結論:この優先順位ならこの選択
お風呂リフォームでメーカーや製品選びに迷っている方は、まず自分の優先順位を明確にしてください。優先順位によって選ぶべきメーカーが変わります。
- 価格重視 → パナソニック・オフローラ(99.5万円~)
- 節水重視 → TOTO・サザナ/シンラ(節水性能と保温機能に定評)
- デザイン重視 → LIXIL・リデア/スパージュ(モジュール設計でスタイリッシュ)
- 耐久性重視 → タカラスタンダード(ホーロー素材で長寿命)
- 保温重視 → クリナップ・アクリアバス(浴室まるごと保温)
2026年最新の人気ランキングでは、1位 TOTO、2位 タカラスタンダード、3位 パナソニック、4位 LIXILとなっています。ただし「人気」と「あなたに最適」は必ずしも一致しません。以下で自分の条件を整理し、最適な選択を見つけていきましょう。
比較の前提(あなたの条件をここで固定)
メーカーや製品を比較する前に、まず自分の条件を明確にしておくことが重要です。以下のチェックリストで条件を整理してください。
予算帯はどこか?
- 60~120万円:標準グレードのユニットバス交換が中心
- 120~180万円:上位グレードやオプション追加が可能
- 180万円以上:最上位グレードやハイエンドオプションも検討可能
優先したい機能は何か?
- 節水性能(水道代を抑えたい)
- 保温性能(追い焚きを減らしたい)
- 掃除のしやすさ(日々の手入れを楽にしたい)
- デザイン性(おしゃれな空間にしたい)
- バリアフリー対応(将来の介護を見据えて)
浴室のサイズと工法は?
- 1216サイズ(マンションに多い)
- 1616サイズ(戸建てに多い標準サイズ)
- その他特殊サイズ
- ユニットバスからユニットバスへの交換か、在来工法からの変更か
家族構成と使用頻度は?
- 1~2人暮らし
- 3~4人家族
- 5人以上の大家族
- 毎日複数回使用するか
これらの条件を先に固定しておくと、比較検討がスムーズになります。
迷う人はこの3軸で決める
条件を整理してもまだ迷う場合は、以下の3つの軸で絞り込むと判断しやすくなります。
軸1:価格帯
予算が限られている場合、パナソニック・オフローラは99.5万円~(1216サイズ)と手頃な価格で入手できます。一方、TOTO・シンラは136万円~と高めですが、機能面で優れています。価格帯を最初に決めれば、選択肢は自然と絞られます。
軸2:機能
節水重視ならTOTO、保温重視ならクリナップ、デザイン重視ならLIXILというように、重視する機能でメーカーを選ぶ方法もあります。各メーカーには得意分野があり、すべてを兼ね備えた万能製品は存在しません。
軸3:施工実績・口コミ
メーカーだけでなく、施工業者の実績も重要です。同じ製品でも施工業者によって仕上がりや価格が異なります。一括見積もりサービスを利用すれば、複数の業者の提案力や価格を比較できます。
比較表(主要メーカー5社)
主要5メーカーの特徴を一覧にまとめました。
| メーカー | 代表製品 | 価格帯(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| TOTO | サザナ、シンラ | シンラ 136万円~ | 節水性能、保温機能、フチなし技術 |
| LIXIL | リデア、スパージュ | スパージュ 116.6万円~ | モジュール設計、デザイン性、掃除しやすさ |
| タカラスタンダード | エメロード、プレデンシア | プレデンシア 121.9万円~ | ホーロー素材、耐久性 |
| パナソニック | オフローラ | 99.5万円~(1216) | キャンドルライト、美泡湯、コスパ |
| クリナップ | アクリアバス | 97.6万円~ | 浴室まるごと保温、高断熱浴槽 |
※価格は1616サイズ基準(パナソニックのみ1216サイズ)、グレードやオプションにより変動します。
比較軸の定義(何をもって良いとするか)
比較表を見る際は、以下の視点で評価すると自分に合った選択ができます。
初期費用 vs ランニングコスト
初期費用が安くても、節水性能が低ければランニングコストがかさみます。TOTOは初期費用が高めですが、節水性能により長期的には元が取れる可能性があります。10年、20年単位で考えると、初期費用だけで判断しないほうがよいでしょう。
掃除の手間
フチなし形状や防カビコーティングなど、掃除のしやすさに関わる機能はメーカーによって異なります。毎日の掃除を楽にしたい方は、この点を重視してください。LIXILのリデアは掃除がしやすいという評価が多く、マンション住まいの方に人気です。
耐久性・保証期間
タカラスタンダードのホーロー素材は耐久性に優れ、長期間使用できることが特徴です。メーカー保証と施工業者の保証の両方を確認しておくと安心です。
デザイン・カスタマイズ性
LIXILはモジュール設計により、柔軟な設置とスタイリッシュなデザインが可能です。パナソニックはキャンドルライト照明など、女性に人気のデザインオプションがあります。
表の読み方(結局どれを優先すべきか)
比較表を見てもまだ決められない場合は、以下を参考にしてください。
- 予算100万円以内で抑えたい → パナソニック・オフローラ、クリナップ・アクリアバス
- 水道代を節約したい → TOTO・サザナ(フチなし技術、エコサット機能)
- おしゃれな浴室にしたい → LIXIL・リデア(グレーを基調としたスタイリッシュ空間)
- 長く使いたい → タカラスタンダード(ホーロー素材の耐久性)
- 追い焚きを減らしたい → クリナップ・アクリアバス(浴室まるごと保温)
複数社から見積もりを取得すると、同じ製品でも業者によって価格や提案内容が異なることがわかります。メーカーを絞り込んだら、次は業者比較に進みましょう。
魅力的なリフォーム事例を多数公開中【リショップナビ】でお見積り
リフォーム事例の実態(メーカー・価格・満足度)
実際のリフォーム事例から、メーカー選びの参考になるポイントを見ていきます。
タカラスタンダード事例
- エメロード:約76万円(標準グレード)
- エメロード:約107万円(オプション追加)
- プレデンシア:約180万円(上位グレード)
タカラスタンダードは価格帯の幅が広く、予算に応じて選びやすいのが特徴です。ホーロー素材による耐久性は、長期使用を考える方に好評です。
クリナップ事例
- アクリアバス:97.6万円~
浴室まるごと保温と高断熱浴槽が標準装備されており、保温性能を重視する方に選ばれています。
事例から見える成功パターン
満足度の高いリフォーム事例には、いくつかの共通点があります。
TOTOを選んだ人の声
「TOTOのバスルームに替えてからは、手間をかけずとも自然と水道使用量が減った」という声があります。節水性能を重視してTOTOを選んだ方は、実際にランニングコストの削減を実感しているケースが多いようです。
パナソニックを選んだ人の声
パナソニック・オフローラのキャンドルライト照明と美泡湯は、女性ユーザーに特に好評です。耐久性とデザイン性を兼ね備えながら手頃な価格という点が評価されています。
LIXILを選んだ人の声
LIXILのリデアは掃除がしやすく、多彩なデザインオプションでマンション住まいに人気です。グレーを基調としたスタイリッシュな空間が評価されています。
クリナップを選んだ人の声
クリナップのアクリアバスは保温性が高く、冬場でもお湯が冷めにくいという評価が多いです。追い焚き回数が減り、光熱費の削減につながったという声もあります。
事例から見える後悔パターン
一方、後悔している事例にも共通するパターンがあります。
価格だけで決めて機能不足
最安値の製品を選んだ結果、追い焚き機能がなかったり、保温性能が低かったりして後悔するケースがあります。価格だけでなく、必要な機能が含まれているかを確認することが重要です。
一社見積もりで相場より高額
複数社から見積もりを取らずに1社だけで決めた結果、相場より高額だったことに後から気づくケースがあります。同じ製品でも業者によって数十万円の差が出ることがあるため、複数社比較は必須です。
施工業者の質にばらつき
見積書の内容(養生・廃材処分の扱い、電気配管の処理など)は業者によって異なります。安い見積もりでも、養生や廃材処分が別途費用になっていることがあるため、内訳をしっかり確認する必要があります。
オプション追加で予算オーバー
ショールームで気に入ったオプションを追加していくうちに、当初の予算を大幅に超えてしまうケースも珍しくありません。優先順位を決めておくことで、本当に必要なオプションに絞り込めます。
代替案(直接・間接・現状維持)を深掘り
ユニットバス全体の交換以外にも、選択肢があります。自分の状況に合った方法を検討してみてください。
ユニットバスからユニットバス交換
価格帯:60~120万円(一般的)
最も多いパターンです。既存のユニットバスを撤去し、新しいユニットバスを設置します。工期は通常3~5日程度で、生活への影響が比較的少ないのが特徴です。
在来工法からユニットバス交換
価格帯:80~140万円(やや高め)
古い在来工法の浴室をユニットバスに変更するパターンです。断熱性が大幅に向上し、冬場の寒さや結露の問題を解消できます。ただし、工期が長くなる傾向があります。
在来工法から在来工法
価格帯:70~200万円(幅広い)
自由度が高く、こだわりの浴室を作りたい方に向いています。ただし、工期が長く、費用も幅があるため、予算管理が難しい面があります。
部分リフォーム
浴槽のみ、壁のみなど、劣化した部分だけを交換・補修する方法です。全体交換より費用を抑えられますが、対応できる範囲に限りがあります。
代替の方が向く人
全体交換以外の方法が適しているケースもあります。
- 部分的な劣化のみ → 部分リフォームで費用を抑える
- 予算が極端に少ない → 現状維持+補修で延命
- こだわりの空間を作りたい → 在来工法で自由に設計
- 施工予定が1年以上先 → 今は情報収集に留め、時期が来たら再検討
どれも決めきれない時の順番
迷った場合は、以下の順番で進めることをおすすめします。
Step1:複数社見積もりで相場把握
まずは複数の業者から見積もりを取得し、自分の条件でどのくらいの費用がかかるのか相場を把握します。一括見積もりサービスを使えば、フォーム入力だけで複数社に依頼できるため手間が省けます。
Step2:現地調査で劣化状況確認
業者に現地調査をしてもらい、浴室の劣化状況を確認します。専門家の目で見ることで、優先すべき工事内容が明確になります。
Step3:メーカー・グレード選定
予算と劣化状況を踏まえて、メーカーとグレードを選定します。ショールームで実物を確認するのもおすすめです。
Step4:補助金・減税制度の確認
省エネリフォーム補助金や介護保険住宅改修など、使える制度がないか確認します。申請期限があるため、早めの確認が重要です。
口コミ・不安点の整理
リフォームに対する不安を解消するため、よくある口コミと不安点を整理します。
TOTOの口コミ
節水性能に関する良い評価が多く見られます。「手間をかけずとも自然と水道使用量が減った」という声は、TOTOの技術力を示しています。
パナソニックの口コミ
キャンドルライト照明と美泡湯が女性に好評です。リラックスできる空間づくりを重視する方に選ばれています。
LIXILの口コミ
掃除のしやすさとデザイン性が評価されています。特にマンション住まいの方からの支持が高いようです。
クリナップの口コミ
保温性能の高さが評価されています。浴室まるごと保温により、冬場でもお湯が冷めにくいという声が多いです。
よくある不満と原因
不満の声がある場合、その原因を理解しておくと同じ失敗を避けられます。
- 価格だけで決めて機能不足 → 必要な機能を事前にリストアップする
- 一社見積もりで相場より高額 → 必ず複数社から見積もりを取る
- 施工業者の質にばらつき → 見積書の内訳を細かく確認する
- オプション追加で予算オーバー → 優先順位を決めてから選ぶ
物件/担当/地域で変わるポイント
同じメーカーの同じ製品でも、条件によって結果が変わることがあります。
マンションの場合
配管の制約があり、1216サイズが多くなります。また、管理組合の承認が必要な場合もあるため、事前確認が重要です。
戸建ての場合
在来工法からの変更も含め、選択肢が広がります。ただし、構造によっては追加工事が必要になることもあります。
地域による違い
業者の対応範囲や価格は地域によって異なります。都市部では選択肢が多い一方、地方では対応可能な業者が限られる場合があります。
担当者の影響
担当者の提案力や説明の丁寧さも、満足度に大きく影響します。複数社を比較することで、対応の良し悪しも判断できます。
まとめ:あなたはこれを選べばOK
最後に、優先順位別のおすすめを再確認します。
| 優先順位 | おすすめメーカー | 理由 |
|---|---|---|
| 価格重視 | パナソニック | 99.5万円~と手頃、デザインも良い |
| 節水重視 | TOTO | 水道使用量削減の実績あり |
| デザイン重視 | LIXIL | スタイリッシュで掃除しやすい |
| 耐久性重視 | タカラスタンダード | ホーロー素材で長寿命 |
| 保温重視 | クリナップ | 浴室まるごと保温で光熱費削減 |
次のステップ
- 自分の優先順位を1つに絞る
- 複数社から見積もりを取得して相場を把握する
- 現地調査で劣化状況と最適なプランを確認する
- 補助金・減税制度が使えないか確認する
- メーカー・グレードを最終決定する
メーカー選びも重要ですが、施工業者選びも同じくらい重要です。同じ製品でも業者によって価格や仕上がりが異なるため、複数社を比較してから決めることをおすすめします。
