多摩市の土地価格相場|エリア別地価と購入の狙い目
多摩市の土地価格の全体像
多摩市の公示地価は平均約23.6万円/㎡、坪単価に換算すると約78万円です。前年比+3.2%の上昇傾向にあり、多摩ニュータウンの再生事業や京王線・小田急線沿線の利便性が評価されています。
住宅地の坪単価は平均約65万円、商業地は約158万円と、用途による差が大きいのが特徴です。多摩センター駅周辺の商業地と、丘陵地に広がる住宅地では地価水準が大きく異なります。
多摩市は1970年代の多摩ニュータウン開発で一気に市街化が進んだ街です。計画的に整備された街区が多く、道路幅員や区画整理の状況が良好なエリアが目立ちます。一方で、丘陵地特有の高低差があるため、同じ町内でも接道条件や日当たりによって価格差が生じやすい点は押さえておきましょう。
エリア別の地価比較
多摩市内の地価はエリアによって3倍以上の開きがあります。主要エリアの坪単価を見ていきます。
駅近・商業寄りエリア(坪単価80万円以上)
関戸エリアが市内最高値の坪単価約134万円です。聖蹟桜ヶ丘駅前の商業・住宅混在地域で、京王線の特急停車駅という利便性が地価を支えています。駅周辺は再開発も進んでおり、今後も底堅い需要が見込まれます。
一ノ宮エリアは坪単価約108万円。聖蹟桜ヶ丘駅の南側に位置し、多摩川に近い平坦地です。関戸と並んで市内では高値圏ですが、駅徒歩圏で平坦な土地を探すならこのエリアが中心になります。
落合エリアは坪単価約101万円。多摩センター駅に近く、商業施設へのアクセスが良好です。多摩ニュータウンの中核エリアとして生活利便性が高い地域です。
中間価格帯エリア(坪単価55〜80万円)
永山エリア(坪約78万円)は京王永山駅・小田急永山駅の2路線が使え、通勤利便性に対するコストパフォーマンスが高い地域です。
乞田エリア(坪約71万円)、唐木田エリア(坪約72万円)、鶴牧エリア(坪約72万円)は多摩センター〜永山間の住宅地帯。計画的に整備された街区が多く、区画が整っているため注文住宅用地として人気があります。
馬引沢エリア(坪約66万円)、諏訪エリア(坪約64万円)、桜ヶ丘エリア(坪約63万円)は中堅価格帯。多摩ニュータウンの初期開発エリアが多く、建て替え需要に伴う土地の流通も見られます。
貝取エリア(坪約59万円)は永山駅から少し距離がありますが、緑が多く静かな住環境です。
郊外・丘陵エリア(坪単価55万円以下)
南野エリア(坪約52万円)、愛宕エリア(坪約52万円)、和田エリア(坪約51万円)は多摩市の外縁部。駅からの距離はありますが、広めの区画が手に入りやすい地域です。
落川エリア(坪約51万円)、連光寺エリア(坪約50万円)は市の東側に位置し、多摩丘陵の自然が残るエリアです。
聖ヶ丘エリアは市内最安値の坪単価約42万円。丘陵上の住宅地で、高低差があるものの広い区画と緑豊かな環境が特徴です。バス便が中心になるため、車を前提とした生活になります。
周辺市との比較
多摩市の住宅地坪単価約65万円は、南多摩エリアの中では中位の水準です。
隣接する稲城市は坪単価60〜70万円程度で多摩市と同水準ですが、南武線沿線は多摩市より割安な場合があります。八王子市は市域が広く幅がありますが、多摩境・南大沢エリアで坪50〜60万円程度と多摩市の郊外エリアに近い水準です。
府中市や調布市は京王線の都心寄りに位置するため坪80〜120万円と高めです。多摩市は都心から30〜40分圏内でありながら、府中・調布より2〜3割安い水準で土地を取得できる点が魅力です。
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予算3,000万円以下で探す場合
聖ヶ丘・連光寺・南野エリアが候補になります。坪単価42〜52万円のため、30坪(約100㎡)の土地なら1,300〜1,600万円程度。建物と合わせて総額4,000〜5,000万円台に収められる可能性があります。駅からはバス利用になりますが、多摩ニュータウンの生活インフラ(スーパー・病院・学校)は整っています。
予算3,000〜4,500万円で探す場合
永山・鶴牧・唐木田エリアが中心です。坪単価70万円前後のため、30坪で約2,100万円。駅徒歩圏も視野に入り、通勤利便性と住環境のバランスが取りやすい価格帯です。多摩センター駅周辺の商業施設も徒歩・自転車圏内で、子育て世帯に人気があります。
駅近・資産性重視の場合
関戸・一ノ宮・落合エリアは坪100万円以上ですが、聖蹟桜ヶ丘駅や多摩センター駅の徒歩圏は資産価値の下落リスクが小さい傾向にあります。特に聖蹟桜ヶ丘駅前は再開発が進んでおり、中長期的な資産性を重視するなら検討の価値があります。
多摩市の土地購入で押さえておきたいポイント
多摩市は丘陵地に開発されたニュータウンが主体のため、いくつか特有の注意点があります。
高低差と造成の確認が重要です。丘陵地では擁壁の有無や状態が建築コストに直結します。古い擁壁がある土地は、建て替え時に擁壁のやり直しが必要になるケースがあり、数百万円の追加費用が発生することもあります。
地区計画・建築協定の確認も欠かせません。多摩ニュータウン区域内は地区計画で建ぺい率・容積率・壁面後退などが細かく定められている場所があります。希望する建物プランが建てられるか、事前に確認しましょう。
バス路線の将来性も考慮に入れてください。駅から離れたエリアではバスが主要な交通手段になりますが、人口減少に伴うバス路線の縮小リスクがあります。複数路線が通るバス停に近い土地を選ぶのが安心です。
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よくある質問
- 多摩市の土地の坪単価はいくらぐらいですか?
- 多摩市の住宅地の平均坪単価は約65万円です。最も高い関戸エリアで坪約134万円、最も安い聖ヶ丘エリアで坪約42万円と、エリアによって3倍以上の差があります。
- 多摩市で土地価格が安いエリアはどこですか?
- 聖ヶ丘(坪約42万円)、連光寺(坪約50万円)、落川(坪約51万円)などが比較的安い地域です。駅からはバス利用になりますが、生活インフラは整っており、広めの区画が手に入りやすいエリアです。
- 多摩市の地価は上がっていますか?
- 多摩市の公示地価は前年比+3.2%の上昇傾向にあります。多摩ニュータウンの再生事業や交通利便性の再評価が背景にあり、特に駅周辺エリアで上昇が顕著です。
- 多摩市で注文住宅用の土地を探すならどのエリアがおすすめですか?
- 永山・鶴牧・唐木田エリアは坪単価70万円前後で、計画的に整備された区画が多いため注文住宅向きです。駅徒歩圏も狙え、多摩センター駅の商業施設も利用しやすい立地です。
