マンションでソフトバンク光を選ぶメリット
マンションでインターネット回線を導入する際、ソフトバンク光は月額料金が手頃で、ソフトバンクのスマートフォンとのセット割引も充実しています。2024年現在、工事費実質無料キャンペーンも実施されており、初期費用を抑えて導入できます。
この記事では、マンションでのソフトバンク光の月額料金、戸建てとの違い、工事内容と開通までの流れ、通信速度と配線方式の関係を解説します。ソフトバンク公式サイトの最新情報を元にした実践的な内容です。
引っ越しや回線乗り換えを検討している方、ソフトバンク光の導入を検討しているマンション居住者の参考になる情報です。
この記事のポイント
- マンションタイプの月額料金は4,180円(2年自動更新プラン)、戸建てタイプより月額1,540円安い
- 光コンセント設置済みの場合は無派遣工事(2,200円)で開通可能、未設置の場合は派遣工事(26,400円)が必要
- 配線方式により最大速度が異なり、光配線方式は最大1Gbps、VDSL方式・LAN方式は最大100Mbps
- ソフトバンクスマホとのセット契約で「おうち割 光セット」により月額最大1,100円割引が適用される
マンションタイプの料金と戸建てとの違い
(1) 月額料金の比較(マンション4,180円 vs 戸建て5,720円)
ソフトバンク光のマンションタイプの月額料金は、以下の通りです(2024年時点)。
| プラン | マンションタイプ | 戸建てタイプ |
|---|---|---|
| 2年自動更新プラン | 4,180円 | 5,720円 |
| 10ギガプラン | 6,380円 | 6,380円 |
マンションタイプは戸建てタイプより月額1,540円安く、年間で約18,500円の差があります。
(参考: ソフトバンク公式「SoftBank 光(光回線) 料金(月額費用・初期費用)」)
(2) 初期費用と工事費
初期費用は、契約事務手数料3,300円が必要です。工事費は、建物の設備状況により異なります。
| 工事タイプ | 工事費 | 条件 |
|---|---|---|
| 無派遣工事 | 2,200円 | 光コンセント設置済み |
| 派遣工事(屋内配線なし) | 10,560円 | 光コンセント未設置、配線調整のみ |
| 派遣工事(屋内配線あり) | 26,400円 | 光コンセント未設置、配線工事が必要 |
2024年現在、工事費実質無料キャンペーン「SoftBank 光 工事費サポート はじめて割」が実施されており、初期費用を抑えられます。
(参考: ソフトバンク公式「開通工事の流れ」)
(3) おうち割 光セットでの割引
おうち割 光セットは、ソフトバンクのスマートフォン等とセット契約することで、月額料金から最大1,100円割引されるサービスです。
例えば、ソフトバンクスマホ(月額7,000円)とソフトバンク光(月額4,180円)をセット契約した場合、スマホ料金から月額1,100円割引され、実質的なネット月額料金は3,080円となります。
(参考: ソフトバンク公式「月額基本料金はいくらですか?」)
工事内容と開通までの流れ
(1) 派遣工事と無派遣工事の違い
ソフトバンク光の工事は、派遣工事と無派遣工事の2種類があります。
派遣工事は、工事業者が訪問し、光コンセントの設置や配線調整を行う工事です。立ち会いが必要で、所要時間は1〜2時間程度です。
無派遣工事は、工事業者が訪問せず、NTT局内の遠隔操作で開通させる工事です。光コンセントが既に設置されている場合に適用され、立ち会いは不要です。
光コンセントの有無は、物件の内見時や管理会社への確認で事前に把握できます。
(参考: ソフトバンク光ニュース「ソフトバンク光の工事が【まるわかり】流れ・費用・注意点を徹底解説」)
(2) 工事費用(2,200円〜26,400円)
工事費用は、工事タイプにより異なります。
- 無派遣工事: 2,200円
- 派遣工事(屋内配線なし): 10,560円
- 派遣工事(屋内配線あり): 26,400円
土日祝日の工事は、+3,300円の割増料金が発生します。平日に工事日を設定することで、費用を抑えられます。
2024年現在、「SoftBank 光 工事費サポート はじめて割」により、工事費が実質無料になるキャンペーンが実施されています。詳細は公式サイトでご確認ください。
(参考: ソフトバンク公式「開通工事の流れ」)
(3) 開通までの期間と立ち会い
申込から開通までの期間は、2〜4週間が目安です。繁忙期(3〜4月、9〜10月)や建物の状況により、さらに時間がかかる場合があります。
派遣工事の場合、工事日程の調整と立ち会いが必要です。無派遣工事の場合は、立ち会い不要で、遠隔操作により開通します。
通信速度と配線方式の関係
(1) 光配線方式(最大1Gbps)
光配線方式は、建物の共有スペースから各部屋まで光ファイバーで配線する方式です。最大速度は1Gbps(1,000Mbps)で、マンションタイプの中で最も高速です。
光配線方式は、新築マンションや最近リノベーションされた物件に多く採用されています。
(2) VDSL方式・LAN方式(最大100Mbps)
VDSL方式は、建物の共有スペースから各部屋まで電話線で配線する方式です。LAN配線方式は、LANケーブルで配線する方式です。いずれも最大速度は100Mbpsです。
VDSL方式・LAN方式は、築年数が古いマンションに多く採用されています。複数のユーザーで回線を共有するため、利用時間帯により速度が低下する場合があります。
建物の配線方式は、申込前に管理会社またはソフトバンクサポートセンターで確認することを推奨します。
(参考: 引越し侍「ソフトバンク光マンションタイプとは?通信速度やメリット・デメリットを解説」)
(3) 10ギガプランの概要
2022年9月1日から、マンション向けに「SoftBank 光 マンション・10ギガ」サービスが開始されました。最大速度10Gbpsの高速通信が可能で、月額料金は6,380円(2年自動更新プラン)です。
10ギガプランは、対応エリアが限定されているため、利用可能性はソフトバンク公式サイトでご確認ください。
(参考: ソフトバンク公式「集合住宅向け『SoftBank 光 マンション・10ギガ』を9月1日に提供開始」)
ソフトバンク光が向いている人・そうでない人
(1) ソフトバンクスマホユーザー
ソフトバンクのスマートフォンを利用している方は、「おうち割 光セット」により月額最大1,100円割引が適用されます。スマホとのセット契約で、通信費全体を抑えられるメリットがあります。
(2) 光コンセント設置済みの物件
光コンセントが既に設置されている物件では、無派遣工事(2,200円)で開通できます。初期費用を抑えられるため、コストパフォーマンスが高いです。
(3) マンションタイプが使えない場合
マンションに光回線設備が未導入の場合、管理会社の許可を得て戸建てタイプで契約できる場合があります。ただし、月額料金は5,720円(マンションタイプより1,540円高い)となります。
マンションタイプの利用可能性は、ソフトバンク公式サイトまたはサポートセンターでご確認ください。
まとめ:マンションでのソフトバンク光導入ガイド
マンションでのソフトバンク光は、月額4,180円の手頃な料金と、ソフトバンクスマホとのセット割引が魅力です。光コンセント設置済みの場合は、無派遣工事(2,200円)で開通でき、初期費用を抑えられます。
通信速度は配線方式により異なり、光配線方式は最大1Gbps、VDSL方式・LAN方式は最大100Mbpsです。建物の配線方式を事前に確認し、自分の利用環境に合ったプランを選びましょう。
マンションタイプの利用可能性や工事内容は、ソフトバンク公式サイトで最新情報をご確認ください。
