大阪市の中古戸建て選びガイド|相場・エリア比較・購入のポイント

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/7

PR

まどりLABO|間取り作成の無料見積もり依頼

大阪市の中古戸建て市場が注目される理由

大阪市で中古戸建ての購入を検討されている方の中には、「新築との価格差はどれくらいか」「エリアごとの相場はどう違うのか」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

大阪市の中古戸建て市場は、価格相場の上昇やリノベーション済み物件の人気拡大により、注目を集めています。この記事では、大阪市の中古戸建ての価格相場、エリア別比較、購入の流れ、注意点を解説します。初めて中古戸建てを購入する方でも、自分に合った物件選びができるようになります。

この記事のポイント

  • 大阪市の中古戸建て平均価格は3,380万円(築10年・100m²)、大阪府平均より約10%高い
  • 大阪府の中古戸建て価格は5年で24%上昇しており、2030年まで人口増加が見込まれる
  • 平野区・東住吉区・阿倍野区が人気エリアで、物件数が多く価格も比較的手頃
  • 購入前にホームインスペクション(5~7万円)を受けると、見えない問題を発見できる
  • 新耐震基準(1981年6月以降)、できれば現行基準(2000年6月以降)の物件を選ぶのが安全

(1) 大阪府の中古戸建て価格は5年で24%上昇

大阪府の中古戸建て価格は、近年急速に上昇しています。

価格推移:

  • 2020年頃: 平均約2,500万円程度
  • 2025年時点: 平均3,080万円(大阪府全体)、3,380万円(大阪市)
  • 5年間の上昇率: 約24%

価格上昇の背景には、以下の要因があります。

  • 人口増加: 2030年まで大阪市・吹田市・箕面市・茨木市では人口増加が見込まれている
  • 新築価格の高騰: 建築資材費・人件費の上昇により、新築との価格差が拡大
  • リノベーション市場の成長: 中古住宅をリフォームして住む選択肢が浸透

今後も大阪市の中古戸建て市場は活況が続く可能性があります。

(2) 新築との価格差と子育て世帯のニーズ

新築戸建てと中古戸建ての価格差は、大阪市では約1,000万円~2,000万円程度です。

新築 vs 中古の比較:

項目 新築戸建て 中古戸建て
平均価格(大阪市) 4,500万円~6,000万円 3,380万円
メリット 最新設備・保証充実 価格が安い・立地選択肢が多い
デメリット 価格が高い・立地が郊外 築年数による劣化・修繕費用

子育て世帯のニーズ:

  • 価格を抑えて広い間取りを確保したい
  • 学区や通勤利便性を重視したい
  • リノベーション前提で、自分好みにカスタマイズしたい

これらのニーズに中古戸建てが応えるため、子育て世帯の購入が増えています。

(3) リノベーション済み物件の人気拡大(2025年トレンド)

2025年10~11月リフォーム完成の物件が大阪市内で増加しており、リノベーション済み物件の人気が拡大しています。

人気のリノベーション内容:

  • 食洗器・浴室乾燥機・床暖房付き
  • オープンキッチン・リビング拡張
  • 断熱性能向上(省エネ対応)

安心R住宅制度: 国土交通省が創設した「安心R住宅」制度により、インスペクション実施済み・リフォーム済みの中古住宅に「安心Rマーク」が付与されています。この制度により、中古住宅の「不安」「汚い」「わからない」のマイナスイメージが払拭されつつあります。

大阪市の中古戸建て基礎知識|価格相場とエリア比較

(1) 大阪市の平均価格相場:3,380万円(築10年・100m²)

大阪市の中古戸建ての平均価格相場は、築10年・100m²で約3,380万円です。

価格相場の内訳:

  • 大阪府全体: 3,080万円
  • 大阪市: 3,380万円(大阪府平均より約10%高い)
  • 都心エリア(北区・中央区): 4,500万円~6,000万円
  • 住宅エリア(平野区・東住吉区): 2,500万円~3,500万円

この相場は、築年数・立地・間取りにより大きく変動します。

(2) エリア別の価格比較:都心エリア vs 住宅エリア

大阪市24区は、都心エリアと住宅エリアに大別されます。

都心エリア(北区・中央区)の特徴:

  • 価格帯: 4,500万円~6,000万円(新築並み)
  • メリット: 通勤利便性抜群、商業施設充実、資産価値維持
  • デメリット: 価格が高い、物件数が少ない、子育て環境は限定的

住宅エリア(平野区・東住吉区・阿倍野区)の特徴:

  • 価格帯: 2,500万円~3,500万円
  • メリット: 価格が手頃、物件数が多い、子育て環境充実
  • デメリット: 都心への通勤時間が長い、駅から遠い物件もある

エリア選びのポイント:

  • 通勤重視 → 都心エリア(北区・中央区)
  • 子育て重視 → 住宅エリア(平野区・東住吉区・阿倍野区)

(3) 人気エリアの特徴(平野区・東住吉区・阿倍野区)

SUUMOによると、大阪市では平野区・東住吉区・阿倍野区が人気エリアです。

平野区の特徴:

  • 物件数が多い(大阪市内で最も広い区)
  • 価格が比較的手頃(2,500万円~3,000万円程度)
  • 地下鉄谷町線・JR関西本線が利用可能

東住吉区の特徴:

  • 子育て環境充実(公園・学校が多い)
  • 地下鉄御堂筋線・谷町線が利用可能
  • 価格帯は平野区と同程度

阿倍野区の特徴:

  • 都心に近く、通勤利便性が高い
  • 再開発により商業施設充実(あべのハルカス等)
  • 価格はやや高め(3,000万円~4,000万円程度)

(4) 築年数と価格の関係

築年数は価格に大きく影響します。

築年数別の価格目安:

築年数 価格目安(100m²) 特徴
築5年以内 4,000万円~5,000万円 新築並みの設備、保証が残っている
築10年 3,000万円~3,500万円 設備はやや古いが使用可能
築20年 2,000万円~2,500万円 リノベーション前提、耐震性要確認
築30年以上 1,500万円~2,000万円 大規模修繕・建て替え検討が必要

注意点:

  • 築年数が古いほど安いが、修繕費用がかかる可能性がある
  • 新耐震基準(1981年6月以降)、できれば現行基準(2000年6月以降)の物件を選ぶのが安全

(5) 物件検索サイトの活用法(SUUMO、HOME'S、アットホーム)

物件検索サイトを活用することで、大阪市の中古戸建て物件を効率的に探せます。

主要な検索サイト:

サイト 特徴 掲載件数(大阪市)
SUUMO 物件数が多い、詳細条件検索 2,706件
HOME'S 沿線・駅別検索が便利 5,541件(大阪府全体)
アットホーム 地域密着型の物件情報 -

活用のポイント:

  • 複数のサイトを横断検索して、相場感を掴む
  • 価格・間取り・築年数で絞り込み検索
  • 気になる物件は「お気に入り登録」して比較

中古戸建て購入の流れとステップ

(1) 予算設定と住宅ローン事前審査

中古戸建て購入の第一歩は、予算設定と住宅ローン事前審査です。

予算設定のポイント:

  • 物件価格だけでなく、諸費用(物件価格の6~8%)を見込む
  • 月々の返済額は手取り収入の25%以内が目安
  • 頭金は物件価格の10~20%程度が一般的

住宅ローン事前審査:

  • 銀行や信用金庫に事前審査を申し込む(所要期間: 3~7日程度)
  • 年収・勤続年数・他のローン残高等を確認
  • 事前審査通過後、物件探しを本格化

(2) 物件探しと内覧のポイント

物件探しは、検索サイトや不動産会社を活用します。

物件探しの方法:

  • SUUMO、HOME'S等の検索サイトで条件を絞り込む
  • 不動産会社に希望条件を伝え、未公開物件を紹介してもらう
  • 複数の不動産会社を併用する(選択肢を広げる)

内覧のチェックポイント:

  • 建物の外観(ひび割れ、傾き等)
  • 水回り(キッチン、浴室、トイレの状態)
  • 床・壁の痛み、シミ
  • 周辺環境(騒音、日当たり、近隣施設)

(3) ホームインスペクション(住宅診断)の実施

ホームインスペクションは、購入前に建物の状態を専門家が診断する制度です。

ホームインスペクションの概要:

  • 国土交通省の定める講習を修了した建築士が実施
  • 費用: 5~7万円
  • 所要時間: 2~3時間
  • 診断箇所: 水回り、屋根の水漏れ、床の痛み、シロアリ被害等

実施のメリット:

  • 見えない問題を発見でき、購入後の高額修繕を防げる
  • 診断結果を売主との価格交渉材料にできる
  • 安心して購入できる

注意点:

  • 法的義務ではないが、実施を強く推奨
  • 診断結果が悪い場合は、購入を見送る選択肢も検討

(4) 購入申込みと売買契約

気に入った物件が見つかったら、購入申込みを行います。

購入申込み:

  • 購入申込書(買付証明書)を不動産会社に提出
  • 価格交渉(ホームインスペクション結果等を材料に)
  • 売主が承諾したら、売買契約へ進む

売買契約:

  • 不動産会社で重要事項説明を受ける(宅建士が説明)
  • 売買契約書に署名・押印
  • 手付金を支払う(物件価格の5~10%程度)

注意点:

  • 重要事項説明は慎重に確認(不明点は必ず質問)
  • 契約後のキャンセルは手付金が返還されない場合がある

(5) 住宅ローン本審査と決済・引き渡し

売買契約後、住宅ローン本審査を申し込みます。

住宅ローン本審査:

  • 金融機関に本審査を申し込む(所要期間: 1~2週間程度)
  • 売買契約書、重要事項説明書等の書類を提出
  • 本審査通過後、金銭消費貸借契約(ローン契約)を締結

決済・引き渡し:

  • 決済日に残金を支払い、物件の所有権が移転
  • 登記手続き(所有権移転登記)を司法書士が行う
  • 鍵の引き渡しを受け、入居可能に

PR

まどりLABO|間取り作成の無料見積もり依頼

諸費用・税金の詳細と税制優遇

(1) 諸費用の内訳(物件価格の6~8%)

中古戸建て購入時には、物件価格以外に諸費用がかかります。

諸費用の内訳:

項目 金額 説明
仲介手数料 物件価格の3%+6万円+消費税 不動産会社に支払う手数料
登記費用 10万円~20万円 所有権移転登記、抵当権設定登記の費用
不動産取得税 固定資産税評価額の3% 都道府県に納める税金
印紙税 1万円~3万円 売買契約書・ローン契約書に貼付
住宅ローン保証料 借入金額の2%程度 保証会社に支払う費用
火災保険 10万円~20万円 10年一括払いの場合

合計: 物件価格の6~8%程度(3,000万円の物件で180万円~240万円)

(2) 仲介手数料の計算方法

仲介手数料は、物件価格の3%+6万円+消費税が上限です。

計算例(物件価格3,000万円の場合):

  • (3,000万円 × 3% + 6万円) × 1.1(消費税) = 105.6万円

(3) 登記費用と不動産取得税

登記費用:

  • 所有権移転登記: 固定資産税評価額 × 2%(令和9年3月31日まで軽減措置)
  • 抵当権設定登記: 借入金額 × 0.4%(令和9年3月31日まで軽減措置)
  • 司法書士報酬: 5万円~10万円程度

不動産取得税:

  • 税率: 固定資産税評価額 × 3%(令和9年3月31日まで軽減措置)
  • 軽減措置: 一定要件を満たすと控除あり(築年数・床面積等)

(4) 住宅ローン控除(10年間で最大210万円)

住宅ローン控除は、年末のローン残高の0.7%を10年間にわたり所得税等から控除する制度です。

控除額の計算:

  • 年末ローン残高 × 0.7% × 10年間
  • 中古住宅では最大210万円の控除が可能

適用要件:

  • 1981年6月以降の新耐震基準を満たす住宅、または耐震基準適合証明書を取得
  • 床面積50m²以上
  • 住宅ローンの返済期間が10年以上

詳細は税理士や税務署にご確認ください。

(5) 子育てエコホーム支援事業等の補助金制度

2024年時点で、以下の補助金制度があります。

子育てエコホーム支援事業:

  • 対象: 子育て世帯(18歳未満の子供を持つ世帯)
  • 補助額: リフォーム工事費用の一部を補助
  • 申請: 施工業者が代理申請

注意点:

  • 補助金制度は年度により変更される可能性がある
  • 最新情報は国土交通省の公式サイトで確認を推奨

中古戸建て購入の注意点とよくある失敗

(1) 耐震性の確認:新耐震基準(1981年6月以降)と現行基準(2000年6月以降)

耐震性は、中古戸建て購入時の最重要チェックポイントです。

新耐震基準(1981年6月以降):

  • 震度5強で損傷せず、震度6~7でも倒壊しない設計
  • 旧耐震基準(1981年5月以前)は大規模地震で倒壊リスクあり

現行耐震基準(2000年6月以降):

  • 新耐震基準よりも厳格な基準(地盤調査、接合部の金物使用等)
  • できれば2000年6月以降の物件を選ぶのが安全

確認方法:

  • 建築確認申請日を確認(不動産会社に問い合わせ)
  • 旧耐震基準の場合は、耐震診断・耐震補強を検討

(2) 再建築不可物件の回避:接道義務の確認

再建築不可物件は、建て替えができず資産価値が大幅に低下します。

接道義務:

  • 都市計画区域内では、幅4m以上の道路に2m以上接する必要がある
  • 接道義務を満たしていない物件は、建て替えができない

確認方法:

  • 購入前に自治体窓口で接道状況を確認
  • 重要事項説明で「再建築可能か」を必ず確認

再建築不可物件のリスク:

  • 住宅ローンが組めない場合がある
  • 資産価値が大幅に低下
  • 将来的に売却が困難

(3) ホームインスペクションの重要性(5~7万円)

ホームインスペクションは、購入後の高額修繕を防ぐために重要です。

診断内容:

  • 水回り(キッチン、浴室、トイレ)の水漏れ
  • 屋根の水漏れ、雨樋の破損
  • 床・壁のひび割れ、傾き
  • シロアリ被害、腐食

費用: 5~7万円(診断時間2~3時間)

実施のメリット:

  • 購入後の修繕費用を予測できる
  • 診断結果を価格交渉材料にできる

(4) 地盤と浸水リスクの事前確認(ハザードマップ、ジオダス)

地盤の強度や浸水リスクは、購入前に必ず確認してください。

確認方法:

  • 国土交通省のハザードマップで浸水リスクを確認
  • ジオダス(住宅地盤情報提供システム)で地盤の強度を確認
  • KuniJiban(国土地盤情報検索サイト)で液状化リスクを確認

地盤が弱い土地のリスク:

  • 地盤沈下により建物が傾く
  • 地震時に液状化が発生
  • 地盤改良工事(100万円~300万円)が必要

(5) 安心R住宅制度の活用

安心R住宅は、国土交通省が創設した制度で、インスペクション実施済み・リフォーム済みの中古住宅に「安心Rマーク」が付与されます。

安心R住宅のメリット:

  • インスペクション済みで安心
  • リフォーム済みで入居後すぐに住める
  • 既存住宅売買瑕疵保険付きの物件が多い

(6) 既存住宅売買瑕疵保険の検討

既存住宅売買瑕疵保険は、購入後に瑕疵(欠陥)が見つかった場合の保険です。

保険の概要:

  • 保険期間: 1年または5年
  • 保険料: 5万円~10万円程度
  • 保険金: 修繕費用の一部を補償

加入のメリット:

  • 購入後の修繕費用リスクを軽減
  • 住宅ローン控除の要件を満たす(1981年6月以前の物件でも適用可能)

まとめ:状況別の中古戸建て選び方

(1) 子育て世帯向け:住宅エリア(平野区・東住吉区)の選び方

子育て世帯には、平野区・東住吉区などの住宅エリアがおすすめです。

おすすめポイント:

  • 価格が手頃(2,500万円~3,500万円)
  • 子育て環境充実(公園・学校が多い)
  • 物件数が多く、選択肢が豊富

選び方のコツ:

  • 小学校・中学校の学区を確認
  • 公園や病院が近いか確認
  • 地域の治安を確認(地域の口コミサイト等を活用)

(2) 通勤重視:都心エリア(北区・中央区)の選び方

通勤を重視する場合は、都心エリア(北区・中央区)がおすすめです。

おすすめポイント:

  • 通勤利便性抜群(梅田・本町等へのアクセス良好)
  • 商業施設充実
  • 資産価値が維持されやすい

選び方のコツ:

  • 駅徒歩10分以内の物件を優先
  • 築年数が古くても立地が良い物件を検討
  • リノベーション前提で、築古物件も視野に入れる

(3) リノベーション前提:築古物件の選び方

リノベーション前提なら、築古物件で価格を抑えることができます。

おすすめポイント:

  • 価格が安い(1,500万円~2,000万円程度)
  • 自分好みにカスタマイズできる
  • 立地が良い物件を選べる

選び方のコツ:

  • 耐震性を最優先(新耐震基準以降、できれば現行基準)
  • 再建築可能か確認
  • リノベーション費用を見込んで予算設定(500万円~1,000万円程度)

(4) 次のアクション:専門家への相談ポイント

中古戸建て購入は高額な買い物のため、専門家への相談を推奨します。

相談すべき専門家:

  • 宅建士(不動産会社): 物件探し、売買契約のサポート
  • 建築士(ホームインスペクター): 建物の診断、耐震性の確認
  • 税理士: 住宅ローン控除、税金の相談
  • ファイナンシャルプランナー: 資金計画、住宅ローンの選び方

大阪市の中古戸建て市場は、価格相場の上昇やリノベーション済み物件の人気拡大により、注目を集めています。平均価格は3,380万円で、平野区・東住吉区・阿倍野区が人気エリアです。購入前にホームインスペクションを受け、新耐震基準(1981年6月以降)、できれば現行基準(2000年6月以降)の物件を選ぶことが重要です。

諸費用(物件価格の6~8%)を見込み、住宅ローン控除や補助金制度を活用することで、負担を軽減できます。再建築不可物件や地盤の弱い土地は避け、専門家(宅建士、建築士、税理士等)への相談を推奨します。

PR

まどりLABO|間取り作成の無料見積もり依頼

よくある質問

Q1大阪市の中古戸建ての価格相場はいくらですか?

A1大阪市の平均価格は築10年・100m²で約3,380万円です。大阪府全体の平均3,080万円より約10%高い水準です。平野区・東住吉区・阿倍野区が人気エリアで、価格帯は2,500万円~3,500万円程度です。都心エリア(北区・中央区)はさらに高額で4,500万円~6,000万円程度です。詳しくはSUUMO、HOME'S等の検索サイトで最新情報を確認してください。

Q2新耐震基準と旧耐震基準の違いは何ですか?

A2新耐震基準は1981年6月以降に適用された耐震基準で、震度5強で損傷せず、震度6~7でも倒壊しない設計です。旧耐震基準(1981年5月以前)は大規模地震で倒壊リスクがあります。購入時は1981年6月以降の物件を選び、できれば2000年6月以降の現行基準物件を選ぶのが安全です。建築確認申請日を不動産会社に確認してください。

Q3ホームインスペクション(住宅診断)は必須ですか?費用はいくらですか?

A3法的義務ではありませんが、購入前に実施を強く推奨します。費用は5~7万円で、国土交通省の定める講習を修了した建築士が実施します。水回り・屋根の水漏れ・床の痛み・シロアリ被害等の見えない問題を発見でき、購入後の高額修繕を防げます。診断結果を売主との価格交渉材料にすることも可能です。

Q4再建築不可物件とは何ですか?購入してはいけないのですか?

A4接道義務(幅4m以上の道路に2m以上接する)を満たしていない物件です。建て替えができず、住宅ローンが組めない場合があり、資産価値が大幅に低下します。購入前に自治体窓口で接道状況を確認し、重要事項説明で「再建築可能か」を必ず確認してください。再建築不可の場合は、将来的な売却困難等のリスクを理解した上で慎重に検討してください。

Q5中古住宅購入時に使える税制優遇や補助金はありますか?

A5住宅ローン控除(10年間で最大210万円、年末ローン残高の0.7%)、子育てエコホーム支援事業等の補助金制度があります。住宅ローン控除の適用要件は、1981年6月以降の新耐震基準を満たす住宅、床面積50m²以上、返済期間10年以上等です。補助金制度は年度により変更される可能性があるため、最新情報は国土交通省の公式サイトで確認し、税理士や不動産会社に相談してください。

関連記事