庭付き戸建てを購入・建てる!メリット・デメリットと理想の広さの考え方

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/8

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庭付き戸建ての魅力と本記事の目的

庭付き戸建てを購入・建てることを検討する際、「子どもの遊び場やガーデニングを楽しみたい」「でも維持管理の手間や費用が心配」と感じる方は多いでしょう。庭付き戸建てには多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点も存在します。

本記事の要点

  • 庭付き戸建てのメリット:ガーデニング、子どもの遊び場、隣家との距離確保、リラックス効果、BBQ等
  • デメリット:土地代・外構費用(100-300万円)、手入れ・メンテナンス、固定資産税、プライバシー確保の工夫が必要
  • 年間維持費:自分で年5千〜1.5万円、業者依頼なら年5万円程度(30坪以内)
  • 理想的な広さ:10坪(子どもの遊び場)、20坪(家庭菜園・BBQ)、30坪以上(本格的な庭造り)
  • 年2回最低でも業者に依頼すると庭が荒れず、放置すると住民トラブルの原因に

本記事では、庭付き戸建てのメリット・デメリット、理想的な広さ、維持管理のポイント、向いている人・向いていない人を詳しく解説します。

庭付き戸建てとは?基礎知識と庭の種類

庭付き一戸建ての定義

庭付き一戸建てとは、敷地内に庭スペースを持つ一戸建て住宅のことです。ガーデニング、家庭菜園、子どもの遊び場などに活用できます。

庭付き戸建ての特徴:

  • 建物の敷地内に一定の屋外スペース(庭)を確保
  • ガーデニング・家庭菜園・BBQ等の多目的利用が可能
  • 隣家との距離を確保しプライバシーを守れる
  • 開放感のある生活空間を実現

庭のない戸建てと比較すると、土地代や外構費用が高くなる一方で、生活の質(QOL)が向上するメリットがあります。

主庭と前庭の違い

庭付き戸建てには、主庭前庭の2種類があります。

主庭(しゅてい)

  • リビングやダイニングなど生活の中心となる部屋に面した庭
  • 利便性・機能性・デザイン性が求められる
  • ガーデニング・BBQ・子どもの遊び場として活用しやすい
  • 家の中と外の両方から庭に行きやすい配置が重要

前庭

  • 門から玄関前まで続く住宅前の庭
  • 外からも目につきやすく住宅の印象を華やかに演出できる
  • プライバシー確保のため、外構に柵・フェンスを設置するケースが多い

庭の配置は家事動線と被らないよう設計することが重要です。家の中と外の両方から庭に行きやすい配置にすると手入れしやすくなります。

理想的な庭の広さ(10坪・20坪・30坪以上の活用例)

庭の広さは、家族構成と活用目的に応じて選択します。

10坪(約33㎡)の活用例

  • 子どもの遊び場(プール・遊具設置)
  • 小規模ガーデニング(花壇・鉢植え)
  • 洗濯物の天日干しスペース

20坪(約66㎡)の活用例

  • 家庭菜園(野菜・ハーブ栽培)
  • BBQスペース
  • 芝生を敷いてピクニック
  • ペット(小型〜中型犬)の遊び場

30坪以上(約99㎡以上)の活用例

  • 本格的な庭造り(池・植栽・庭石)
  • 屋上ガーデン・中庭
  • 大型イベント(バーベキューパーティー等)
  • ペット(大型犬)の遊び場

予算2,000万円台でも庭付き一戸建ては可能です。東京23区と地方で価格差が大きく、地方では広い庭付きの家を購入できます。

庭付き戸建ての5つのメリット

ガーデニング・家庭菜園が楽しめる

庭付き戸建ての最大のメリットは、ガーデニング・家庭菜園を自由に楽しめることです。

ガーデニングのメリット

  • 季節の花を植えて四季を感じる
  • 自分の好みに合わせたデザインで庭を演出
  • リラックス効果・ストレス解消

家庭菜園のメリット

  • 新鮮な野菜・ハーブを収穫できる
  • 農薬を使わない安心・安全な食材
  • 子どもの食育につながる
  • 食費の節約

南向きの庭は日当たりが良く、家庭菜園に最適です。庭の方角を選ぶ際は、活用目的(家庭菜園・ガーデニング・BBQ等)に応じて検討しましょう。

子どもの遊び場・ペット飼育に最適

庭があると、子どもの遊び場ペット飼育に最適です。

子どもの遊び場としてのメリット

  • 公園に行かずに自宅で安全に遊べる
  • プール・遊具を設置できる
  • 砂場・ボール遊び・虫取りなど多様な遊び
  • 親が家事をしながら子どもを見守れる

ペット飼育としてのメリット

  • 犬の散歩が不要になる(庭でリード無しで遊べる)
  • ペットのストレス軽減
  • 運動不足解消

ただし、庭の広さによっては、ペットのサイズ(小型〜大型犬)を考慮する必要があります。

隣家との距離を確保しプライバシーを守れる

庭付き戸建ては、隣家との距離を確保しプライバシーを守れるメリットがあります。

プライバシー確保のメリット

  • 隣家の視線を気にせず生活できる
  • 窓を開けても隣家から室内が見えにくい
  • 洗濯物を天日干ししても見られない

ただし、プライバシー確保のためには、外構に柵・フェンスを設置するなど工夫が必要です。庭の位置によっては外から室内が見えやすいため、植栽配置にも配慮しましょう。

BBQやイベント開催でリラックス効果

庭があると、BBQやイベントを開催でき、リラックス効果があります。

BBQ・イベント開催のメリット

  • 家族や友人とBBQパーティー
  • 子どもの誕生日会
  • お花見・ハロウィン・クリスマスなどの季節イベント
  • 自宅でキャンプ気分を楽しめる

庭が20坪以上あれば、BBQスペースを確保できます。ただし、隣家への騒音や煙に配慮し、事前に挨拶をするなどマナーを守りましょう。

開放感のある生活空間

庭付き戸建ては、開放感のある生活空間を実現できます。

開放感のメリット

  • 大きな窓から庭の緑を眺められる
  • 朝の光を浴びてリフレッシュ
  • 室内が明るくなり電気代の節約
  • 心理的なゆとりが生まれる

リビングやダイニングから庭が見える設計にすると、より開放感を感じられます。

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庭付き戸建てのデメリットと注意点

土地代・外構費用が高くなる(外構100-300万円)

庭付き戸建ての最大のデメリットは、土地代・外構費用が高くなることです。

土地代の負担

  • 庭を設けるために広い土地が必要
  • 都市部では土地代が高額(東京23区では1坪100万円以上)
  • 地方では比較的安価に購入可能

外構費用の相場

項目 費用目安
柵・フェンス 30-80万円
門扉 20-50万円
植栽 10-30万円
芝生・砂利 10-40万円
ウッドデッキ 30-100万円
合計 100-300万円

外構費用を抑えるには、DIYで一部作業を行う、シンプルなデザインにするなどの工夫があります。

手入れ・メンテナンスが必要(雑草・剪定・害虫対策)

庭付き戸建ては、定期的な手入れ・メンテナンスが必要です。

必要な手入れ

  • 雑草対策:月1回程度の草刈り
  • 剪定:年2回程度(春・秋)
  • 施肥:年1回程度
  • 害虫駆除:年2回程度(春・夏)
  • 芝刈り:年2回程度(春・秋)

手入れを怠ると、雑草・落ち葉で景観が悪化し、害虫が発生します。また、隣地への庭木飛び出しで住民トラブルに発展する可能性があります。

仕事が忙しい方には負担となるため、テラス主体や庭じまいなど代替案の検討を推奨します。

プライバシー確保のための工夫が必要(柵・フェンス)

庭付き戸建てでは、プライバシー確保のための工夫が必要です。

プライバシー確保の方法

  1. 外構に柵・フェンスを設置

    • 高さ1.5-2m程度のフェンスが推奨
    • 目隠し効果のあるデザインを選択
  2. 植栽で目隠し

    • 生垣(常緑樹)を植える
    • シンボルツリーで視線を遮る
  3. 庭の配置を工夫

    • 主庭を住宅の奥(裏側)に配置
    • 道路側は前庭として小規模に
  4. 防犯カメラ・センサーライトの設置

    • 外から室内が見えにくくても、防犯対策は必須

庭の位置によっては外から室内が見えやすいため、設計段階で植栽配置にも配慮しましょう。

固定資産税・都市計画税が継続的にかかる

庭付き戸建てでは、固定資産税・都市計画税が継続的にかかります。

固定資産税

  • 土地・家屋に課税される地方税
  • 庭を設けるために必要な土地にも課税
  • 税額は土地の面積・立地により異なる

都市計画税

  • 地方自治体が都市計画事業・土地区画整理事業の費用に充てるために課税
  • すべての自治体で課税されるわけではない
  • 税率は固定資産税評価額の0.3%が上限

税額の目安(例:東京都内の30坪の土地):

  • 固定資産税:年間10-20万円程度
  • 都市計画税:年間3-6万円程度
  • 合計:年間13-26万円程度

土地購入費用だけでなく、維持コストを見込んだ予算設定が必須です。

放置すると住民トラブルの原因に

庭を放置すると、住民トラブルの原因になります。

放置した際のリスク

  • 雑草繁茂で景観悪化
  • 害虫(蚊・ハエ・ゴキブリ等)の発生源に
  • 庭木が隣地に飛び出し、落ち葉・枝が隣家の敷地に落ちる
  • 隣家から苦情・クレーム
  • 最悪の場合、損害賠償請求の可能性

庭の手入れは年2回、最低でも年1回業者に依頼すると庭が荒れず、一度にかかる費用も抑えられます。

庭の維持管理のポイントと年間費用

年間維持費の目安(自分で年5千〜1.5万円、業者年5万円程度)

庭の年間維持費は、自分で手入れするか、業者に依頼するかで大きく異なります。

自分で手入れする場合

  • 年間費用:5千〜1.5万円
  • 内訳:
    • 除草剤・肥料:3千〜5千円
    • 剪定ばさみ・草刈り機等の道具:2千〜1万円
  • メリット:費用を抑えられる、好きな時に手入れできる
  • デメリット:時間と労力がかかる、専門知識が必要

業者に依頼する場合(30坪以内)

  • 年間費用:約5万円
  • 内訳:
    • 剪定(年2回):1.5万円
    • 消毒(年2回):1万円
    • 施肥(年1回):5千円
    • 芝刈り(年2回):2万円
  • メリット:プロの仕上がり、時間と労力の節約
  • デメリット:費用がかかる

空き家管理サービスを利用する場合、月5千〜1万円程度が相場です。

効率的な手入れ方法(年2回業者依頼が荒れない最低ライン)

庭を荒れさせないためには、年2回、最低でも年1回業者に依頼することが推奨されます。

年間管理スケジュール

時期 作業
春(3-5月) 剪定・施肥・芝刈り・消毒
夏(6-8月) 消毒・雑草対策
秋(9-11月) 剪定・芝刈り
冬(12-2月) 植栽の冬越し準備

効率的な手入れのコツ

  1. 年2回の業者依頼で大規模な作業を任せる
  2. 月1回の簡易メンテナンスを自分で行う(草刈り・水やり)
  3. 防草シート・砂利を活用して雑草を抑制
  4. 落ち葉の多い樹木は避ける

放置すると雑草繁茂・見た目悪化・植物の健康に影響が出るため、定期的な手入れが重要です。

メンテナンス負担を減らす工夫(テラス主体・防草シート・人工芝の注意点)

メンテナンス負担を減らすには、テラス主体・防草シート・人工芝を活用する方法があります。

テラス主体の設計

  • ウッドデッキ・タイル張りのテラスを中心に
  • 植栽は最小限に抑える
  • 手入れの手間が大幅に削減
  • ガーデニングを楽しみたい場合は鉢植えで対応

防草シートの活用

  • 土の上に敷くことで雑草の光合成を阻害
  • 雑草の成長を抑制
  • 上に砂利を敷くとデザイン性も向上

人工芝の導入

  • 芝刈り・水やり不要
  • 年間を通じて緑を保てる
  • 初期費用は高いが、長期的には維持費削減
  • 注意点:日当たりの良い場所(南・東面)で夏場に高温化。小さい子どもが裸足で遊ぶ際は火傷リスクがあるため、設置場所を慎重に選ぶ

庭じまい(庭の終活)という選択肢

近年、**庭じまい(庭の終活)**が注目されています。

庭じまいとは

  • 植木・庭石・池などを整理し、維持管理しやすい状態にすること
  • 「庭の終活」とも呼ばれる
  • 高齢化や仕事の忙しさで手入れが困難になった方が実施

庭じまいのメリット

  1. 将来の費用負担を抑える
  2. 手入れの時間と労力を削減
  3. 売却時に物件の印象が良くなる(整った庭)
  4. 安全性の向上(池・庭石の撤去)

庭じまいの費用相場

  • 植木撤去:1本5千〜3万円
  • 庭石撤去:1個1〜5万円
  • 池の埋め立て:10〜30万円
  • 整地・砂利敷き:5〜20万円

早めの庭じまいで将来の費用負担を抑える方法として、検討する価値があります。

まとめ:庭付き戸建てに向いている人と選び方

庭付き戸建てに向いている人・向いていない人

庭付き戸建てに向いている人

  • ガーデニング・家庭菜園を楽しみたい人
  • 子どもの遊び場・ペット飼育を考えている人
  • 隣家との距離を確保しプライバシーを重視する人
  • BBQ・イベント開催が好きな人
  • 定期的な手入れ・メンテナンスが苦にならない人
  • 開放感のある生活空間を求める人

庭付き戸建てに向いていない人

  • 仕事が忙しく、手入れの時間が取れない人
  • 維持費・外構費用を抑えたい人
  • ガーデニング・家庭菜園に興味がない人
  • マンションのような利便性を重視する人

庭の配置と方角の選び方(南向き=家庭菜園向き)

庭の配置と方角は、活用目的に応じて選びます。

方角別の特徴

方角 特徴 おすすめ活用方法
南向き 日当たり良好、日照時間長い 家庭菜園・芝生
東向き 午前中の日差し、午後は日陰 花壇・ガーデニング
西向き 午後の日差し、西日強い ウッドデッキ・テラス
北向き 日当たり悪い、湿気多い 日陰に強い植物・砂利敷き

庭の配置のポイント

  1. 主庭をリビング・ダイニングに面した場所に配置
  2. 家事動線と被らないように設計(洗濯物干しスペースと分離)
  3. 防犯対策として外から見えにくい位置に配置

家事動線への配慮と防犯対策

家事動線への配慮

  • 庭の配置は家事動線と被らないよう設計
  • 洗濯物干しスペースと庭を分離
  • 家の中と外の両方から庭に行きやすい配置に

防犯対策

  1. 外構に柵・フェンスを設置
    • 侵入しにくい高さ(1.5-2m)を確保
  2. センサーライトの設置
    • 夜間の侵入を防ぐ
  3. 防犯カメラの設置
    • 庭への侵入を記録
  4. 植栽配置の工夫
    • 外から室内が見えにくいように配置
    • 死角を作らない

次のアクション

  1. 家族構成と活用目的を整理し、理想的な庭の広さを決定
  2. 年間維持費(自分で手入れ or 業者依頼)と外構費用を試算
  3. 庭の配置・方角を検討し、家事動線・防犯対策を考慮
  4. 複数のハウスメーカー・工務店に相談し、見積もりを比較
  5. 造園業者や外構専門業者に相談し、維持管理しやすい設計を依頼

庭付き戸建ては、メリット・デメリットを十分に理解した上で、ご自身の生活スタイルに合った選択をすることが重要です。維持管理の手間を考慮しながら、理想の住まいを実現しましょう。

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よくある質問

Q1庭の理想的な広さはどれくらい?

A110坪(約33㎡)は子どもの遊び場・小規模ガーデニングに最適、20坪(約66㎡)は家庭菜園・BBQが可能、30坪以上(約99㎡以上)は本格的な庭造りができます。家族構成と活用目的(ガーデニング・家庭菜園・BBQ・ペット飼育等)に応じて選択しましょう。

Q2庭の維持費は年間いくらかかる?

A2自分で手入れなら年5千〜1.5万円、業者依頼なら年5万円程度(30坪以内、剪定年2回・消毒年2回・施肥年1回・芝刈り年2回)です。年2回、最低でも年1回業者に依頼すると庭が荒れず、一度にかかる費用も抑えられます。放置すると雑草・害虫で住民トラブルの原因になります。

Q3雑草対策はどうすればいい?

A3防草シートを土の上に敷いて雑草の光合成を阻害、テラス主体の設計で植栽を最小限に、人工芝の導入で芝刈り不要にする方法があります。人工芝は日当たりの良い場所(南・東面)で夏場に高温化するため、小さい子どもが裸足で遊ぶ際は火傷リスクに注意し、設置場所を慎重に選びましょう。

Q4外構費用はいくら必要?

A4100-300万円程度が相場です。内訳は柵・フェンス(30-80万円)、門扉(20-50万円)、植栽(10-30万円)、芝生・砂利(10-40万円)、ウッドデッキ(30-100万円)等です。プライバシー確保と防犯対策を兼ねた設計が推奨されます。費用を抑えるにはDIYで一部作業、シンプルなデザインを検討しましょう。

Q5庭付き戸建ての防犯対策は?

A5外構に高さ1.5-2m程度の柵・フェンスを設置、センサーライト・防犯カメラの導入が有効です。庭の位置によっては外から室内が見えやすいため、植栽配置(外から見えにくく、死角を作らない)にも配慮が必要です。主庭を住宅の奥(裏側)に配置し、道路側は前庭として小規模にする工夫もあります。

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