築40年の家をリフォームする時の判断基準と最初のステップ

PR
公開日: 2026/1/17

結論:築40年のリフォーム、最初の3ステップ

築40年の家をリフォームする時、何から手をつければいいかわからず迷う方が多いです。修繕箇所が多岐にわたり、費用も読めず、建て替えとの判断も難しいのが実情です。

そこで、築40年のリフォームを始める時にやるべき最初の3ステップを整理しました。この順序で進めることで、迷わず次のアクションに移れます。

ステップ0:状況整理(優先順位の決め方)

修繕箇所が多すぎて「どこから手をつけるべきか」迷う時は、以下の優先順位で整理しましょう。

1. 安全性(構造)

基礎・柱・梁・屋根など、建物の構造に関わる部分を最優先します。構造的な問題があると、その後のリフォームが無駄になる可能性があります。

2. 生活必需(水回り)

キッチン・浴室・トイレなど、日常生活に欠かせない設備は次に優先します。設備は20年程度で交換や補修が必要になるため、築40年以上の家ではほぼ全交換が必要です。

3. 快適性(断熱・バリアフリー)

断熱窓の導入やバリアフリー化(段差解消、手すり設置)は、構造と水回りの目処が立ってから検討します。

この順序で整理することで、「何を優先すべきか」が明確になります。

ステップ1:建物の構造をチェックする

築40年の家のリフォームを始める際は、まず建物の構造的な状態を確認し、基礎、柱、梁、屋根などの健全性をチェックします。構造が健全であればリフォームで対応できますが、構造的な問題が深刻な場合は建て替えを検討する必要があります。

専門業者にインスペクション(建物診断)を依頼し、以下の点を確認してもらいましょう。

  • 基礎: ひび割れや沈下がないか
  • 柱・梁: 腐食やシロアリ被害がないか
  • 屋根: 雨漏りや構造的な劣化がないか
  • 外壁: ひび割れや剥がれがないか

インスペクション費用は5〜15万円程度が目安です。この診断結果によって、リフォームか建て替えかの判断材料が得られます。

ステップ2:家族で修繕箇所を話し合う

構造チェックが終わったら、家族で話し合いを行い、修繕したい箇所やこだわりたい部分を明らかにします。

話し合いで決めるべきポイントは以下の通りです。

水回りの使いやすさ

キッチン・浴室・トイレ・洗面台の配置や動線を見直し、使いやすさを優先するか、デザインにこだわるかを決めます。

導線の改善

家事動線や生活動線を効率化するために、間取りを変更するかどうかを検討します。例えば、キッチン・和室の壁を撤去して広々としたLDKにする、といった変更です。

バリアフリー化の必要性

将来の介護や高齢者対応を見越して、段差解消や手すり設置を行うかどうかを決めます。

家族で優先順位を決めることで、予算配分が明確になり、業者との打ち合わせもスムーズになります。

ステップ3:複数業者から相見積もりを取る

構造チェックと家族会議が終わったら、複数業者から相見積もりを取り、解体費用を含む建て替えとリフォームの金額差を確認します。

相見積もりを取る時のポイントは以下の通りです。

建て替えとリフォームの両方の見積もりを取る

建て替えは解体費用(100〜300万円)が加算されるため、リフォームよりも高額になることが多いです。ただし、構造的な問題が深刻な場合や、間取りを大幅に変更したい場合は、建て替えの方が合理的なケースもあります。

見積もり内容を詳しく確認する

見積もりに含まれる工事内容(屋根・外壁・水回り・内装・構造補強など)を項目ごとに確認し、追加費用が発生する条件を事前に確認します。

最低3社から見積もりを取る

1社だけの見積もりでは、適正価格かどうか判断できません。複数社から見積もりを取ることで、相場を把握し、価格交渉の材料にもなります。

全国優良リフォーム会社への一括見積もりなら【リショップナビ】

※複数社の見積もりを効率的に比較したい場合、リショップナビのような一括見積もりサービスを活用すると、審査を通過した優良業者のみから見積もりを取得でき、時間を節約できます。

なぜ築40年のリフォームは迷うのか

築40年の家をリフォームする時、多くの人が「どこから手をつければいいかわからない」「費用が読めない」「建て替えとの判断が難しい」という迷いを抱えます。

なぜ迷うのか、その原因を整理します。

修繕箇所が多い

築40年になると、屋根の表面塗装、外壁の表面塗装、バルコニーの防水シートの張り替え、キッチン・ユニットバスの本体交換、室内クロスの張り替えなど、修繕箇所が多岐にわたり、大規模工事になります。

費用が読めない

500万円で複数の箇所を手入れ可能ですが、構造補強や間取り変更を伴う大規模リフォームで費用が跳ね上がる可能性があります。見積もりを取るまで、総額が見えないのが不安の原因です。

建て替えとの判断が難しい

構造的な問題が深刻な場合や、間取りを大幅に変更したい場合は、リフォームよりも建て替えの方が合理的なケースがあります。ただし、建て替えは解体費用が加算されるため、総額が高くなります。どちらが適切か、判断材料が不足していることが迷いの原因です。

みんながハマる落とし穴

築40年のリフォームでよくある失敗パターンを紹介します。

1. 見積もりを1社だけに依頼する

1社だけの見積もりでは、適正価格かどうか判断できません。相場より高い見積もりを提示されても気づかず、後悔することがあります。

2. 優先順位を決めずに全部やろうとする

屋根・外壁・水回り・内装など、全てを一度にリフォームしようとすると、予算オーバーになります。優先順位を決めて、段階的にリフォームする方が現実的です。

3. 構造チェックを省略する

構造的な問題があるまま内装や水回りをリフォームしても、数年後に雨漏りや劣化が表面化し、再施工が必要になることがあります。構造チェックは省略せず、最初に実施しましょう。

ここは人によって正解が変わる

築40年のリフォームは、一律の答えがありません。以下の要素によって、最適解が変わります。

予算

500万円で複数箇所を手入れ可能ですが、1000万円以上かけてスケルトンリフォーム(躯体のみ残して内部を一新)することもできます。予算によって、部分リフォームか全面リフォームかが変わります。

住む期間

長期的に住む予定であれば、耐震・断熱性能を強化するスケルトンリフォームが適しています。短期的にしか住まない場合は、最低限の水回り交換や外壁塗装で十分です。

家族構成

高齢者がいる場合は、バリアフリー化(段差解消、手すり設置)を優先します。子育て世帯であれば、間取り変更で家事動線を効率化する方が満足度が高いです。

個別の状況に合わせて、柔軟に判断することが重要です。

選択肢マップ(リフォームの種類と費用目安)

築40年の家をリフォームする際の選択肢を整理します。大きく分けて、スケルトンリフォーム・部分リフォーム・建て替えの3つがあります。

目的別に合う選択肢

スケルトンリフォーム:20坪前後なら1000万円以内

躯体部分のみ残し、内部を撤去して間取りを一から考え、設備や配管を一新する方法です。耐震・断熱性能を強化し、バリアフリー化(段差解消、手すり設置)も同時に行えます。

20坪前後のコンパクトな家なら1000万円以内で可能です。築44年の中古住宅を1000万円で全面リノベーションし、キッチン・和室の壁を撤去して広々としたLDKにし、家事動線を効率化した事例があります。

間取り変更:間仕切壁撤去・設置(㎡当たり約1万円)

間仕切壁の撤去・設置(㎡当たり約1万円)、ドア増設(約10万円~15万円)、窓サイズ変更(約20万円~60万円)で、間取りを柔軟に変更できます。

リビングを広くしたい、子供部屋を2つに分けたいといったニーズに対応できます。

水回り交換のみ:約200〜300万円

キッチン・浴室・トイレの交換のみを行う部分リフォームです。設備は20年程度で交換時期を迎えるため、築40年の家ではほぼ全交換が必要です。

予算を抑えたい場合は、水回りのみを優先し、その後に外壁・屋根を段階的にリフォームする方法もあります。

断熱窓導入:約50〜80万円

既存の窓を断熱性能の高い窓に交換することで、冷暖房効率を向上させます。省エネリフォーム補助金の対象になることがあるため、自治体の窓口で確認しましょう。

代替の方が楽なケース(建て替えを検討すべき時)

以下のケースでは、リフォームよりも建て替えの方が合理的です。

構造的な問題が深刻

基礎のひび割れ、柱の腐食、シロアリ被害が広範囲に及んでいる場合、リフォームでは対応しきれません。構造補強に高額な費用がかかるため、建て替えの方が長期的にはコストパフォーマンスが良いことがあります。

間取りを大幅に変更したい

間取りを大幅に変更する場合、壁の撤去・設置、配管の移動、電気配線の変更など、大規模な工事が必要です。スケルトンリフォームでも対応できますが、建て替えの方が自由度が高く、理想の間取りを実現しやすいです。

長期的に住む予定がない

数年後に売却や賃貸に出す予定がある場合、高額なリフォームをするよりも、最低限の修繕で済ませる方が合理的です。ただし、建て替えも選択肢から外れます。

リショップナビが効くのはこういう時

築40年のリフォームを検討する際、リショップナビのような一括見積もりサービスが効果的なケースを紹介します。

複数業者比較で適正価格を把握したい

リフォーム費用は業者によって大きく異なります。複数社の見積もりを比較することで、相場より高い見積もりを避け、適正価格で施工できます。

審査済み業者のみで安心したい

リショップナビは、審査を通過した優良リフォーム会社のみを紹介するため、悪徳業者を避けたい方に適しています。上場企業が運営し、保証制度も用意されているため、初めてのリフォームでも安心感を得られます。

早く進めたい・比較を省きたい

リショップナビは、以下のような時間節約のメリットがあります。

一括見積もりで複数社を効率的に比較

フォーム入力だけで条件に合う複数社に一括見積もり依頼できるため、1社ずつ検索・問い合わせする手間が減ります。

専門スタッフが条件に合う業者を選定

専門スタッフが業者を絞り込んで紹介するため、自分で複数社をリサーチして比較検討する時間を短縮できます。対応が比較的迅速で、依頼から業者の紹介・初回連絡までがスムーズだったという口コミが多いです。

魅力的なリフォーム事例を多数公開中【リショップナビ】でお見積り

※リショップナビでは、築40年戸建てのスケルトンリフォーム事例や、中古住宅の全面リノベーション事例を多数公開しています。同じような築年数の事例を参考にしながら、自分に合う業者を見つけることができます。

逆に向かない時

以下のケースでは、リショップナビのようなサービスは向きません。

施工予定が1年以上先

施工予定時期が1年以上先の場合、成果否認条件に該当するため、サービス利用の対象外です。具体的に動ける状態になってから利用しましょう。

既に業者を決めている

既に業者を決めている場合や、知人の紹介で業者を選びたい場合は、一括見積もりサービスを利用する必要はありません。

DIYで対応したい軽微な修繕のみ

DIYで対応できる軽微な修繕(壁紙の張り替え、棚の設置など)のみを検討している場合は、提携業者の対象外です。

まとめ:迷ったらこの順で決める

築40年の家をリフォームする時、以下の順序で進めることで、迷わず次のアクションに移れます。

1. 構造チェック

専門業者にインスペクションを依頼し、基礎・柱・梁・屋根の健全性を確認します。構造が健全であればリフォーム、深刻な問題があれば建て替えを検討します。

2. 家族会議

修繕したい箇所やこだわりたい部分を家族で話し合い、優先順位を決めます。水回りの使いやすさ、導線の改善、バリアフリー化の必要性を検討しましょう。

3. 相見積もり

複数業者から相見積もりを取り、解体費用を含む建て替えとリフォームの金額差を確認します。最低3社から見積もりを取り、見積もり内容を詳しく確認しましょう。

4. リフォームか建て替えか判断

構造チェックの結果、家族会議の優先順位、相見積もりの金額差を総合的に判断し、リフォームか建て替えかを決定します。

この順序で進めることで、築40年の家のリフォームを迷わず実行できます。

よくある質問

Q1築40年の家はリフォームと建て替えのどちらが良いですか?

A1建物の構造が健全であればリフォームの方がコストを抑えられます。構造的な問題が深刻な場合や間取りを大幅に変更したい場合は建て替えが適しています。複数業者から相見積もりを取り、解体費用を含めた総額で比較しましょう。

Q2築40年のリフォームで最初にやるべきことは?

A2まず建物の構造チェック(基礎・柱・梁・屋根の健全性)を行い、リフォームが可能かを確認します。次に家族で修繕箇所を話し合い、優先順位を決めてから複数業者から相見積もりを取りましょう。

Q3築40年の家のリフォーム費用はいくらですか?

A3500万円で複数箇所を手入れ可能ですが、構造補強・間取り変更を伴う大規模リフォームでは費用が跳ね上がることがあります。20坪前後のコンパクトな家のスケルトンリフォームなら1000万円以内で可能です。

Q4築40年の家で優先すべきリフォーム箇所は?

A4安全性の観点から、まず構造(基礎・柱・梁)と屋根・外壁の修繕を優先すべきです。次に生活必需の水回り(キッチン・浴室・トイレ)、最後に快適性向上(断熱・バリアフリー)の順で検討しましょう。

Q5築40年の家のリフォーム事例を知りたい

A5築44年の中古住宅を1000万円で全面リノベーションし、キッチン・和室の壁撤去で広々LDKにした事例や、築40年戸建てでスケルトンリフォームにより耐震・断熱性能を強化した事例があります。リショップナビでは同じような築年数の事例を多数公開しています。