日生住宅目黒マンションとは?基本情報と特徴
目黒エリアでマンション購入や賃貸を検討する際、「日生住宅目黒マンションってどんな物件?」「築年数が古いけど大丈夫?」と気になる方もいるでしょう。
この記事では、日生住宅目黒マンションの基本情報、アクセス、周辺環境、価格相場などを、不動産情報サイトのデータを元に詳しく解説します。
目黒エリアでの住まい選びを検討している方が、判断材料を得られる内容となっています。
この記事のポイント
- 日生住宅目黒マンションは1972年1月築のRC造14階建て・124戸のヴィンテージマンション
- 2015年に耐震補強工事を完了し新耐震基準を満たしている
- 目黒駅から徒歩10~13分、中目黒駅から徒歩15分で複数路線利用可能
- 2024年に売買価格4,990万円の事例、賃貸は月14.5万~15万円程度
- 目黒駅周辺は資産価値の低下が緩やかなエリア、目黒区全体で3年前比+21.6%の価格上昇
(1) 物件の基本スペック(1972年1月築、RC造14階建て、124戸)
日生住宅目黒マンションは、1972年1月築のRC造(鉄筋コンクリート造)14階建て、総戸数124戸のマンションです。
築約53年を経過していますが、RC造のため耐震性・耐火性・遮音性に優れた構造となっています。
(出典: LIFULL HOME'S)
(2) ヴィンテージマンションとしての価値
日生住宅目黒マンションは、ヴィンテージマンションとして位置づけられています。ヴィンテージマンションとは、築年数が古いものの、立地・管理・デザイン等で価値が認められる中古マンションを指します(一般的に築30年以上)。
目黒という立地の良さと、2015年の耐震補強工事による安全性の向上が、資産価値を支えています。
(出典: 東京ヴィンテージマンション)
(3) 管理会社と設備(東京コミュニティ株式会社、エレベーター4基)
管理会社は東京コミュニティ株式会社が担当しており、エレベーター4基を設置しています。総戸数124戸に対してエレベーター4基という設備は、管理体制が整っていると言えます。
(出典: 恵比寿不動産)
交通アクセスと立地環境
(1) 最寄り駅と所要時間(目黒駅徒歩10〜13分、中目黒駅徒歩15分)
最寄り駅は以下の通りです。
- JR山手線「目黒」駅: 徒歩10~13分
- 東京メトロ日比谷線「中目黒」駅: 徒歩15分
駅からやや距離がありますが、徒歩圏内で複数の駅を利用できる立地です。
(出典: LIFULL HOME'S、東京ヴィンテージマンション)
(2) 複数路線利用可能な交通利便性
目黒駅では以下の路線が利用可能です。
- JR山手線
- 東京メトロ南北線
- 都営三田線
- 東急目黒線
複数路線が利用できるため、都心各所へのアクセスが便利です。
(3) 山手通り沿いの立地特性(利便性と騒音リスク)
日生住宅目黒マンションは山手通り沿いに立地しています。山手通りは東京都心部を環状に結ぶ幹線道路で、交通量が多く利便性が高い反面、騒音・排気ガスの影響を受ける可能性があります。
購入や賃貸を検討する際は、内見時に騒音レベルを確認することが推奨されます。
周辺環境と生活利便性
(1) 商業施設(スーパー、コンビニ、薬局等)
目黒駅周辺には、スーパー、コンビニ、薬局などの商業施設が充実しています。日常の買い物に困ることはありません。
(出典: SUUMO)
(2) 目黒エリアの特性(資産価値の低下が緩やか)
目黒駅周辺は、東京23区全域と比べ、年数が経過しても資産価値が低下しにくいエリアとされています。交通利便性の高さと、商業施設・教育環境の充実が理由です。
(出典: イエシル)
(3) 教育環境・医療施設
目黒区は教育環境が充実しており、ファミリー層にも人気のエリアです。また、医療施設も多数あり、安心して生活できる環境が整っています。
価格相場と最新の取引事例
(1) 2024年の売買事例(4,990万円)
2024年には、日生住宅目黒マンションのフルリノベーション済み物件が売買価格4,990万円で取引されました。
(出典: mitaina)
(2) 賃貸相場(月14.5万〜15万円)
賃貸の場合、月14.5万~15万円程度が相場です。
(出典: 恵比寿不動産)
(3) 目黒駅周辺の価格動向
目黒駅周辺の中古マンション価格相場は以下の通りです。
- ファミリー向き(3K~3LDK): 約6,350万円
- 2LDKの中央値: 約7,200万円
- 一人暮らし向き(1K~1LDK): 約3,454万円
(出典: イエシル)
(4) 目黒区の価格上昇トレンド(3年前比+21.6%)
目黒区全体のマンション価格は、3年前と比較して21.6%(+22.1万円/㎡)上昇しており、前月比でも1.5%(+1.8万円/㎡)上昇しています(2024年時点)。
価格上昇トレンドが継続しているため、高値圏での購入リスクに注意が必要です。
(出典: ノムコム)
住環境のポイント:耐震性・管理体制・眺望
(1) 2015年耐震補強工事完了(新耐震基準適合)
日生住宅目黒マンションは、2015年に耐震補強工事を完了しており、新耐震基準を満たしています。
新耐震基準とは、1981年6月以降の建築基準法で定められた耐震基準で、震度6強~7の地震で倒壊しない性能が求められます。1972年築の建物ですが、耐震補強により安全性が向上しています。
(出典: 東京ヴィンテージマンション)
(2) 2024年3月フルリノベーション事例(最新設備への刷新)
2024年3月には、フルリノベーション済みの物件が市場に登場しました。キッチン・トイレ・浴室・壁紙・床・給湯器・扉・給排水管など全面改装され、最新設備を備えたユニットが取引されています。
(出典: mitaina)
(3) 上層階からの眺望(東京タワーが見える)
上層階からは東京タワーの眺望が得られます。特に北側の高層階で眺望が良好です。
(4) 築約53年の注意点(配管・修繕積立金の確認)
築約53年の建物のため、配管等の経年劣化に注意が必要です。購入前に以下を確認することが推奨されます。
- 修繕履歴: 過去の大規模修繕の内容と時期
- 修繕積立金: 今後の大規模修繕に備えた積立金の状況(築年数が古いほど高額になる傾向)
- 給排水管の状況: フルリノベーション物件以外は、配管の劣化状況を確認
ヴィンテージマンションは個別性が高く、同じ建物内でもリノベーション状況により価値が大きく異なります。
まとめ:日生住宅目黒マンションの総合評価
日生住宅目黒マンションは、1972年1月築のRC造14階建て・124戸のヴィンテージマンションです。2015年に耐震補強工事を完了し、新耐震基準を満たしています。
目黒駅から徒歩10~13分、中目黒駅から徒歩15分で、複数路線が利用可能な交通利便性の高い立地です。山手通り沿いのため騒音リスクには注意が必要です。
2024年に売買価格4,990万円の事例があり、賃貸は月14.5万~15万円程度です。目黒駅周辺は資産価値の低下が緩やかなエリアですが、目黒区全体で3年前比+21.6%の価格上昇があるため、高値圏での購入リスクに注意してください。
築約53年のため、購入前に修繕履歴・修繕積立金・配管の状況を必ず確認しましょう。2024年3月にはフルリノベーション済みの物件も登場しており、最新設備を備えたユニットもあります。
日生住宅目黒マンションを検討している方は、不動産会社に最新情報を確認し、内見時に騒音レベルや設備状況をしっかりチェックしてください。
