リノベ賃貸の相場はどれくらい?費用感を把握しよう
「おしゃれなリノベーション賃貸に住みたいけど、相場はいくらなのだろう」と気になっている方は多いのではないでしょうか。リノベ賃貸とは、築年数の経った物件を現代のライフスタイルに合わせて内装や設備を一新した物件のことです。
結論から言うと、リノベーション賃貸は同じエリアの新築デザイナーズ物件と比較して、約10〜20%安い家賃設定になっていることが一般的です。つまり、デザイン性を諦めずに家賃を抑えたい方にとって、リノベ賃貸は有力な選択肢と言えます。
たとえば、新築デザイナーズマンションで月額12万円の物件があるエリアでは、同等のデザイン性を持つリノベ物件なら9.6万円〜10.8万円程度で見つかる可能性があります。この差額は年間で14万円〜29万円にもなり、長く住むほど経済的なメリットは大きくなります。
ただし、リノベ賃貸の家賃はリノベーションの内容によって大きく変動します。たとえば、モニター付きインターホンを設置した物件では家賃が2,000〜5,000円アップ、畳をフローリングに変更した物件では3,000〜7,000円アップ、間取りを変更した物件では5,000〜10,000円アップという目安があります。どこまで手を加えているかで相場感が変わってくるのです。
リノベ賃貸の物件探しには、内装にこだわった物件を専門に扱うサービスを利用すると効率的です。
リノベ賃貸で発生する費用の内訳を知っておこう
リノベ賃貸を借りる際に気になるのが、家賃以外にかかる費用です。一般的な賃貸と同様に、初期費用として以下の項目が発生します。
初期費用の主な内訳
- 敷金:家賃の1〜2ヶ月分が一般的
- 礼金:家賃の1ヶ月分が多いが、ゼロの物件も増加
- 仲介手数料:家賃の0.5〜1ヶ月分
- 前家賃:入居月の日割り家賃+翌月分
- 火災保険料:1.5〜2万円程度
- 保証会社利用料:家賃の0.5〜1ヶ月分
家賃10万円の物件であれば、初期費用の合計は40〜60万円程度になることが多いです。
リノベ賃貸特有の注意点
リノベ賃貸では、見た目の良さに惹かれて契約したものの、隠れたコストに気づかなかったというケースも見られます。以下の点には特に注意が必要です。
- フリーレント物件の違約金:1〜2ヶ月のフリーレント(無料期間)がついている物件は魅力的ですが、短期間で解約すると違約金が発生する場合があります。契約期間の条件を事前に確認しましょう
- 設備の経年劣化:リノベーションで内装は新しくなっていても、給排水管などの見えない部分は建物の築年数相応であることがあります。水回りのトラブルリスクは築年数に比例する傾向があります
- 共用部分の状態:専有部分はきれいにリノベーションされていても、エントランスや廊下などの共用部分は古いままということも珍しくありません。内見時には共用部分もチェックすることをおすすめします
毎月の固定費
家賃以外に毎月かかる費用としては、以下のものがあります。
- 管理費・共益費:5,000〜15,000円程度
- 水道光熱費:10,000〜20,000円程度(季節や使用量による)
- インターネット回線料:4,000〜6,000円程度(物件によっては無料の場合も)
これらを合計すると、家賃とは別に月2〜4万円程度の出費を見込んでおく必要があります。
リノベ賃貸と他の選択肢を比較してみよう
リノベ賃貸以外にも、おしゃれな部屋に住む選択肢はいくつかあります。それぞれの特徴を比較して、自分に合った選択を検討してみましょう。
新築デザイナーズマンション
- 家賃相場:リノベ賃貸より10〜20%高め
- メリット:設備がすべて新品、最新の耐震基準、共用部分もきれい
- デメリット:家賃が高い、人気エリアでは競争率が高い
築浅の一般賃貸
- 家賃相場:リノベ賃貸と同程度か若干安め
- メリット:設備が比較的新しい、選択肢が多い
- デメリット:内装のデザイン性は標準的
サブスク賃貸・マンスリーマンション
- 家賃相場:月額69,800円〜(家具家電付き、光熱費込みのプランあり)
- メリット:敷金・礼金不要、初期費用を大幅に抑えられる、家具家電付きで身軽に引越し可能
- デメリット:長期居住には割高になる場合がある、物件の選択肢が限られる
DIY可能物件
- 家賃相場:相場より安めの設定が多い
- メリット:自分好みにカスタマイズできる、原状回復不要の場合も
- デメリット:DIYの手間と費用がかかる、スキルが必要
初期費用を抑えたい場合の工夫
家賃交渉や条件の工夫で、初期費用を抑える方法もあります。
- 家賃交渉:競合物件の家賃をリサーチして伝えることで、5,000円〜1万円程度の値下げに成功するケースもあります
- フリーレント交渉:1〜2ヶ月のフリーレントをつけてもらうことで、最初の支払いを抑えられます
- 敷金・礼金ゼロ物件を選ぶ:初期費用を大幅に削減できます
これらの選択肢を比較検討する際は、単純な家賃だけでなく、初期費用、トータルコスト、住み心地を総合的に判断することが大切です。
リノベ賃貸が向いている人・向いていない人
リノベ賃貸にはメリットとデメリットがあり、すべての人に最適というわけではありません。自分のライフスタイルや優先順位に合っているかを確認しましょう。
リノベ賃貸が向いている人
- デザイン性にこだわりたいが、新築の家賃は出せない人
- 内装のおしゃれさが日々のモチベーションにつながる人
- 在宅ワークで自宅環境を重視したい人
- 写真映えする部屋でSNS発信を楽しみたい人
- 築年数より内装の新しさを重視する人
リノベ賃貸が向いていない人
- 建物自体の新しさ(耐震性、断熱性)を最優先する人
- 共用部分の清潔さも重視する人
- 設備トラブルのリスクを極力避けたい人
- 同じ場所に10年以上住み続ける予定の人
サブスク賃貸という選択肢も
「敷金・礼金などの初期費用をできるだけ抑えたい」「まずは試しに住んでみたい」という方には、サブスク型の賃貸サービスも選択肢になります。月額69,800円〜で家具・家電付きのマンスリーマンションやホテルに住めるサービスもあり、転勤・長期出張・試し住みなどの用途で利用される方が増えています。
初期費用を抑えながら、おしゃれな住まいを探したい方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:リノベ賃貸の相場を踏まえた物件探しのコツ
リノベーション賃貸の相場と費用感について解説してきました。最後に、物件探しを始める際のポイントをまとめます。
相場感のおさらい
- リノベ賃貸は新築デザイナーズより約10〜20%安いのが一般的
- リノベ内容によって家賃の上乗せ幅が異なる
- 初期費用は家賃の4〜6ヶ月分程度を見込む
物件探しのアクションプラン
- 予算を決める:家賃だけでなく、初期費用と毎月の固定費を含めたトータルで考える
- 優先順位を明確にする:デザイン性、立地、設備の新しさなど、何を重視するか決める
- 複数の選択肢を比較する:リノベ賃貸だけでなく、新築やサブスク賃貸なども含めて検討する
- 内見時にチェックする:共用部分の状態、水回りの様子、日当たりなどを確認する
- 契約条件を確認する:フリーレントの条件、違約金の有無、更新料などを事前に把握する
効率的な物件探しのために
リノベーション物件やデザイナーズマンションを専門に扱うサービスを利用すると、自分の好みに合った物件を効率的に探すことができます。取材済みの物件情報や、写真が豊富な物件紹介があるサービスなら、内見前にイメージを掴みやすくなります。
物件探しは情報収集が重要です。複数のサービスを活用しながら、理想の住まいを見つけてください。
