戸建てのインターネット回線おすすめ|光回線の選び方と料金比較

著者: Room Match編集部公開日: 2025/11/30

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戸建てでテレビとネットをまとめるべき理由

戸建て住宅でインターネット回線を契約する際、「テレビサービスもまとめた方がお得なのか?」と迷う方は少なくありません。

この記事では、戸建て向けインターネット回線の選び方、主要光回線の料金比較、テレビサービスとのセット利用のメリットを、各事業者の公式情報を元に解説します。

初めて光回線を契約する方でも、自分に最適な回線とテレビサービスの組み合わせが見つかります。

この記事のポイント

  • 戸建て向け光回線の月額料金は5,000-6,000円が相場
  • スマホキャリアとのセット割で月額1,000円程度の割引が可能
  • 光回線テレビならアンテナ工事不要で初期費用を削減できる
  • 工事費無料キャンペーンを活用すれば初期費用をほぼゼロにできる
  • 提供エリアの確認と契約期間の縛りに注意が必要

戸建てでテレビとネットをまとめるメリット

アンテナ工事不要で初期費用を削減

光回線のテレビサービス(フレッツ・テレビ、ひかりTV等)を利用すれば、テレビアンテナの設置工事が不要になります。

アンテナ設置工事の費用相場は3-5万円程度ですが、光回線テレビなら工事費無料キャンペーンを活用することで初期費用をほぼゼロに抑えられます。

また、アンテナは悪天候時に受信障害が発生するリスクがありますが、光回線テレビは天候に左右されず安定した視聴が可能です。

スマホセット割で月額料金を節約

光回線とスマホのキャリアを統一することで、スマホセット割が適用されます。

主なセット割の例:

キャリア 対象光回線 割引額(月額)
ドコモ ドコモ光 最大1,100円
au auひかり、ビッグローブ光等 最大1,100円
ソフトバンク ソフトバンク光、NURO光 最大1,100円

家族でスマホを複数台契約している場合、台数分の割引が適用されるため、年間で数万円の節約になる可能性があります。

戸建て向けインターネット回線の種類と特徴

光コラボレーション(ドコモ光・ソフトバンク光等)

光コラボレーションは、NTTのフレッツ光回線を各プロバイダーが借り受けて提供するサービスです。

メリット

  • 全国ほぼすべてのエリアで利用可能
  • スマホキャリアとのセット割が充実
  • 事業者の選択肢が豊富

デメリット

  • 同じ回線を多数のユーザーで共有するため、時間帯により速度低下の可能性

主な光コラボサービス:ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、GMOとくとくBB光等

独自回線(NURO光・auひかり等)

独自回線は、NTT以外の事業者が独自に敷設した光回線を使用するサービスです。

メリット

  • 回線混雑が少なく、高速通信が安定
  • キャッシュバックや工事費無料キャンペーンが充実

デメリット

  • 提供エリアが限定的(特にNURO光は都市部中心)
  • 契約前に必ず提供エリア確認が必要

主な独自回線サービス:NURO光、auひかり、コミュファ光(中部地方)、eo光(関西地方)等

戸建てタイプとマンションタイプの違い

戸建てタイプは一戸建て住宅向けのプランで、専用の光ファイバーケーブルを引き込むため、マンションタイプよりも月額料金が高く設定されています。

項目 戸建てタイプ マンションタイプ
月額料金 5,000-6,000円 4,000-5,000円
通信速度 最大1Gbps-10Gbps 最大1Gbps(配線方式により変動)
工事内容 外壁に光ファイバーを引き込み 建物の共用部から各戸へ配線

主要光回線サービスの料金比較

月額料金の相場(5,000-6,000円)

戸建てタイプの主要光回線サービスの月額料金を比較しました。

サービス 月額料金(戸建て) 最大速度
ドコモ光 5,720円 1Gbps
ソフトバンク光 5,720円 1Gbps
auひかり 5,610円 1Gbps
NURO光 5,200円 2Gbps
ビッグローブ光 5,478円 1Gbps
GMOとくとくBB光 4,818円 1Gbps

(※料金は2025年11月時点の標準プラン。キャンペーンや割引により変動する可能性があります)

工事費用と無料キャンペーン

光回線の工事費用は、戸建ての場合20,000-45,000円が一般的です。

ただし、多くの事業者が「工事費無料」または「工事費実質無料」キャンペーンを実施しています。

工事費無料と実質無料の違い

  • 工事費無料:文字通り工事費が無料
  • 工事費実質無料:工事費を分割払いし、同額を月額割引で相殺する仕組み

注意点:工事費実質無料は契約期間(2-3年)内に解約すると、残債が一括請求されます。引っ越しの予定がある方は注意が必要です。

スマホキャリア別おすすめ光回線

スマホのキャリア別におすすめの光回線をまとめました。

スマホキャリア おすすめ光回線 セット割引額
ドコモ ドコモ光 最大1,100円/月
au auひかり、ビッグローブ光 最大1,100円/月
ソフトバンク ソフトバンク光、NURO光 最大1,100円/月
楽天モバイル GMOとくとくBB光 セット割なし(月額料金が安い)

スマホセット割を活用することで、年間で約13,000円の節約が可能です。

テレビサービスの選び方と費用

光回線テレビとアンテナ設置の比較

戸建てでテレビを視聴する方法は、主に以下の3種類です。

方法 初期費用 月額料金 メリット デメリット
アンテナ設置 3-5万円 0円 ランニングコスト不要 悪天候時の受信障害リスク
光回線テレビ 工事費無料~数千円 825円~ アンテナ不要、安定した視聴 月額料金が発生
ケーブルTV 1-3万円 3,000円~ 専門チャンネルが豊富 月額料金が高い

(出典:スカパー!公式サイト

長期利用を前提とするならアンテナ、引っ越しの可能性があるなら光回線テレビがおすすめです。

主要テレビサービスの月額料金

光回線で利用できる主要テレビサービスの月額料金を比較しました。

サービス 月額料金 視聴可能チャンネル
フレッツ・テレビ(ドコモ光等) 825円 地デジ・BS
ひかりTV(ドコモ光等) 1,100円~ 地デジ・BS・専門チャンネル
ソフトバンク光テレビ 825円 地デジ・BS
スカパー!(光回線対応) 2,409円~ 地デジ・BS・専門チャンネル

(※料金は2025年11月時点。チャンネル数やプランにより変動)

視聴できるチャンネルと画質

光回線テレビサービスでは、地デジ・BS放送に加えて、CS放送や専門チャンネルも視聴可能です。

フレッツ・テレビやソフトバンク光テレビは地デジ・BSのみですが、月額825円と低価格で利用できます。

ひかりTVやスカパー!は映画・スポーツ・アニメ等の専門チャンネルが視聴でき、4K画質にも対応しています。

選び方のポイントと注意点

提供エリアの確認方法

光回線は提供エリアが限定されているサービスがあります。特にNURO光やauひかりは都市部中心のため、契約前に必ず提供エリア確認が必要です。

提供エリア確認方法

  1. 各事業者の公式サイトにアクセス
  2. 「提供エリア検索」ページで郵便番号または住所を入力
  3. 提供可能かどうかを確認

フレッツ光系(光コラボ)は全国ほぼカバーしていますが、地方の一部地域では利用不可の場合もあります。

契約期間と解約時の注意点

多くの光回線サービスは2-3年の契約期間が設定されており、期間内に解約すると違約金が発生します。

主な違約金の相場

  • 戸建てタイプ:5,000-10,000円程度
  • 工事費実質無料の場合:残債(最大20,000-45,000円)が追加請求

引っ越しの予定がある方は、違約金負担や契約期間の縛りがない「縛りなしプラン」を検討することをおすすめします。

新築戸建ての場合の開通までの流れ

新築戸建てでインターネット回線を引く場合、以下の流れで進みます。

  1. 住所登録の確認(引き渡し後すぐ)
  2. 光回線の申し込み(住所登録完了後)
  3. 導入ルートの確認(事業者による現地調査)
  4. 工事日の調整(申し込みから2-4週間後)
  5. 開通工事(立ち会い必須、1-2時間)

注意点

  • 申し込みから開通まで約1ヶ月
  • 繁忙期(3-4月)は最大3ヶ月かかる場合も
  • 引っ越し予定日から逆算して早めに申し込む

(出典:GetNavi web

まとめ:状況別のおすすめと次のステップ

戸建て向けインターネット回線の選び方を、状況別にまとめます。

ドコモユーザー:ドコモ光でセット割を活用 auユーザー:auひかり(提供エリア外ならビッグローブ光) ソフトバンクユーザー:NURO光(提供エリア外ならソフトバンク光) 楽天モバイルユーザー:GMOとくとくBB光で月額料金を節約 テレビもまとめたい:フレッツ・テレビまたはひかりTVを追加

光回線とテレビサービスをまとめることで、アンテナ工事費を削減し、スマホセット割で月額料金も抑えられます。

提供エリアの確認と契約期間の縛りに注意しながら、自分に最適な組み合わせを見つけましょう。

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よくある質問

Q1戸建てでテレビとネットをまとめるとどれくらい安くなる?

A1スマホセット割を活用すれば月額1,000円程度の割引が可能です。また光回線テレビならアンテナ工事費(3-5万円)が不要になり、初期費用を大幅削減できます。ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのスマホを利用している場合、対応する光回線とセットで契約することで、家族のスマホ台数分の割引が適用されるため、年間で数万円の節約になる可能性があります。

Q2光回線のテレビサービスとアンテナ設置はどちらがお得?

A2初期費用は光回線テレビが安い(工事費無料キャンペーンあり)です。ランニングコストはアンテナが有利(月額料金不要)です。長期利用ならアンテナ、引っ越しの可能性があれば光回線テレビがおすすめです。光回線テレビは悪天候による受信障害がなく、安定した視聴が可能というメリットもあります。詳細は各事業者の公式サイトでご確認ください。

Q3工事費無料と実質無料の違いは?

A3工事費無料は文字通り無料です。工事費実質無料は工事費を分割払いし、同額を月額割引で相殺する仕組みです。実質無料は契約期間(2-3年)内に解約すると残債が一括請求される点に注意が必要です。引っ越しの予定がある方は、工事費無料キャンペーンを実施している事業者を選ぶか、契約期間の縛りがないプランを検討することをおすすめします。

Q4新築戸建てでインターネット回線を引くタイミングはいつがベスト?

A4住所登録完了後すぐに申し込むのが理想です。開通まで約1ヶ月、繁忙期(3-4月)は最大3ヶ月かかるため、引っ越し予定日から逆算して早めに申し込むことが重要です。新築住宅の場合、住所登録や導入ルート確認に時間がかかることがあります。引き渡し時に不動産会社や施工会社に住所登録の時期を確認し、登録完了後すぐに光回線の申し込みを行いましょう。

Q5エリアによって選べる光回線が限られることはある?

A5あります。NURO光やauひかりは提供エリアが限定的です。フレッツ光系(光コラボ)は全国ほぼカバーしていますが、地方の一部地域では利用不可の場合もあります。契約前に必ず各事業者の公式サイトで提供エリア確認が必要です。提供エリア外だった場合は、全国展開しているドコモ光やソフトバンク光等の光コラボサービスを検討してください。

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Room Match編集部

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