赤羽で戸建て購入・売却を検討したいと思ったら
赤羽エリアで戸建て住宅の購入や売却を考えている方にとって、「価格相場はいくらなのか」「どのエリアが住みやすいのか」といった疑問は尽きません。
この記事では、赤羽エリアの戸建て市場について、国土交通省の不動産情報ライブラリや東京都北区の公式情報をもとに、価格相場、エリアごとの特徴、購入・売却時の注意点を解説します。
初めて赤羽で不動産取引をされる方でも、必要な情報を正確に把握し、安心して判断できるようになります。
この記事のポイント
- 赤羽はJR6路線が利用でき、池袋まで約10分、新宿まで約20分と都心へのアクセスが優れている
- 駅東口は繁華街、西口は住宅地というエリアの性格があり、ファミリー世帯は西口が安心
- 荒川氾濫時の浸水想定区域があるため、東京都北区の水害ハザードマップで物件の立地リスクを確認が必須
- 戸建て購入時の仲介手数料は物件価格の3%+6万円+消費税が上限
- 2019年「本当に住みやすい街大賞」1位獲得、駅前の再開発により地価が上昇傾向
赤羽エリアの特徴|JR6路線の利便性と住みやすさ
赤羽駅は東京都北区に位置し、JR6路線(埼京線、京浜東北線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線、上野東京ライン)が利用できるターミナル駅です。
(1) JR6路線が利用可能(埼京線、京浜東北線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線、上野東京ライン)
赤羽駅の最大の魅力は、複数路線が利用できる交通利便性です。埼京線で池袋や新宿方面、京浜東北線で東京・品川方面、湘南新宿ラインで横浜方面など、行き先に応じて路線を選べます。通勤や通学の選択肢が広がるため、ファミリー世帯にも単身者にも人気があります。
(2) 都心へのアクセス(池袋まで約10分、新宿まで約20分)
赤羽駅から池袋までは約10分、新宿までは約20分と、都心へのアクセスが優れています。主要なビジネス街や繁華街に短時間で移動できるため、通勤時間を短縮したい方に適しています。
(3) 駅周辺の商業施設(複数の商業施設、赤羽を出なくても買い物ニーズが満たせる)
赤羽駅周辺には複数の商業施設が集積しており、日用品の買い物から外食まで、赤羽を出なくても生活ニーズを満たせます。スーパー、ドラッグストア、飲食店が充実しているため、仕事帰りや休日の買い物が便利です。
(4) 2019年「本当に住みやすい街大賞」1位獲得
アルヒ株式会社が毎年発表する「本当に住みやすい街大賞」で、赤羽は2019年に1位を獲得しました。この大賞は住宅ローン利用者の実住所データに基づくランキングで、実際に住んでいる人の評価が反映されています。交通利便性、商業施設の充実、下町の雰囲気などが高く評価されています。
赤羽の戸建て価格相場|国土交通省データと市場動向
赤羽エリアの戸建て価格相場を確認するには、公的機関のデータと不動産ポータルサイトの両方を活用することをおすすめします。
(1) 国土交通省「不動産情報ライブラリ」での価格確認方法
国土交通省の不動産情報ライブラリでは、約547万件の実際の不動産取引価格データを閲覧できます(2025年3月末時点)。2024年4月に「土地総合情報システム」から移行し、より使いやすくなりました。
確認手順:
- 不動産情報ライブラリにアクセス
- 「取引価格情報」を選択
- 「東京都」→「北区」→「赤羽」で絞り込み
- 取引時期、物件種別(戸建て)を指定
このデータは実際に成約した価格をもとにしているため、売り出し価格ではなく、取引の実態を把握できます。
(2) SUUMO・アットホーム等の不動産ポータルでの相場確認
SUUMOやアットホーム等の不動産ポータルサイトでは、現在売り出し中の物件価格を確認できます。国土交通省のデータが過去の取引価格であるのに対し、ポータルサイトは現在の市場価格を反映しています。両方を組み合わせることで、より正確な相場感を掴めます。
(3) 駅前の再開発による地価上昇傾向
赤羽駅周辺は再開発が進行中で、商業施設やマンションが増加しています。若い世代やファミリー層の流入が増え、地価が上昇傾向にあります。今後の価格動向を注視しながら、適正価格を見極めることが重要です。
エリア別の特徴と治安|東口(繁華街)vs 西口(住宅地)
赤羽駅は東口と西口でエリアの性格が大きく異なります。物件選びの際は、ライフスタイルに合ったエリアを選ぶことが重要です。
(1) 東口エリア(飲み屋街、夜間に酔っ払いや呼び込みが多い)
赤羽駅東口は飲み屋街が広がり、夜間には酔っ払いや呼び込みが多く見られます。飲食店が豊富で賑やかな雰囲気がある一方、治安面での懸念があります。単身者や飲食店利用が多い方には便利ですが、ファミリー世帯や治安を重視する方には不向きな場合があります。
(2) 西口エリア(住宅地、ファミリー世帯に安心)
赤羽駅西口は住宅地が広がり、落ち着いた環境です。ファミリー世帯や治安を重視する方には西口エリアの物件がおすすめです。東口に比べて静かで、子育てにも適した環境が整っています。
(3) 北区の子育て支援と教育機関
東京都北区は子育て支援が充実しており、赤羽エリアも教育機関や公園などの環境が整備されています。保育園、幼稚園、小学校、中学校が近隣にあり、子育て世帯にとって住みやすい環境です。
赤羽の戸建て購入・売却のポイント|水害リスクと初期費用
赤羽エリアで戸建てを購入・売却する際は、水害リスクと初期費用の両方を確認しておくことが重要です。
(1) 荒川氾濫時の浸水想定区域(北区の水害ハザードマップで確認必須)
赤羽は荒川に近く、荒川氾濫時の浸水想定区域に含まれる地域があります。東京都北区の水害ハザードマップで、物件の立地リスクを必ず確認してください。
水害ハザードマップでは、以下の情報が確認できます:
- 荒川、隅田川・新河岸川・神田川、石神井川の浸水想定区域
- 浸水深(水の深さ)
- 避難場所
2025年9月(令和7年)に改訂版が公開され、多言語版も2025年12月下旬に公開予定です。
(2) 赤羽台エリアは高台で浸水被害が少ない
赤羽台エリアは赤羽駅周辺の高台に位置し、荒川氾濫時の浸水被害が少ない地域です。水害リスクを抑えたい場合は、赤羽台エリアの物件を検討することをおすすめします。
(3) 仲介手数料(物件価格の3%+6万円+消費税が上限)
戸建て購入時には仲介手数料が発生します。仲介手数料の上限は、物件価格の3%+6万円+消費税と法律で定められています。
例: 物件価格が5,000万円の場合
- 仲介手数料 = 5,000万円 × 3% + 6万円 + 消費税
- 仲介手数料 = 150万円 + 6万円 + 15.6万円 = 171.6万円
仲介手数料は物件価格に比例するため、高額な物件ほど初期費用が増えます。
(4) 初期費用の目安
戸建て購入時の初期費用には、仲介手数料以外にも以下の費用がかかります。
| 項目 | 目安額 |
|---|---|
| 仲介手数料 | 物件価格の3%+6万円+消費税 |
| 登記費用(登録免許税、司法書士費用) | 30-50万円 |
| 火災保険(10年一括) | 20-30万円 |
| 固定資産税・都市計画税の精算 | 数万円-数十万円 |
| 印紙税 | 1-3万円 |
初期費用は物件価格の5-10%が目安です。事前に資金計画を立てておくことをおすすめします。
まとめ:赤羽の戸建て市場ガイド
赤羽エリアの戸建て市場は、JR6路線の交通利便性、都心へのアクセス、商業施設の充実などが魅力です。駅東口は繁華街、西口は住宅地というエリアの違いがあり、ファミリー世帯には西口がおすすめです。
価格相場は国土交通省の不動産情報ライブラリやSUUMO等の不動産ポータルで確認でき、駅前の再開発により地価が上昇傾向にあります。
一方、荒川氾濫時の浸水想定区域があるため、東京都北区の水害ハザードマップで物件の立地リスクを必ず確認してください。赤羽台エリアは高台で浸水被害が少ない地域です。
戸建て購入時の初期費用(仲介手数料、登記費用、火災保険等)は物件価格の5-10%が目安です。複数の不動産会社から見積もりを取り、適正価格を見極めてください。
信頼できる不動産会社や宅地建物取引士に相談しながら、無理のない資金計画と物件選びを進めましょう。


