スマホで相続手続き|必要なもの・できること・進め方を解説

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公開日: 2026/1/17

スマホで相続手続きを進める方法とは

親が亡くなった後、相続手続きが発生すると「何度も役所や銀行に足を運ばなければならないのでは」と不安を感じる方は多いのではないでしょうか。実は近年、相続に関する手続きの多くはスマホやパソコンを活用してオンラインで進められるようになっています。

特に共働き世帯や遠方に住んでいる相続人にとって、平日の日中に何度も窓口に出向くのは大きな負担です。オンライン化が進んだ現在では、戸籍の収集から相続登記まで、自宅にいながら手続きを完了させることも可能になりました。

この記事では、スマホを使って相続手続きを効率的に進める方法について、必要な準備から具体的な流れまでを解説します。

相続手続きの全体の流れ

相続手続きと一口に言っても、実際にはさまざまなステップがあります。大きく分けると以下のような流れになります。

  1. 死亡届の提出(7日以内)
  2. 相続人の確定(戸籍謄本の収集)
  3. 相続財産の調査(預貯金・不動産など)
  4. 遺産分割協議(相続人間での話し合い)
  5. 各種名義変更・相続登記

このうち、戸籍謄本の収集や相続登記の申請など、従来は役所や法務局に何度も足を運ぶ必要があった手続きが、オンライン対応可能になっています。

ただし、すべてを自分一人で進めようとすると、書類の不備ややり直しで余計な時間がかかることも少なくありません。相続手続きに不慣れな場合は、代行サービスを活用してオンラインで完結させる方法も選択肢として検討してみてください。

仕事で忙しい方や遠方に住んでいる方でも、オンライン完結型のサービスを利用すれば、自宅から相続手続きを進めることができます。

自宅にいながら相続手続き【相続ナビ】

スマホで相続手続きを進めるために必要なもの

相続手続きをオンラインで進めるためには、いくつかの準備が必要です。以下にまとめました。

基本的に必要なもの

  • スマホまたはパソコン
  • インターネット環境
  • メールアドレス(各種サービスの登録用)

相続登記のオンライン申請で追加で必要なもの

自分で法務局にオンライン申請を行う場合は、以下も必要になります。

  • マイナンバーカード(電子署名用)
  • ICカードリーダー(パソコンの場合)
  • 本人確認書類

なお、法務局のオンライン申請に使う「申請用総合ソフト」はWindowsのみ対応で、Macでは利用できない点に注意が必要です。Macユーザーの場合は、代行サービスを利用するか、Windows環境を用意する必要があります。

代行サービスを利用する場合

相続手続き代行サービスを利用する場合は、ICカードリーダーなどの専用機器は不要で、スマホとインターネット環境があれば相談から手続き完了まで進められるのが一般的です。

具体的な手順ステップ

ステップ1:相続人の確定(戸籍収集)

相続手続きの第一歩は、相続人が誰かを確定させることです。これには被相続人(亡くなった方)の出生から死亡までの連続した戸籍謄本を収集する必要があります。

戸籍は本籍地のある市区町村役場で取得しますが、郵送請求も可能です。ただし、被相続人が転籍を繰り返していた場合は複数の役場に請求が必要となり、すべて揃えるまでに1〜2ヶ月かかることも珍しくありません。

この戸籍収集は代行サービスでも対応しているケースが多く、面倒な収集作業を任せられます。

ステップ2:相続財産の調査

相続財産の調査では、以下のようなものを確認します。

  • 預貯金:各金融機関に残高証明書を請求
  • 不動産:登記事項証明書を取得(オンライン請求可能)
  • 有価証券:証券会社に照会
  • その他:生命保険、自動車、借入金など

不動産の登記情報は「登記・供託オンライン申請システム」を使えば、スマホやパソコンから取得できます。

ステップ3:遺産分割協議

相続人が複数いる場合は、誰がどの財産を相続するかを話し合います。話し合いがまとまったら遺産分割協議書を作成し、全員が署名・押印します。

遺産分割協議書のひな形は法務局のウェブサイトで確認できます。

ステップ4:各種名義変更・相続登記

遺産分割協議が終わったら、各種の名義変更を行います。

  • 預貯金:各金融機関での解約・名義変更手続き
  • 不動産:法務局での相続登記
  • 有価証券:証券会社での名義変更

2024年4月から相続登記が義務化され、相続を知った日から3年以内に登記を行わないと10万円以下の過料が科される可能性があります。期限内に確実に完了させるためにも、早めに手続きを進めることが重要です。

スマホで手続きを進める際の注意点

よくある詰まりポイント

オンラインで相続手続きを進める際に、つまずきやすいポイントがいくつかあります。

1. 戸籍の読み方がわからない

古い戸籍は手書きで記載されていることも多く、内容を正確に読み取るのが難しいことがあります。相続関係説明図を作成する際には、戸籍の内容を正確に転記する必要があるため、不慣れな場合は専門家のサポートを受けるのが安心です。

2. 相続関係説明図の作成ミス

法務局に提出する相続関係説明図に不備があると、申請がやり直しになることがあります。法務局のウェブサイトでテンプレートが公開されていますので、それを参考に正確に作成してください。

3. 書類の収集漏れ

必要書類が一つでも揃っていないと手続きが進みません。特に戸籍は「出生から死亡まで連続したもの」が必要で、一部でも欠けていると受理されません。

解決策:代行サービスの活用

相続手続きの各ステップには専門知識が必要な場面が多く、自分で進めようとして途中で行き詰まるケースも少なくありません。

相続手続きの代行サービスを利用すれば、戸籍収集から相続登記までをオンライン中心でワンストップで任せることができます。「手続きチェックリスト」機能を提供しているサービスもあり、逝去後に必要な手続きを網羅的に確認しながら進められるのが特徴です。

今日からできる一歩

相続手続きを後回しにしていると、相続登記の期限(3年以内)があっという間に近づいてきます。特に仕事で忙しい方や、実家と離れた場所に住んでいる方は、早めに動き始めることが大切です。

今日からできる最初の一歩として、以下のことを始めてみてください。

  1. 必要書類のリストアップ:どの戸籍が必要か、どの金融機関に口座があるかを書き出す
  2. 相続人の確認:誰が相続人になるかを整理する
  3. 相続代行サービスの比較検討:自分で進めるか、代行を依頼するかを決める

自分で進める時間がない場合は、オンライン完結型の相続手続き代行サービスを検討してみるのも一つの方法です。相談から完了までスマホやパソコンで完結でき、何度も役所に足を運ぶ必要がありません。

相続手続きは人生でそう何度も経験するものではなく、不安を感じるのは当然のことです。専門家のサポートを受けながら、一つずつ確実に進めていきましょう。

自宅にいながら相続手続き【相続ナビ】

よくある質問

Q1相続手続きはすべてスマホだけで完結できますか?

A1戸籍の郵送請求や相続登記のオンライン申請など、多くの手続きはスマホやパソコンから進められます。ただし、遺産分割協議書への署名・押印など、対面や郵送でのやり取りが必要な場面もあります。相続ナビのような代行サービスを利用すれば、相談から手続き完了までのほとんどをオンラインで完結できます。

Q2相続登記をオンラインで自分で申請するには何が必要ですか?

A2法務局のオンライン申請には、マイナンバーカード(電子署名用)、ICカードリーダー、Windowsパソコンが必要です。申請用総合ソフトはMacには対応していないため、Mac環境のみの場合は代行サービスの利用も検討してみてください。

Q3相続手続きにはどのくらいの期間がかかりますか?

A3スムーズに進んだ場合でも、戸籍収集から相続登記完了まで2〜3ヶ月程度かかるのが一般的です。被相続人の転籍が多い場合や、相続人間での話し合いに時間がかかる場合はさらに長期化することもあります。2024年4月からは相続登記の義務化により3年以内の期限が設けられているため、早めに着手することをおすすめします。

Q4相続手続き代行サービスを使うメリットは何ですか?

A4戸籍収集や書類作成など時間のかかる作業を任せられるため、仕事や家事と並行しやすいのが大きなメリットです。また、専門家が対応することで書類の不備によるやり直しリスクを減らせます。銀行の相続代行サービスと比較して費用が抑えられるケースもあると言われています。

Q5遠方に住んでいても相続手続きは進められますか?

A5はい、進められます。戸籍は郵送で請求できますし、相続登記もオンライン申請が可能です。オンライン完結型の相続手続き代行サービスを利用すれば、実家から離れていても自宅にいながら手続きを完了させることができます。何度も帰省する必要がないのは、遠方在住の方にとって大きな安心材料です。