goo住宅・不動産とは
不動産の売却・購入・賃貸を検討する際、「どの不動産ポータルサイトを使えばいいのか」と迷う方は少なくありません。
この記事では、goo住宅・不動産の特徴、使い方、他の主要サイト(SUUMO、HOME'S等)との比較を、公式情報と実際の利用者の声を元に解説します。
複数のポータルサイトを効率的に活用し、自分に合った物件を見つけられるようになります。
この記事のポイント
- goo住宅・不動産は複数の主要不動産サイトの情報を一括検索できる点が最大の特徴
- 全国1,611万件以上の物件を掲載し、SUUMO、アットホーム、ライフホームズ等の情報を一度に検索可能
- 3ステップで物件探しができ、お気に入り機能で比較・問い合わせが可能
- 他サイトとの使い分けを推奨(一括検索はgoo、詳細検索はSUUMO・HOME'S等)
不動産ポータルサイトの選び方
不動産ポータルサイトを選ぶ際は、以下の4つの比較軸で検討することをおすすめします。
掲載物件数 多くの選択肢から比較検討できるか。全国規模か地域特化か。
検索機能 条件指定の柔軟性、絞り込みの精度、地図検索・通勤時間検索等の機能があるか。
情報の鮮度 物件情報が定期的に更新されているか、成約済み物件が残っていないか。
使いやすさ アプリの操作性、写真の見やすさ、お気に入り機能、問い合わせのしやすさ。
これらの軸で複数のサイトを比較し、自分のニーズに合ったサイトを選ぶことが重要です。
goo住宅・不動産の特徴と強み
goo住宅・不動産は、NTTドコモが提供する不動産情報ポータルサイトです。以下の4つの特徴があります。
(1) 複数サイトの一括検索機能
goo住宅・不動産の最大の特徴は、複数の主要不動産サイトの情報を一度に検索できる点です。
SUUMO、アットホーム、アパマンショップ、ライフホームズ、スモッカなどの情報を一括検索できるため、個別にサイトを回る手間が省けます。
(2) 全国1,611万件以上の掲載物件数
全国1,611万件以上の物件を掲載しており、賃貸・売買・新築・中古・土地など幅広い物件タイプに対応しています。
(3) NTTドコモが提供する信頼性
NTTグループが運営するサービスとして、システムの安定性やセキュリティ面での信頼性があります。
(4) dポイント連携などの特典
2024年11月5日~2025年3月31日の期間中、物件情報ページを閲覧すると毎日3dポイントが貰えるキャンペーンを実施中です(goo IDとd-アカウント連携が必要)。
NTTドコモのサービスとして、dポイント連携などの特典が用意されている点も特徴です。
goo住宅・不動産の使い方
goo住宅・不動産は、公式アプリガイドによると、以下の手順で物件探しができます。
(1) 3ステップの物件探し
ステップ1: エリア・条件指定で検索 都道府県・市区町村、賃料・価格、間取り、駅徒歩などの条件を指定して検索します。
ステップ2: 気に入った物件をお気に入り保存 気に入った物件を「お気に入り」に保存しておくことで、後でまとめて比較できます。
ステップ3: お気に入りをまとめて比較・不動産会社へ問い合わせ お気に入りに保存した物件を比較し、不動産会社へまとめて問い合わせできます。
(2) お気に入り機能で比較
お気に入り機能を活用することで、複数の物件を並べて比較でき、条件の優先順位を整理できます。
(3) アプリのパノラマ機能
iOS・Androidアプリでは、写真を大きく表示するパノラマ機能があり、物件情報が視覚的にわかりやすくなっています。
不動産会社への訪問回数を減らせる可能性があります。
(4) 地域情報の確認
治安や行政サービスなど、物件周辺の地域情報も確認できるため、物件の周辺環境を事前に把握できます。
goo住宅・不動産の評判と口コミ
実際の利用者の声を確認すると、以下のような評価があります。
(1) 物件情報量が多いとの評価
複数の主要サイトの情報を一括検索できるため、「物件情報量が多い」との評価があります。
(2) 複数サイトを個別検索する手間が省ける
「SUUMO、アットホーム、ライフホームズなどを個別に検索する手間が省ける」との高評価があります。
写真が大きめに表示され、パノラマ機能で視覚的にわかりやすいとの声もあります。
(3) 改善が期待される点
一方で、以下の改善が期待される点も指摘されています。
- 電話サポートスタッフの知識不足: 専門的な相談は不動産会社に直接問い合わせる方が確実との声
- 売却相談の取り扱い: 売却相談ページから査定フォームへの誘導が不誠実との指摘があり、直接不動産会社への問い合わせも検討が必要
goo住宅・不動産は情報ポータルサイトであり、実際の物件仲介は各不動産会社が行うため、不動産会社選びは慎重に行うことを推奨します。
goo住宅・不動産と他サイトの比較
(1) SUUMO・HOME'Sとの違い
主要な不動産ポータルサイトの特徴を公平に比較すると、以下のようになります。
| サイト名 | 特徴 | 強み | 使い分け |
|---|---|---|---|
| goo住宅・不動産 | 複数サイト一括検索 | 効率的に幅広く情報収集 | 初期段階の情報収集 |
| SUUMO | 独自掲載物件あり | 詳細な検索機能 | 条件を絞り込んだ検索 |
| HOME'S | 独自掲載物件あり | 地図検索が充実 | 地域・エリア重視の検索 |
(2) 一括検索のメリット・デメリット
メリット
- 複数サイトを個別に検索する手間が省ける
- 幅広い選択肢から比較検討できる
- 見逃しを防げる
デメリット
- 各サイトの独自機能(詳細検索等)は使えない
- 情報が多すぎて選びにくい場合がある
- 最新情報は各サイトや不動産会社で確認が必要
(3) 各サイトの使い分け方
以下のように使い分けることをおすすめします。
初期段階(幅広く情報収集) goo住宅・不動産で複数サイトの情報を一括検索し、候補を絞り込む。
条件絞り込み段階(詳細検索) SUUMO、HOME'S等で詳細な条件指定をして、候補を絞り込む。
最終確認段階 気になった物件の最新情報を各不動産会社の公式サイトや直接問い合わせで確認する。
まとめ:goo住宅・不動産が向いている人・向いていない人
goo住宅・不動産は、複数の主要不動産サイトの情報を一括検索できる点が最大の特徴です。全国1,611万件以上の物件を掲載し、SUUMO、アットホーム、ライフホームズ等の情報を一度に検索できます。
3ステップで物件探しができ、お気に入り機能で比較・問い合わせが可能です。
goo住宅・不動産が向いている人
- 複数サイトを個別に検索する手間を省きたい
- 初期段階で幅広く情報収集したい
- dポイントを貯めたい(NTTドコモユーザー)
他サイトも併用した方が良い人
- 詳細な条件指定で検索したい
- 各サイトの独自機能を使いたい
- 専門的な相談をしたい
効率的な物件探しのために、goo住宅・不動産と他サイトを使い分けながら、信頼できる不動産会社に相談することをおすすめします。
