横浜市鶴見区のマンション購入ガイド【2025年版】

横浜市鶴見区のマンション市場の特徴

横浜市鶴見区のマンション市場は中古物件が中心で、新築マンションの供給は少ない状況が続いている。京浜工業地帯に面する臨海部と、内陸の住宅街で街の性格が大きく異なり、マンションの立地選びが住み心地と資産性を左右するエリアだ。

鶴見区は横浜市の北東部に位置し、川崎市に隣接している。JR京浜東北線と京急本線が通り、品川・東京方面へのアクセスが良好なため、都内通勤者のベッドタウンとしての需要が根強い。横浜駅までもJRで約10分と近く、横浜都心へのアクセスも便利だ。

現在、鶴見市場駅徒歩4分の立地で日神不動産・タマハウスによる215戸の大規模共同住宅が計画されており、2028年4月竣工予定となっている。新築供給が限られる鶴見区では注目度の高いプロジェクトだ。

新築と中古、鶴見区ではどちらを選ぶべきか

鶴見区は新築マンションの供給が少ないため、選択肢の幅広さでは中古が圧倒的に有利だ。中古マンションなら立地・間取り・価格帯で多くの選択肢から比較検討できる。

新築を狙う場合は、供給自体が限られるため物件が出たタイミングで早めに動く必要がある。2028年竣工予定の鶴見市場駅前のプロジェクトのように、まとまった供給があるときは比較的選びやすい。

中古マンションのメリットは、実際の管理状態や住民層を確認してから購入できる点にある。鶴見区には築20〜30年の物件も多く、管理状態の良いマンションであればリフォーム済みで割安に手に入る可能性もある。一方で、旧耐震基準(1981年以前)の物件は住宅ローン控除の適用条件に注意が必要だ。

エリア別の住環境と暮らし方

JR鶴見駅・京急鶴見駅周辺

鶴見区の中心地で、商業施設や飲食店が集まる利便性の高いエリア。駅前には西友やミナール鶴見などの商業施設があり、日常の買い物に困らない。マンション需要が最も高く、資産性も比較的安定しているエリアだ。

鶴見市場・花月総持寺エリア

京急本線沿線の住宅地。鶴見駅周辺と比べると落ち着いた住環境で、価格もやや抑えめになる傾向がある。鶴見市場駅前では大規模マンションの開発も進んでおり、今後の街の変化に注目したいエリアだ。

矢向・尻手エリア

JR南武線が利用でき、川崎駅へのアクセスが良い。川崎市との境界に位置するため、川崎方面の商業施設も生活圏に含まれる。比較的手頃な価格帯のマンションが見つかりやすいエリアだ。

鶴見川沿い・末吉エリア

内陸の住宅街で、ファミリー層に人気がある。バス便が中心となるため駅距離はあるが、そのぶん広めの間取りが手頃な価格で見つかることもある。車があるとより暮らしやすい。

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資産性の見方と購入判断のポイント

鶴見区のマンションの資産性を考える上で重要なのは、駅からの距離管理状態の2点だ。

JR鶴見駅・京急鶴見駅から徒歩10分以内の物件は、都内通勤需要が安定しているため値下がりしにくい。逆にバス便エリアは利便性の評価が分かれるため、売却時に時間がかかる可能性がある。

管理状態については、修繕積立金の積立状況と大規模修繕の実施履歴を確認したい。築年数が経過していても、適切に修繕が行われているマンションは資産価値が維持されやすい。管理組合の議事録を閲覧できる場合は、修繕計画の進捗状況も確認しておくとよい。

隣接する川崎市と比較すると、鶴見区は「横浜市」のブランド力がある一方で、川崎駅周辺の再開発に伴い川崎市側の人気も上昇している。購入時には同じ予算で川崎市側の物件とも比較検討するのがよいだろう。

購入時の諸費用の目安

マンション購入時には物件価格のほかに諸費用がかかる。目安として、新築で物件価格の3〜5%、中古で6〜8%を見込んでおくとよい。

主な費用の内訳は以下のとおりだ。

  • 仲介手数料(中古の場合): 売買価格400万円超で「売買価格×3%+6万円+消費税」が上限
  • 登記費用: 所有権移転登記・抵当権設定登記で20〜40万円程度
  • 住宅ローン関連費用: 事務手数料・保証料で数十万円
  • 火災保険料: 構造や補償内容により10〜30万円程度
  • 固定資産税・都市計画税の精算金: 引渡し日以降の日割り分
  • 管理費・修繕積立金の精算金: 引渡し月の日割り分

新築の場合は仲介手数料が不要な売主直売が多いため、中古より諸費用率が低くなる傾向がある。

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よくある質問

横浜市鶴見区のマンション市場は新築と中古どちらが多いですか?
鶴見区のマンション市場は中古物件が中心です。新築マンションの供給は少なく、物件が出た際には早めの検討が必要です。2028年竣工予定の鶴見市場駅前の大規模プロジェクト(215戸)など、限定的な新築供給に注目が集まっています。
鶴見区でマンションを買うならどのエリアがおすすめですか?
利便性と資産性を重視するならJR鶴見駅・京急鶴見駅の徒歩圏がおすすめです。価格を抑えたい場合は矢向・尻手エリアや鶴見市場周辺も選択肢になります。ファミリーで広さを求めるなら末吉エリアなど内陸の住宅地も検討する価値があります。
鶴見区のマンション購入で注意すべき点は何ですか?
中古マンションが中心のため、管理状態と修繕積立金の確認が特に重要です。修繕積立金が適切に積み立てられているか、大規模修繕の計画と実施履歴を確認しましょう。築年数が古い物件では旧耐震基準かどうかも住宅ローン控除の観点でチェックが必要です。
鶴見区から都内への通勤アクセスはどうですか?
JR京浜東北線で品川駅まで約15分、東京駅まで約30分と都内通勤に便利な立地です。京急本線も利用でき、品川方面へのアクセスが良好です。横浜駅へもJRで約10分と近く、通勤・生活の両面で利便性が高いエリアです。
マンション購入時の諸費用はどのくらいかかりますか?
新築で物件価格の3〜5%、中古で6〜8%が目安です。中古の場合は仲介手数料(売買価格400万円超で価格×3%+6万円+消費税が上限)が加わるため、新築より諸費用率が高くなります。登記費用や住宅ローン関連費用なども必要です。

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