江戸川区の中古マンション相場|平均3,667万円・エリア別の狙い目

江戸川区の中古マンション相場の全体像

江戸川区の中古マンションは平均価格が約3,667万円、㎡単価は約60万円(坪単価約187万円)だ。平均専有面積は約65平米で、ファミリー向けの3LDKが主力の物件構成になっている。

前年比35.8%の上昇と、23区の中でも特に強い値上がりを見せている。都心の価格高騰を受けて、相対的に割安な江戸川区に需要がシフトしている影響が大きい。

間取り別の目安は以下のとおりだ。

  • 2LDK: 約2,917万円
  • 3LDK: 約4,387万円
  • 4LDK: 約5,365万円

現在の売出物件数は約734件と非常に多く、23区の中でもトップクラスの流通量がある。選択肢の多さは江戸川区でマンションを探す大きなメリットだ。

エリアによる価格差とその理由

江戸川区は東西に広く、エリアによって交通アクセスと相場が大きく異なる。

葛西・西葛西エリア

東京メトロ東西線が通るこのエリアは、大手町・日本橋方面への通勤に便利で、江戸川区内でもっとも人気が高い。特に西葛西は「リトルインディア」として多文化な雰囲気があり、独特の活気がある。駅周辺はスーパーや飲食店が充実し、葛西臨海公園にも近い。マンション価格は区内ではやや高めだが、東西線沿線の中央区・江東区と比べれば明確に割安だ。

船堀・一之江エリア

都営新宿線沿線のこのエリアは、新宿方面へのアクセスが良い。船堀駅にはタワーホール船堀があり、駅前が整備されている。葛西エリアに比べると相場がひと回り安く、3LDKで3,500万〜4,000万円台が中心的な価格帯になる。ファミリー層が広めの物件を探しやすいエリアだ。

小岩・平井エリア

JR総武線沿線のこのエリアは、秋葉原・新宿方面に直通でアクセスできる。小岩駅は再開発が進行中で、駅前に大規模な商業施設や住宅が計画されている。現時点では再開発前の相場で物件が出ているため、将来的な値上がりを期待する層にとっては狙い目になる。

瑞江・篠崎エリア

都営新宿線の終点に近いこのエリアは、江戸川区内でもっとも相場が安い水準だ。駅から離れると住宅街が広がり、車がないと不便な場所もある。そのぶん広い物件が手ごろな価格で見つかり、2,000万円台で3LDKが出ることもある。

築年数による価格の落ち方

江戸川区の中古マンションは築年数による価格差が明確に出ている。

  • 築10年以内: 平均約6,534万円。新築に近い設備と管理状態で、価格は高めだが値下がりリスクは小さい
  • 築20年以内: 平均約5,509万円。築10年以内より約1,000万円安く、設備もまだ十分に使える。コストパフォーマンスの良いゾーン

築20年超の物件も流通量は多い。管理状態が良好で大規模修繕が計画的に行われている物件なら、リノベーション前提で取得するのも有効な選択肢だ。

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周辺区との比較

江戸川区の㎡単価約60万円は、隣接する江東区(約100万円)と比べると4割ほど安い。同じ東西線沿線でも、門前仲町(江東区)と西葛西(江戸川区)では大きな価格差がある。

葛飾区とはほぼ同水準で、足立区よりやや高い程度だ。千葉県側の市川市・浦安市と比較されることも多く、東西線沿線では浦安市のほうが高い傾向にある。「東京都内」の住所にこだわるなら江戸川区、湾岸の新しい街並みを求めるなら浦安という使い分けになる。

江戸川区で狙い目の条件

734件の豊富な売出物件から、以下の条件を意識すると良い物件に出会いやすい。

  • 船堀・一之江の築15〜20年: 都営新宿線沿線で相場が安めのゾーン。3LDKで3,500万〜4,000万円台が狙える
  • 小岩駅周辺の再開発前物件: 再開発による将来的な値上がりポテンシャルがある。現時点では比較的安い価格で取得可能
  • 西葛西の築20年超・駅徒歩10分以内: 東西線の利便性を享受しつつ、築年数で価格を抑える戦略。リノベーション前提なら3,000万円前後も視野に入る

前年比35.8%の上昇は目を引く数字だが、もともと安かった水準からの上昇であり、3LDKで4,000万円台は都内としてはまだ手が届きやすい。都心での価格高騰が続く限り、江戸川区への需要シフトは続く見通しだ。

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よくある質問

江戸川区の中古マンションの平均価格はいくらですか?
平均価格は約3,667万円、㎡単価は約60万円です。間取り別では2LDKが約2,917万円、3LDKが約4,387万円、4LDKが約5,365万円が目安です。23区の中では手の届きやすい価格帯です。
江戸川区で中古マンションが安いエリアはどこですか?
瑞江・篠崎エリア(都営新宿線終点付近)が区内でもっとも安い水準です。2,000万円台で3LDKが出ることもあります。船堀・一之江エリアも葛西に比べて相場が抑えめで、3LDKで3,500万〜4,000万円台が中心です。
江戸川区の中古マンション相場はなぜ上がっているのですか?
前年比35.8%の上昇は、都心の価格高騰を受けて相対的に割安な江戸川区に需要がシフトしている影響が大きいです。東西線や都営新宿線で都心にアクセスしやすい利便性も評価されています。
江戸川区と江東区のマンション相場はどのくらい違いますか?
江戸川区の㎡単価約60万円に対し、江東区は約100万円と4割ほど高いです。同じ東西線沿線でも門前仲町(江東区)と西葛西(江戸川区)では大きな価格差があり、江戸川区のほうが割安です。

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