戸建て住宅のドコモ光|料金プラン・工事費・タイプA/Bの違いを解説

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/31

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戸建て向けドコモ光とは

戸建て住宅のインターネット環境を検討するとき、光回線は快適な通信速度を実現する有力な選択肢です。ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線サービスで、戸建て向けプランが用意されています。

この記事では、戸建て向けドコモ光の料金プラン(タイプA・タイプB)の違い、工事費・初期費用、マンションタイプとの違い、契約時の注意点を解説します。

この記事のポイント

  • 戸建てタイプは月額5,720円(タイプA)または5,940円(タイプB)
  • タイプAは18社、タイプBは6社のプロバイダから選択可能
  • 新規工事費22,000円は無料特典で0円になる場合あり
  • 2年定期契約で月額約1,650円節約、更新月以外の解約は5,500円

料金プラン(タイプA・タイプB)の違い

(1) タイプAの特徴と対応プロバイダ

タイプAは、月額5,720円(2年定期契約)で利用できるプランです。18社のプロバイダから選択でき、料金とサービスのバランスが取れています。

項目 内容
月額料金 5,720円(2年定期契約)
対応プロバイダ 18社
契約期間 2年自動更新

タイプA対応プロバイダ(一部):

  • GMOとくとくBB
  • ドコモnet
  • plala
  • @nifty
  • OCN インターネット など

タイプAは対応プロバイダが多く、選択肢が広いのが特徴です。各プロバイダによって、キャンペーン内容や付加サービスが異なります。

(2) タイプBの特徴と対応プロバイダ

タイプBは、月額5,940円(2年定期契約)で利用できるプランです。タイプAより月額220円高くなりますが、老舗プロバイダが含まれています。

項目 内容
月額料金 5,940円(2年定期契約)
対応プロバイダ 6社
タイプAとの差額 +220円/月

タイプB対応プロバイダ(一部):

  • @T COM
  • TNC
  • AsahiNet など

タイプBは選べるプロバイダが限られますが、長年利用しているプロバイダがタイプBにある場合は、メールアドレスの継続利用などのメリットがあります。

(3) どちらを選ぶべきか

料金面を重視するなら、タイプAがおすすめです。月額220円の差は、年間で2,640円になります。

選び方の目安:

  • 料金を抑えたい → タイプA
  • 既存のプロバイダを継続したい → 該当するタイプを選択
  • 特定のサービスを重視する → 各プロバイダの特典を比較

通信速度はタイプA・Bで違いはありません。プロバイダ選びは、キャンペーン内容や付加サービスで比較することを推奨します。

工事費・初期費用

(1) 派遣工事と無派遣工事の違い

ドコモ光の開通工事には、「派遣工事」と「無派遣工事」の2種類があります。

工事タイプ 費用 立ち会い 対象
派遣工事(新規) 22,000円 必要 光回線未設備の戸建て
無派遣工事 2,200円 不要 フレッツ光からの転用等

派遣工事は、工事担当者が自宅を訪問して光ファイバーの引き込み工事を行います。戸建て新規の場合は、宅内工事と屋外工事が必要です。

無派遣工事は、フレッツ光からドコモ光への転用(光コラボ切り替え)など、既存の設備をそのまま利用できる場合に適用されます。NTT側の設定変更のみで、自宅への訪問はありません。

(2) 新規工事料無料特典

ドコモ光では、「新規工事料無料特典」を実施しています(2025年時点)。この特典を利用すると、通常22,000円の工事費が無料になります。

適用条件:

  • ドコモ光を新規で申し込み
  • 申込み月を含む7ヶ月以内に利用開始

工事費が無料になるため、初期費用は事務手数料3,300円のみとなります。ただし、キャンペーン内容は変更される場合があるため、申込み時に公式サイトで最新情報を確認してください。

(3) 土日・祝日工事の追加料金

土日・祝日・年末年始に工事を希望する場合、追加料金3,300円が発生します。

工事日程 追加料金
平日 なし
土日・祝日 +3,300円
年末年始 +3,300円

引っ越しシーズン(3月〜4月)は工事予約が混み合い、希望日程で取れない場合があります。新築戸建ての入居前には、早めに工事予約を入れることを推奨します。

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マンションタイプとの違い

(1) 月額料金の比較

戸建てタイプとマンションタイプでは、月額料金に約1,000円の差があります。

項目 戸建てタイプ マンションタイプ
タイプA月額 5,720円 4,400円
タイプB月額 5,940円 4,620円
料金差 - 約1,300円安い

マンションタイプは、建物内の複数世帯で回線を共有するため、月額料金が抑えられています。戸建てタイプは1軒の住宅で回線を占有するため、料金が高くなります。

(2) 通信速度の違い

通信速度は、回線を共有するかどうかで違いが出る場合があります。

戸建てタイプの特徴:

  • 回線を1軒で占有
  • 夜間や休日でも速度が安定しやすい傾向

マンションタイプの特徴:

  • 建物内で回線を共有
  • 利用者が多い時間帯は速度低下の可能性

ただし、実際の速度は建物の設備や周辺環境によっても左右されます。戸建てタイプでも、ベストエフォート型のため、理論値通りの速度が保証されるわけではありません。

契約時の注意点

(1) 2年定期契約と解約金

2年定期契約を選択すると、月額料金が安くなりますが、更新月以外の解約には違約金が発生します。

項目 内容
契約期間 2年(自動更新)
解約金(2022年7月以降契約) 5,500円
解約金(2022年6月以前契約) 14,300円
更新月 契約満了月〜翌々月の3ヶ月間

2022年7月以降の契約では、解約金が5,500円に引き下げられています。更新月に解約すれば違約金は発生しません。

(2) 新築戸建てでの導入タイミング

新築戸建てでドコモ光を導入する場合、以下のタイミングで準備を進めることを推奨します。

導入の流れ:

  1. 建築中:配線計画を施工会社と相談(LAN配線の希望等)
  2. 引渡し前:ドコモ光に申込み(工事日程の調整)
  3. 入居後:開通工事(派遣工事の場合は立ち会い)

工事予約は混雑する場合があるため、入居日が決まったら早めに申し込むことが重要です。特に引っ越しシーズン(3月〜4月)は、1ヶ月以上待つケースもあります。

(3) 10ギガプランの提供エリア

より高速な通信を求める場合、「ドコモ光 10ギガ」プランも選択肢になります。ただし、提供エリアが限定されています。

項目 内容
月額料金(タイプA) 6,380円(2年定期契約)
通信速度 最大10Gbps
提供エリア 一部地域のみ

10ギガプランの提供エリアは、NTTドコモ公式サイトで確認できます。対応エリア外の場合は、通常の1ギガプランが選択肢となります。

まとめ:戸建てプランの選び方

戸建て向けドコモ光は、タイプA(月額5,720円)とタイプB(月額5,940円)の2プランがあります。料金を重視するならタイプAが220円安くおすすめです。

選び方のポイント:

条件 おすすめの選択
料金を抑えたい タイプA(月額5,720円)
既存プロバイダを継続したい 該当するタイプを選択
初期費用を抑えたい 新規工事料無料特典を活用
速度を重視 10ギガプラン(提供エリア限定)

契約前の確認事項:

  • 2年定期契約の解約金(5,500円)を理解する
  • 工事日程は早めに予約(特に引っ越しシーズン)
  • 10ギガプランは提供エリアを事前確認

料金プランやキャンペーン内容は変更される場合があります。契約前にNTTドコモ公式サイトで最新情報を確認してください。

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よくある質問

Q1タイプAとタイプBの違いは何ですか?

A1対応プロバイダと月額料金が異なります。タイプAは月額5,720円で18社のプロバイダから選択可能、タイプBは月額5,940円で6社から選べます。料金差は月額220円(年間2,640円)で、タイプAの方がコストパフォーマンスに優れています。通信速度に違いはありません。

Q2工事費はいくらかかりますか?

A2戸建て新規の派遣工事は22,000円です。ただし「新規工事料無料特典」を利用すれば、工事費は無料になります(2025年時点)。フレッツ光からの転用の場合は無派遣工事で2,200円です。土日・祝日の工事には追加料金3,300円が発生します。

Q3マンションタイプと戸建てタイプの違いは?

A3月額料金と回線の共有形態が異なります。戸建てタイプはマンションタイプより月額約1,300円高いですが、回線を1軒で占有するため、夜間や休日でも速度が安定しやすい傾向があります。マンションタイプは建物内で回線を共有するため、利用者が多い時間帯は速度低下の可能性があります。

Q4解約金は発生しますか?

A42年定期契約の場合、更新月(契約満了月〜翌々月の3ヶ月間)以外に解約すると違約金が発生します。2022年7月以降の契約は5,500円、2022年6月以前の契約は14,300円です。更新月に解約すれば違約金は発生しません。

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