境は3ブロック先まで確認してください。

隣家の窓・換気扇の位置、騒音源(幹線道路、工場等)の有無も確認しましょう。

(2) 境界確定の流れ・費用(35万円〜80万円、期間3〜4ヶ月)

境界確定は、将来的な隣地トラブル防止のために必須です。

SUUMOによると、土地家屋調査士に依頼して35万円〜80万円、期間3〜4ヶ月かかります。

土地家屋調査士会によると、筆界(明治時代の地租改正で確定し登記された境界)と所有権界(所有者同士の話し合いで変更可能)があり、筆界は所有者同士の話し合いでは変更できません。

(3) 隣地との境界トラブル防止

境界が不明確なまま購入すると、隣地との境界トラブルに発展する可能性があります。境界確定測量を実施し、境界標を設置することを推奨します。

インフラ・地盤・災害リスクの確認

インフラ・地盤・災害リスクの確認は、建築コストと安全性に直結します。

(1) ライフライン(上下水道・ガス・電気)の確認

不動産会社・売主に引込み状況・負担金の有無を確認してください。上下水道・ガス未整備の場合は高額費用がかかります。

道路が私道の場合、アスファルト舗装・修繕費用を負担する可能性があります。購入前に私道負担金の有無を確認することを推奨します。

(2) 地盤調査報告書の見方(地盤改良工事200万円以上の可能性)

住まいのアトリエによると、土地のみ購入の場合、売主が地盤調査をしていないことが多いです。

地盤が軟弱な場合、地盤改良工事で200万円以上かかる可能性があります。ハザードマップ・地盤サポートマップを必ず確認し、地盤調査報告書を売主に依頼することを推奨します。

地盤改良工事には表層改良工法・柱状改良工法・鋼管杭工法などがあり、売買契約書で「地盤改良工事は買主負担」と記載されることが多いです。

(3) 接道義務(幅員4m以上の道路に2m以上接する)の確認

接道義務(幅員4m以上の道路に2m以上接する)を満たさない土地は建築不可です。購入前に建築基準法の確認が必須です。

再建築不可物件は資産価値が低く、将来的な売却が困難になる可能性があります。

まとめ:土地購入前の調査チェックリスト

土地購入前には、法務局(登記簿・公図・地積測量図)、役所(用途地域・ハザードマップ)、現地(日当たり・周辺環境)の3種類の調査が必須です。

法務局で手数料450円〜600円で取得でき、インターネットでPDF取得も可能です。用途地域は「(市町村名) 用途地域」でGoogle検索、または自治体の都市計画図で確認し、建ぺい率・容積率・建築制限を把握してください。

境界確定は土地家屋調査士に依頼し、費用35万円〜80万円、期間3〜4ヶ月かかるため早めの対応が必要です。地盤調査報告書で地盤の固さ・地質を確認し、地盤改良工事が必要な場合は200万円以上かかる可能性を考慮してください。

現地確認は朝・昼・夜の3回実施し、日当たり・交通量・街灯の有無、周辺環境は3ブロック先まで確認することを推奨します。専門家(土地家屋調査士、宅建士、建築士)への相談を検討し、購入後のトラブルを回避しましょう。

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よくある質問

Q1土地購入前に何を調査すべきですか?

A1法務局(登記簿・公図・地積測量図)、役所(用途地域・ハザードマップ)、現地(日当たり・周辺環境)の3種類が必須です。法務局で手数料450円〜600円で取得でき、インターネットでPDF取得も可能です。用途地域は「(市町村名) 用途地域」でGoogle検索、または自治体の都市計画図で確認できます。現地確認は朝・昼・夜の3回実施し、周辺環境は3ブロック先まで確認することを推奨します。

Q2用途地域の調べ方を教えてください。

A2「(市町村名) 用途地域」でGoogle検索、または自治体の都市計画図をインターネット・窓口で確認できます。用途地域は都市計画法で定められた13種類の地域区分で、建ぺい率・容積率・高さ制限が異なります。複数の用途地域にまたがる土地は建築制限の適用が複雑なため、専門家(宅建士、建築士)への相談を推奨します。

Q3境界確定は必要ですか?

A3将来的な隣地トラブル防止のために必須です。土地家屋調査士に依頼して35万円〜80万円、期間3〜4ヶ月かかります。筆界(明治時代の地租改正で確定し登記された公的境界)と所有権界(所有者同士の話し合いで変更可能)があり、筆界は所有者同士の話し合いでは変更できません。境界確定測量を実施し、境界標を設置することを推奨します。

Q4地盤調査は必須ですか?

A4土地のみ購入の場合、売主が調査していないことが多いです。地盤が軟弱な場合、地盤改良工事で200万円以上かかる可能性があります。ハザードマップ・地盤サポートマップを必ず確認し、地盤調査報告書を売主に依頼することを推奨します。地盤改良工事には表層改良工法・柱状改良工法・鋼管杭工法などがあり、売買契約書で「地盤改良工事は買主負担」と記載されることが多いです。

Q5インフラ(上下水道・ガス)の確認はどうすればいいですか?

A5不動産会社・売主に引込み状況・負担金の有無を確認してください。上下水道・ガス未整備の場合は高額費用がかかります。接道義務(幅員4m以上の道路に2m以上接する)を満たさない土地は建築不可のため、購入前に建築基準法の確認が必須です。道路が私道の場合、アスファルト舗装・修繕費用を負担する可能性があるため、私道負担金の有無を確認することを推奨します。

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