海老名市の戸建て購入を検討すべき理由
神奈川県海老名市で戸建てを購入したいと考えている方にとって、「価格相場はいくらか」「どのエリアが人気か」「子育て環境は良いのか」といった疑問があるのではないでしょうか。
この記事では、海老名市の戸建て価格相場、人気エリアの特徴、交通アクセスと生活利便性、購入の流れと注意点を、国土交通省の不動産取引価格情報やアットホームなどの公式データを元に解説します。
30-40代のファミリー層でも、海老名市の戸建て購入について正確な情報を把握できるようになります。
この記事のポイント
- 海老名市の戸建て価格は新築平均4,346万円、中古平均2,980~3,268万円(2025年時点)
- 小田急線・相鉄線・JR相模線の3路線が利用可能で、新宿・渋谷・横浜へのアクセスが良好
- ビナウォークとららぽーと海老名により商業施設が充実し生活利便性が高い
- 厚木基地の騒音と保育園待機児童(2024年4月時点で18人)の課題がある
- 新築戸建ての約80%に建築瑕疵があるため、ホームインスペクションが重要
(1) 3路線利用可能な交通利便性
海老名市は小田急小田原線・相鉄本線・JR相模線の3路線が利用可能です。海老名駅から新宿駅まで約60分、横浜駅まで約30分でアクセスできます。
さらに、2023年から相鉄・東急新横浜線が開通し、大手町駅まで約70分でアクセス可能になりました。都心への通勤・通学に便利なエリアです。
(2) 大型商業施設による生活利便性
海老名駅周辺にはビナウォーク(2002年開業)とららぽーと海老名(2015年開業)の2つの大型商業施設があります。食料品・衣料品・家電・レストランなどが揃い、日常の買い物から休日のショッピングまで駅周辺で完結します。
(3) 人口増加と地価上昇の背景
海老名市の人口は2024年9月時点で141,334人・63,028世帯で、増加傾向が継続しています。2024年公示地価では住宅地が536,455円/坪(前年比+4.34%)と上昇しており、人気が高まっていることがわかります。
海老名市の戸建て価格相場(新築・中古・エリア別)
(1) 新築戸建ての平均価格と価格帯
海老名市の新築戸建ての平均価格は4,346万円です(アットホーム調べ、2025年時点)。SUUMOでは230件の新築戸建て物件が販売されています。
価格帯は3,000万円台から6,000万円台まで幅広く、立地・間取り・築年によって異なります。
(2) 中古戸建ての平均価格と築年数別推移
中古戸建ての平均価格は2,980~3,268万円です。築年数が古いほど価格は下がりますが、リフォーム費用を考慮する必要があります。
1981年以前の建物は旧耐震基準のため、耐震診断を実施してから購入を判断することをおすすめします。
(3) エリア別・駅距離別の価格差
海老名駅周辺は商業施設が充実しているため、駅徒歩10分圏内の物件は価格が高めです。駅から離れるほど価格は下がりますが、バス便や自動車が必要になる場合があります。
さがみ野駅・厚木駅周辺は海老名駅周辺より価格が抑えめで、ファミリー層に人気があります。
(4) 年度別の価格推移(2023-2025年)
国土交通省の不動産取引価格情報によると、2025年の取引データでは戸建て平均価格が4,498万円(154件)と高値で推移しています。人口増加と地価上昇により、今後も価格は堅調に推移する可能性があります。
海老名市の人気エリアと特徴
(1) 海老名駅周辺エリアの特徴
海老名駅周辺は3路線利用可能で、ビナウォークとららぽーと海老名があり、生活利便性が最も高いエリアです。駅徒歩10分圏内の物件は価格が高めですが、通勤・通学に便利で資産価値が高い傾向にあります。
(2) さがみ野駅周辺エリアの特徴
さがみ野駅(相鉄本線)周辺は、海老名駅より価格が抑えめで、閑静な住宅街が広がっています。ファミリー層に人気があり、スーパーや小学校が近くにあります。
(3) 厚木駅周辺エリアの特徴
厚木駅(小田急線)周辺は、海老名駅の隣駅で比較的価格が抑えられています。厚木市との境界付近で、商店街やスーパーが充実しています。
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海老名市の交通アクセスと生活利便性
(1) 小田急線・相鉄線・JR相模線の3路線アクセス
海老名駅は小田急小田原線・相鉄本線・JR相模線の3路線が乗り入れており、都心・横浜方面へのアクセスが良好です。
(2) 主要駅までの所要時間
| 目的地 | 所要時間 |
|---|---|
| 新宿駅 | 約60分(小田急線急行) |
| 渋谷駅 | 約70分(相鉄・東急新横浜線経由) |
| 横浜駅 | 約30分(相鉄線特急) |
| 大手町駅 | 約70分(相鉄・東急新横浜線経由) |
(3) 商業施設(ビナウォーク・ららぽーと海老名)
ビナウォークは食料品・衣料品・雑貨・レストランが揃う複合商業施設です。ららぽーと海老名は大型商業施設で、週末のショッピングやレジャーに人気があります。
(4) 子育て環境と教育施設
海老名市は人口増加により教育施設が充実しています。小学校・中学校が各地にあり、通学距離が短い点が魅力です。
ただし、2024年4月時点で保育園待機児童が18人おり、神奈川県内19市中ワースト3位となっています。保育園入園を希望する場合は、事前に自治体に確認することをおすすめします。
(5) 基地騒音と保育園待機児童の課題
海老名市は厚木基地が近いため、航空機騒音の影響があります。住宅防音工事の助成制度がありますが、音に敏感な方は事前に現地確認することをおすすめします。
また、保育園待機児童の課題があるため、共働き世帯は保育園の入園状況を事前に確認する必要があります。
海老名市での戸建て購入の流れと注意点
(1) 戸建て購入の基本的な流れ
戸建て購入の基本的な流れは以下の通りです。
- 予算と希望条件を決める
- 物件を探す(不動産サイト・不動産会社)
- 内覧・現地確認
- 購入申込・住宅ローン事前審査
- 重要事項説明・契約
- 住宅ローン本審査・融資実行
- 引渡し・登記
(2) 初期費用の目安(仲介手数料・登記費用等)
初期費用は本体価格の5~10%程度が目安です。
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 仲介手数料 | 物件価格の3%+6万円+消費税 |
| ローン手数料 | 数万円~数十万円(金融機関により異なる) |
| 登記費用 | 10万円~30万円(司法書士報酬含む) |
| 不動産取得税 | 固定資産税評価額の3%(軽減措置あり) |
| 火災保険 | 数万円~数十万円(補償内容により異なる) |
(3) ホームインスペクション(建物状況調査)の重要性
さくら事務所の調査によると、新築戸建ての約80%に建築瑕疵があるとのデータがあります。購入前にホームインスペクション(建物状況調査)を実施し、建物の劣化状況や瑕疵の有無を確認することが重要です。
ホームインスペクションの費用は5万円~10万円程度ですが、購入後のトラブルを防ぐために有効です。
(4) 地盤調査と耐震基準の確認
地盤調査報告書を確認し、地盤の強度や地盤改良の有無を把握することが必須です。地盤が弱い場合、将来的に家が傾くリスクがあります。
また、1981年以前の建物は旧耐震基準のため、耐震診断を実施してから購入を判断することをおすすめします。新耐震基準(1981年6月1日以降)の建物は、震度6強~7程度の地震でも倒壊しにくい設計になっています。
(5) 重要事項説明でチェックすべきポイント
重要事項説明では、以下のポイントを必ず確認してください。
- 用途地域(住居専用地域、商業地域等)
- 建ぺい率・容積率
- 設備状況(上下水道、ガス、電気)
- 周辺環境(騒音、嫌悪施設の有無)
- 契約解除の条件(ローン特約等)
まとめ:海老名市の戸建て購入で成功するポイント
海老名市の戸建て価格は、新築平均4,346万円、中古平均2,980~3,268万円です(2025年時点)。小田急線・相鉄線・JR相模線の3路線が利用可能で、新宿・渋谷・横浜へのアクセスが良好です。
ビナウォークとららぽーと海老名により商業施設が充実していますが、厚木基地の騒音と保育園待機児童の課題があります。
戸建て購入時は、ホームインスペクション(建物状況調査)を実施し、地盤調査報告書と耐震基準を確認することが重要です。信頼できる不動産会社や専門家(宅建士、建築士、ホームインスペクター等)に相談しながら、慎重に検討しましょう。
