グラングリーン大阪が注目される理由
大阪都心部でマンション購入を検討していて、「グラングリーン大阪ってどんな開発なの?」「マンションの価格帯はどれくらい?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、グラングリーン大阪のマンション計画、周辺環境・アクセス、価格相場・市場動向を、うめきた2期公式情報や不動産業者のデータを元に詳しく解説します。
大阪都心部のマンション購入を検討している方が、グラングリーン大阪エリアの全体像と将来性を正確に理解し、購入判断を適切に行えるようになります。
この記事のポイント
- グラングリーン大阪は、大阪駅直結の「うめきた2期」大規模再開発プロジェクト(約9.1ha)
- 2024年9月6日先行まちびらき、2027年度全体竣工予定、世界最大級の都市公園(約4.5ha)を中心に商業施設・ホテル・オフィス・マンションが一体開発
- マンションは北街区484戸(THE NORTH RESIDENCE、2026年引渡し・全戸完売済み)、南街区600戸(THE SOUTH RESIDENCE、2028年竣工予定)
- THE NORTH RESIDENCEの第一期平均坪単価は約820万円、最上階25億円は関西過去最高額
- JR大阪駅直結で7駅13路線利用可能、2031年にはなにわ筋線開通で15路線に
(1) うめきた2期の大規模再開発プロジェクト
グラングリーン大阪は、大阪駅北側「うめきた2期」の大規模再開発プロジェクトです。約9.1haの敷地に商業施設・ホテル・オフィス・分譲マンション・都市公園が一体開発され、大阪都心部の新たなランドマークとして注目されています。
(2) 大阪駅直結の希少立地
JR大阪駅うめきた地下口に直結しており、大阪駅直結の希少立地です。7駅13路線が利用可能で、2031年にはなにわ筋線が開通し15路線に増える見込みです。
グラングリーン大阪とは
(1) 開発の概要と規模
グラングリーン大阪は、開発面積約17万㎡、敷地面積約9.1haの大規模開発です。積水ハウス・三菱地所・オリックス不動産・関電不動産開発・阪急阪神不動産・JR西日本等の9社連合により開発されています。
(2) 開発スケジュール(2024年先行まちびらき、2027年度全体竣工)
開発スケジュールは以下の通りです。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2024年9月6日 | 先行まちびらき(商業施設・うめきた公園開業) |
| 2025年3月21日 | グラングリーン大阪 南館開業(全体の7割開業) |
| 2027年度 | 全体竣工予定 |
(3) 世界最大級の都市公園(うめきた公園)
うめきた公園は、グラングリーン大阪の中心に位置する約4.5haの都市公園です。大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模を誇ります。THE NORTH RESIDENCE・THE SOUTH RESIDENCEの両マンションとも、うめきた公園が眼前に広がる立地です。
マンション計画と物件詳細
(1) THE NORTH RESIDENCE(北街区484戸、2026年引渡し)
**グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE**は、北街区に建設された地上46階・総戸数484戸の分譲マンションです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 竣工予定 | 2025年12月下旬 |
| 引渡し予定 | 2026年3月下旬 |
| 販売状況 | 全戸完売済み |
| 抽選倍率 | 第1期平均約17倍、人気部屋は95倍 |
(2) THE SOUTH RESIDENCE(南街区600戸、2028年竣工予定)
グラングリーン大阪 THE SOUTH RESIDENCEは、南街区に建設中の地上47階・総戸数600戸の分譲マンションです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 着工 | 2024年3月 |
| 竣工予定 | 2028年7月 |
| 販売開始時期 | 未定 |
THE NORTH RESIDENCEが既に全戸完売済みのため、グラングリーン大阪エリアでの新築マンション購入を検討している方は、THE SOUTH RESIDENCEの販売開始を待つか、中古市場での取引を待つ必要があります。
(3) カーギャラリー付き住戸と関西過去最高25億円物件
THE NORTH RESIDENCEには、カーギャラリー付き住戸が28戸あります。専用エレベーターで愛車を住戸まで運び、居住空間の一部として展示できる特別仕様です。
最上階46階の物件(305㎡)は25億円で販売され、関西過去最高額を記録しました。
周辺環境とアクセス
(1) 7駅13路線利用可能(2031年なにわ筋線開通で15路線に)
グラングリーン大阪のアクセスは以下の通りです。
- JR大阪駅うめきた地下口直結
- 7駅13路線が利用可能(JR大阪駅、大阪駅、梅田駅、東梅田駅、西梅田駅、北新地駅、中津駅)
- 2031年にはなにわ筋線が開通し、15路線に増える見込み
- 関西国際空港・新大阪駅へのアクセスも向上予定
(2) JR大阪駅うめきた地下口直結
JR大阪駅うめきた地下口に直結しており、天候に左右されない通勤・通学が可能です。大阪駅直結の希少立地であることが、グラングリーン大阪マンションの大きな魅力です。
(3) 商業施設・ホテル・オフィスとの一体開発
グラングリーン大阪は、分譲マンションだけでなく、商業施設「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」、ホテル、オフィスが一体開発されています。2024年9月6日の先行まちびらきで商業施設・うめきた公園が開業し、2025年3月21日には南館が開業予定です。
価格相場と市場動向
(1) THE NORTH RESIDENCEの価格帯(第一期平均坪単価約820万円)
THE NORTH RESIDENCEの価格帯は以下の通りです(執筆時点の情報)。
| 間取り | 専有面積 | 価格 |
|---|---|---|
| LDKタイプ | 45㎡ | 9,250万円〜 |
| 2LDK角部屋 | 118㎡ | 35,950万円〜 |
| 最上階46階 | 305㎡ | 25億円 |
第一期平均坪単価は約820万円でした。
(2) 周辺エリアの地価上昇(梅田駅周辺+8.51%、1km圏内タワマン前年比120-141%)
グラングリーン大阪の開発により、周辺エリアの不動産価格が上昇しています。
- 梅田駅周辺の平均地価:12,179,900円/㎡(前年比+8.51%)
- 1km圏内のタワーマンション価格:前年比120-141%に上昇
(3) 価格急騰のリスクと将来性
周辺タワーマンションの価格が急騰しており、「バブル状態」と指摘する声もあります。将来的な価格変動リスクを考慮し、専門家(不動産鑑定士等)への相談を推奨します。
一方で、大阪駅直結の希少立地、世界最大級の都市公園、2031年のなにわ筋線開通など、将来性の高い要素も多くあります。
まとめ:購入を検討する際のポイント
グラングリーン大阪は、大阪駅直結の「うめきた2期」大規模再開発プロジェクト(約9.1ha)で、2024年9月6日に先行まちびらきし、2027年度全体竣工予定です。
マンションは北街区484戸(THE NORTH RESIDENCE、2026年引渡し・全戸完売済み)、南街区600戸(THE SOUTH RESIDENCE、2028年竣工予定)の計1,084戸です。THE NORTH RESIDENCEの第一期平均坪単価は約820万円、最上階25億円は関西過去最高額を記録しました。
JR大阪駅直結で7駅13路線利用可能、2031年にはなにわ筋線開通で15路線に増える見込みです。世界最大級の都市公園(約4.5ha)が眼前に広がる立地も魅力です。
購入を検討する際のポイント:
- THE NORTH RESIDENCEは全戸完売済みのため、中古市場での取引またはTHE SOUTH RESIDENCEの販売開始を待つ必要がある
- 周辺タワマンの価格が前年比120-141%と急騰しており、将来的な価格変動リスクに注意が必要
- 超高層マンション(46階・47階建て)のため、管理費・修繕積立金が高額になる可能性がある
- 2027年度まで周辺工事が続くため、騒音・振動が継続する可能性がある
価格情報は執筆時点(2025年)のものであり、最新の価格情報は不動産業者(宅建士)に確認してください。将来的な価格変動リスクや資産価値については、不動産鑑定士やファイナンシャルプランナー等の専門家への相談をおすすめします。
