中古戸建東京の完全ガイド

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/9

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東京で中古戸建てを購入する魅力とは

東京で住宅購入を検討する際、「新築と中古、どちらが良いのか」「中古戸建ての相場はどのくらいなのか」と迷う方は少なくありません。特に都心部では新築価格が高騰しており、中古戸建てという選択肢が注目されています。

この記事では、東京都の中古戸建て市場の最新動向、エリア別の価格相場、購入時の注意点を、LIFULL HOME'Sアットホームなどの公式データを元に解説します。

初めて中古戸建てを購入する方でも、エリア選びから資金計画まで、必要な知識を体系的に把握できます。

この記事のポイント

  • 東京都の中古戸建て平均価格は2025年時点で5,569万円(前年比3.5%下降)
  • 23区内は3,000万円~1億円以上、都下(郊外)は2,000万円台から購入可能
  • 人気エリアは八王子市、葛飾区、杉並区が上位(中央線・小田急線沿線が人気)
  • 旧耐震基準物件(1981年5月以前)は倒壊リスクが高く、新耐震基準以降を推奨
  • 修繕費・リフォーム費を含めた総額での資金計画が必須(数百万円かかる場合も)

東京で中古戸建て購入が選ばれる理由

東京都内で中古戸建てが選ばれる背景には、価格面・立地面での明確なメリットがあります。

(1) 新築との価格差とコストパフォーマンス

新築戸建ては建築費の高騰により、東京都内では5,000万円を大きく超えることが一般的です。一方、中古戸建ては築年数に応じて価格が下がるため、同じ立地でも新築より2,000~3,000万円安く購入できる場合があります。

LIFULL HOME'Sによると、2025年の東京都中古戸建て平均価格は5,569万円で、前年比3.5%下降しています。特に都下(八王子市、町田市など)では2,000万円台から購入可能な物件も多く、予算を抑えたい方にとって魅力的な選択肢です。

(2) 住みたい場所を選びやすいメリット

新築戸建ては都心部では供給が限られ、郊外の新興住宅地が中心になります。中古戸建てであれば、既に開発された成熟した住宅街(駅近、学区、商業施設が充実)で物件を選ぶことができます。

実際に人気の中央線沿線(荻窪、吉祥寺、国立)や小田急線沿線(下北沢、成城学園前)では、中古戸建ての流通量が多く、希望エリアで物件を見つけやすいという利点があります。

(3) リフォーム・リノベーション前提の購入

中古戸建てを購入し、リフォームやリノベーションで自分好みの住空間を作る手法が定着しています。新築よりも総額を抑えながら、間取り変更や設備更新が可能です。

ただし、リフォーム費用は数百万円~1,000万円以上かかる場合もあるため、物件価格とリフォーム費の総額で予算を組むことが重要です。

東京都の中古戸建て価格相場とエリア別動向

東京都の中古戸建て相場は、エリアによって大きく異なります。以下、2025年の最新データを基に解説します。

(1) 2025年の平均価格(5,569万円)と前年比推移

LIFULL HOME'Sによると、2025年の東京都中古戸建て平均価格は5,569万円で、前年比3.5%下降しています。一方、アットホームの調査では、東京23区の2025年上期の価格は前期比+5.0%と大幅上昇し、2017年以降最高額を更新しています。

この差は、23区内の価格高騰と都下の価格安定(または下落)が混在しているためです。

(2) 23区内vs都下の価格差(3,000万円~1億円vs2,000万円台~)

東京都内の中古戸建て価格は、以下のように大きく二分されます。

エリア 価格帯 特徴
東京23区 3,000万円~1億円以上 駅近・3階建が多い(41.2%)、利便性重視
都下(郊外) 2,000万円台~5,000万円 敷地が広い、自然環境が豊か

(出典: LIFULL HOME'Sアットホーム

23区内では3階建物件が41.2%を占める一方、都下では5.7%に留まります。これは土地価格の差を反映しており、限られた敷地を有効活用するための3階建が23区で主流となっています。

(3) 人気エリアランキング(八王子市・葛飾区・杉並区)

SUUMOの人気市区町村ランキング(2025年)では、以下のエリアが上位を占めています。

  1. 八王子市(都下): 2,000万円台から購入可能、自然環境と利便性のバランスが良い
  2. 葛飾区(23区): 3,000万円台から、下町情緒と子育て環境が魅力
  3. 杉並区(23区): 4,000万円台~、閑静な住宅街、教育環境が充実

これらのエリアは、価格と住環境のバランスが取れていることが人気の理由です。

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おすすめエリアと路線別の特徴

東京都内で中古戸建てを探す際、路線選びが重要です。以下、人気路線とその特徴を紹介します。

(1) 中央線沿線(荻窪・吉祥寺・国立・立川・八王子)

中央線は都心へのアクセスが良く、沿線に中古戸建て物件が豊富です。

  • 荻窪(杉並区): 新宿まで約10分、商店街が充実
  • 吉祥寺(武蔵野市): 住みたい街ランキング常連、駅周辺は商業施設が充実
  • 国立(国立市): 文教地区、閑静な住宅街
  • 立川(立川市): 商業施設が充実、子育て支援が手厚い
  • 八王子(八王子市): 2,000万円台から購入可能、自然環境が豊か

(2) 小田急線沿線(下北沢・成城学園前・町田)

小田急線も人気路線の一つです。

  • 下北沢(世田谷区): 若者に人気、個性的な商店街
  • 成城学園前(世田谷区): 高級住宅街、教育環境が良い
  • 町田(町田市): 2,000万円台から、商業施設が充実

(3) 西武池袋線・東武東上線沿線

都心へのアクセスと価格のバランスが取れた路線です。

  • 西武池袋線(練馬区、所沢市など): 池袋まで約20分、価格は比較的抑えられる
  • 東武東上線(板橋区、和光市など): 池袋まで約15分、ファミリー層に人気

中古戸建て購入の流れと注意点

中古戸建てを購入する際は、新築にはないチェックポイントがあります。

(1) 物件探しと内覧のチェックポイント

内覧時は、以下の点を重点的に確認しましょう。

  • 外観: 屋根・外壁・基礎にひび割れや劣化がないか
  • 雨の日に見学: 雨漏りや排水不良を確認できる
  • 設備: キッチン・浴室・トイレの状態、給湯器の年数
  • 周辺環境: 日当たり、騒音、ゴミ置き場、駐車場の有無

スムストックによると、雨の日に現場を見ることで、晴れた日には分からない不具合をチェックできます。

(2) 耐震性の確認(旧耐震基準vs新耐震基準)

耐震基準は中古戸建て購入で最も重要なポイントです。

基準 適用時期 耐震性 リスク
旧耐震基準 1981年5月以前 震度5強程度 倒壊リスク高
新耐震基準 1981年6月以降 震度6強~7程度 リスク低減
2000年基準 2000年6月以降 より高い耐震性 推奨

旧耐震基準の物件は、大地震時の倒壊リスクが高いため、新耐震基準(1981年6月以降)または2000年以降の物件を推奨します。

(3) ホームインスペクション(住宅診断)の活用(費用5-7万円)

ホームインスペクション(既存住宅状況調査)とは、専門家が住宅の劣化状況を調査するサービスです。費用は5-7万円程度で、購入申込から契約までの間に実施します。

LIFULL HOME'Sによると、ホームインスペクションを実施することで、購入後の修繕費用を事前に把握でき、トラブル回避につながります。

(4) 契約不適合責任の期間確認

契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)とは、売主が物件の欠陥に対して責任を負う制度です。

  • 売主が不動産会社: 2年間が一般的
  • 売主が個人: 2-3ヶ月が一般的、または免責の場合もある

契約前に、契約不適合責任の期間と内容を必ず確認しましょう。特に個人間売買では、売主が責任を負わない契約もあるため注意が必要です。

諸費用・税金と資金計画

中古戸建て購入時には、物件価格以外に諸費用が発生します。

(1) 購入時の諸費用内訳(仲介手数料・登記費用・不動産取得税)

主な諸費用は以下の通りです。

項目 目安額 内容
仲介手数料 物件価格の3%+6万円+消費税 不動産会社への報酬
登記費用 30-50万円 所有権移転登記、司法書士報酬
不動産取得税 固定資産税評価額の3% 軽減措置あり
火災保険 10年一括20-30万円 必須
印紙税 1-3万円 契約書に貼付

諸費用の合計は、物件価格の5-10%が目安です。5,000万円の物件であれば、250-500万円の諸費用が必要になります。

(2) リフォーム・修繕費用の見積もり(数百万円かかる場合も)

中古戸建ては、購入後に修繕やリフォームが必要になる場合があります。

  • 水回り(キッチン・浴室・トイレ): 100-300万円
  • 外壁・屋根塗装: 100-200万円
  • 間取り変更: 500-1,000万円以上

スムストックによると、修繕費用は数百万円かかる場合もあるため、物件価格とリフォーム費の総額で予算を組むことが重要です。

(3) 住宅ローン減税の要件(1982年以降築または耐震基準適合証明書)

住宅ローン減税は、以下の要件を満たせば適用されます(2025年時点)。

  • 1982年以降築の物件
  • または耐震基準適合証明書を取得

LIFULL HOME'Sによると、1982年以降築であれば住宅ローン減税の対象です。それ以前の物件でも、耐震基準適合証明書を取得すれば適用可能です。

税制は改正される可能性があるため、購入時には必ず最新情報を確認してください。

まとめ:エリア選びと購入戦略

東京都の中古戸建て市場は、23区内の価格高騰と都下の価格安定が併存しています。2025年の平均価格は5,569万円ですが、エリア選びによっては2,000万円台から購入可能です。

人気エリア(八王子市、葛飾区、杉並区)や人気路線(中央線、小田急線)では物件流通量も多く、希望に合った物件を見つけやすいでしょう。

購入時は、耐震性(新耐震基準以降を推奨)、ホームインスペクションの実施、契約不適合責任の期間確認が重要です。また、修繕費・リフォーム費を含めた総額での資金計画を立てることで、購入後のトラブルを回避できます。

信頼できる不動産会社や宅地建物取引士に相談しながら、無理のない購入計画を進めましょう。

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よくある質問

Q1東京の中古戸建て相場はどのくらいですか?

A12025年の東京都中古戸建て平均価格は5,569万円で、前年比3.5%下降しています。ただし、エリアによって大きく異なり、23区内は3,000万円~1億円以上、都下(八王子市、町田市など)は2,000万円台から購入可能です。23区内では2025年上期に前期比+5.0%の大幅上昇があり、2017年以降最高額を更新しています。

Q2どのエリアが人気ですか?

A2SUUMOの人気市区町村ランキング(2025年)では、第1位が八王子市、第2位が葛飾区、第3位が杉並区です。路線別では、中央線沿線(荻窪・吉祥寺・国立・立川・八王子)、小田急線沿線(下北沢・成城学園前・町田)が人気です。これらのエリアは、価格と住環境のバランスが良く、都心へのアクセスも優れています。

Q3旧耐震基準の物件は避けるべきですか?

A31981年5月以前に建築された旧耐震基準の物件は、震度5強程度にしか耐えられず、大地震時の倒壊リスクが高いため、購入は慎重に検討する必要があります。新耐震基準(1981年6月以降)または2000年基準(2000年6月以降)の物件を推奨します。旧耐震基準の物件を購入する場合は、耐震診断や耐震補強工事の費用も考慮しましょう。

Q4住宅ローン減税は受けられますか?

A41982年以降に築された物件、または耐震基準適合証明書を取得した物件であれば、住宅ローン減税の対象となります(2025年時点)。1982年以前の物件でも、耐震基準適合証明書を取得すれば適用可能です。税制は改正される可能性があるため、購入時には国税庁の公式サイトや税理士に最新情報を確認することをおすすめします。

Q5ホームインスペクションは必要ですか?

A5ホームインスペクション(既存住宅状況調査)は必須ではありませんが、実施を強く推奨します。費用は5-7万円程度で、専門家が住宅の劣化状況を調査します。これにより、購入後の修繕費用を事前に把握でき、想定外の出費を防ぐことができます。購入申込から契約までの間に実施するのが一般的です。

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