結論:安さと速さを両立する光回線の選び方
「安くて速い光回線」を探しているなら、まず理解しておくべきことがあります。それは、「安さ」と「速さ」はトレードオフの関係にあることが多いという点です。ただし、自分の利用状況に合わせて選べば、両立できるケースもあります。
結論から言うと、以下の優先順位で選ぶのが合理的です。
- 月額最安重視:enひかり(戸建て4,818円、マンション3,718円)またはGMOとくとくBB光
- 速度最優先:NURO光(最大2Gbps)または10Gbpsプラン対応サービス
- 安定性・サポート重視:BiZiMo光・ドコモ光
- スマホ割重視:ドコモ光・ソフトバンク光
このガイドでは、あなたの優先順位に合わせて最適な光回線を選ぶ方法を解説します。
比較の前提:あなたの条件をここで固定
光回線を選ぶ前に、以下の3点を確認しましょう。
1. 戸建てかマンションか
戸建てとマンションで料金プランが異なります。マンションの方が月額料金は安い傾向がありますが、建物の配線方式(光配線方式・VDSL方式)により速度が制限される場合があります。
2. 利用状況(一般利用 / ヘビーユーザー)
一般的な利用(Web閲覧・動画視聴・Zoom会議)なら1Gbpsプランで十分です。動画編集やオンラインゲームなど、速度を最優先するなら10Gbpsプランも検討できますが、月額料金が高くなります。
3. スマホキャリア(セット割の有無)
ドコモ・au・ソフトバンクのスマホを使っている場合、対応する光回線を選ぶことでスマホ料金が割引されます。月額数百円〜1,100円の割引が適用される場合があるため、トータルコストを抑えられます。
迷う人はこの3軸で決める
判断軸を3つに絞ると選びやすくなります。
①月額最安を求めるなら
enひかり(戸建て4,818円、マンション3,718円)またはGMOとくとくBB光が有力です。GMOとくとくBB光は契約縛りがなく、キャッシュバック特典もあるため、実質負担を抑えられます。
②速度最優先なら
NURO光(最大2Gbps)が速度面では優位です。ただし、提供エリアが限定されるため、事前にエリア確認が必要です。10Gbpsプランに対応するサービス(BiZiMo光、ドコモ光など)もありますが、月額料金が高くなります。
③安定性・サポート重視なら
BiZiMo光やドコモ光が適しています。BiZiMo光は法人向けサービスとして設計されており、サポート体制が整っています。ドコモ光もプロバイダ次第でサポート品質が高いとされています。
④スマホ割を活用するなら
ドコモ光(ドコモスマホ)、ソフトバンク光(ソフトバンク・ワイモバイルスマホ)でスマホセット割が適用されます。月額220円〜1,650円の割引が適用される場合があり、家族で複数回線契約していれば割引額も増えます。
光回線の料金・速度比較表(主要項目)
主要な光回線サービスの料金と速度を比較すると、以下のようになります。
戸建てタイプ
| サービス名 | 月額料金 | 最大速度 | キャッシュバック | スマホ割 |
|---|---|---|---|---|
| enひかり | 4,818円 | 1Gbps | - | - |
| GMOとくとくBB光 | 4,400円前後 | 1Gbps | あり | - |
| BiZiMo光 | 5,830円 | 10Gbps対応 | 最大30,000円 | - |
| ドコモ光 | 5,720円 | 10Gbps対応 | 35,000円 | ドコモ(220〜1,100円/台) |
| ソフトバンク光 | 5,200円 | 1Gbps | あり | ソフトバンク・ワイモバイル |
| BIGLOBE光 | 4,378円(割引後) | 10Gbps対応 | 最大136,220円 | au |
マンションタイプ
| サービス名 | 月額料金 | 最大速度 | キャッシュバック | スマホ割 |
|---|---|---|---|---|
| enひかり | 3,718円 | 1Gbps | - | - |
| GMOとくとくBB光 | 3,300円前後 | 1Gbps | あり | - |
| BiZiMo光 | 4,620円 | 10Gbps対応 | 最大30,000円 | - |
| ドコモ光 | 4,000円 | 10Gbps対応 | 35,000円 | ドコモ(220〜1,100円/台) |
| ソフトバンク光 | 3,800円 | 1Gbps | あり | ソフトバンク・ワイモバイル |
| BIGLOBE光 | 3,278円(割引後) | 10Gbps対応 | 最大136,220円 | au |
比較軸の定義:何をもって「安い」「速い」とするか
「安い」の定義
月額料金だけでなく、キャッシュバックを含めた実質負担で比較することが重要です。例えば、GMOとくとくBB光は月額料金が安く、キャッシュバックもあるため、実質負担を抑えやすいとされています。
スマホセット割が適用できる場合は、ドコモ光やソフトバンク光の方が実質負担が安くなる場合があります。
「速い」の定義
最大速度(1Gbps/10Gbps)だけでなく、実測値やv6プラス対応の有無を確認することが重要です。NURO光は最大2Gbpsで実測値も速いとされています。
ただし、一般的な利用(Web閲覧・動画視聴・Zoom会議)なら1Gbpsで十分です。動画編集やオンラインゲームなど、速度を最優先するなら10Gbpsプランも検討できます。
表の読み方:結局どれを優先すべきか
月額最安を求めるなら
enひかり(戸建て4,818円、マンション3,718円)またはGMOとくとくBB光が有力です。契約縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生しないため、短期利用を予定している方にも適しています。
速度最優先なら
NURO光(最大2Gbps)が速度面では優位です。関東・関西・東海エリアで提供されており、実測値も速いとされています。ただし、工事に時間がかかる場合があるため、急ぎの場合は注意が必要です。
スマホ割を活用するなら
ドコモ光(ドコモスマホ)、ソフトバンク光(ソフトバンク・ワイモバイルスマホ)、BIGLOBE光(auスマホ)でスマホセット割が適用されます。家族で複数回線契約していれば、割引額も増えるため、トータルコストを抑えられます。
BiZiMo光は月額料金が戸建て5,830円、マンション4,620円で、enひかりやGMOとくとくBB光と比べると割高です。ただし、法人向けサービスとして設計されており、安定性とサポート体制を重視する方に適しています。
各サービスの強み・弱み
サービスごとの特性を深掘りします。
enひかり
月額最安(戸建て4,818円、マンション3,718円)で、契約縛りがないため短期利用にも適しています。ただし、法人向けサポートはないため、個人利用が前提です。
GMOとくとくBB光
業界最安レベルの月額料金で、キャッシュバック特典もあります。契約縛りがなく、他社違約金補填にも対応しているため、乗り換えしやすいのが魅力です。
BiZiMo光
法人向けサービスとして設計されており、安定性とサポート体制が強みです。月額料金はやや高めですが、料金体系が明瞭で隠れコストが少ない点はメリットです。
NURO光
速度トップ(最大2Gbps)で、実測値も速いとされています。ただし、提供エリアが限定されるため、事前にエリア確認が必要です。また、工事に時間がかかる場合があります。
ドコモ光・ソフトバンク光
スマホセット割が適用でき、家族で複数回線契約していれば割引額も増えます。プロバイダ次第でサポート品質やキャッシュバック条件が異なるため、申込窓口の選択が重要です。
強みが刺さるケース
enひかり・GMOとくとくBB光
月額最安を重視する個人利用者に適しています。契約縛りがないため、短期利用や転勤が多い方にも向いています。
NURO光
速度を最優先する方(動画編集・オンラインゲームなど)に適しています。提供エリア内であれば、速度面では有力な選択肢です。
BiZiMo光
安定性とサポート体制を重視する方、法人・個人事業主で経費計上したい方に適しています。料金体系が明瞭で、予想外のコストが発生しにくい点も魅力です。
ドコモ光・ソフトバンク光
スマホセット割を活用できる方に適しています。家族で複数回線契約していれば、割引額も増えるため、トータルコストを抑えられます。
弱みが致命傷になるケース
BiZiMo光
月額最安を重視する個人利用者には割高です。戸建て5,830円、マンション4,620円で、enひかりやGMOとくとくBB光と比べると月1,000円以上の差があります。
NURO光
提供エリア外の場合は契約できません。また、工事に時間がかかる場合があるため、急ぎの場合は他社を検討する必要があります。
enひかり
法人向けサポートがないため、ビジネス利用には向きません。個人利用が前提のサービスです。
代替案の深掘り:独自回線・ホームルーター
光コラボ以外の選択肢も確認しましょう。
独自回線(NURO光・auひかり)
速度トップですが、提供エリアが限定されます。NURO光は関東・関西・東海エリア、auひかりは全国展開していますが、一部エリアでは提供していません。
ホームルーター
工事不要で即日利用開始できますが、速度が不安定です。光回線と比べると実測値が低く、夜間の混雑時に速度が低下しやすいとされています。
現状維持(フレッツ光)
現在フレッツ光を利用中で、速度や料金に不満がない場合は、無理に乗り換える必要はありません。ただし、光コラボに転用すれば月額料金を抑えられる場合があります。
代替の方が向く人
速度最優先
NURO光・auひかりが適しています。提供エリア内であれば、光コラボより速度面で有利な場合があります。
工事不可
ホームルーターが適しています。賃貸物件で工事ができない場合や、短期利用を予定している場合に向いています。
短期利用
契約縛りのないサービス(GMOとくとくBB光、enひかり)が適しています。いつ解約しても違約金が発生しないため、転勤が多い方にも向いています。
どれも決めきれない時の順番
判断できない場合は、以下の順番で確認しましょう。
①スマホキャリア確認
ドコモ・au・ソフトバンクのスマホを使っている場合、対応する光回線を選ぶことで月額数百円〜1,100円の割引が適用されます。
②月額料金試算(キャッシュバック込み)
月額料金だけでなく、キャッシュバックを含めた実質負担で比較しましょう。2年間の総額で計算すると見え方が変わります。
③速度ニーズ確認
一般的な利用なら1Gbpsで十分です。動画編集やオンラインゲームなど、速度を最優先するなら10Gbpsプランも検討できます。
④サポート体制比較
トラブル時のサポート対応が重要な場合は、BiZiMo光やドコモ光などサポート体制が整っているサービスを選びましょう。
口コミ・不安点の整理
実際の評判を確認しましょう。
BiZiMo光
料金は安くないという評価がある一方で、安定性とサポート体制を評価する声もあります。法人向けサービスとして設計されているため、ビジネス利用には適しているとされています。
GMOとくとくBB光
速度・特典が好評で、契約縛りがない点も評価されています。個人向け格安系のサービスで、サポート対応がつながりにくいという声もありますが、コスパを重視する方には適しているとされています。
enひかり
シンプルで安いと好評です。契約縛りがなく、月額料金も安いため、個人利用には適しているとされています。
よくある不満と原因
「遅い」という不満
v6プラス未対応やルーター性能が原因の場合があります。v6プラス対応Wi-Fiルーターを使用することで、混雑時の速度低下を抑えられる可能性があります。
「高い」という不満
キャンペーン未適用やスマホ割なしが原因の場合があります。申込窓口によってキャッシュバック条件が異なるため、事前に確認しましょう。
「サポートつながらない」という不満
個人向け格安系のサービスに多いとされています。サポート体制を重視する場合は、BiZiMo光やドコモ光など法人向けまたは大手のサービスを選ぶと良いでしょう。
物件・担当・地域で変わるポイント
マンションは配線方式で速度差
VDSL方式の場合、最大100Mbpsに制限される場合があります。光配線方式なら最大1Gbpsまで対応できます。
工事日程は地域・繁忙期で差
3〜4月の新生活シーズンは需要が多いため、工事に時間がかかる場合があります。
代理店によりキャッシュバック条件・サポート対応差
申込窓口によってキャッシュバック額や受取条件が異なります。事前に確認しましょう。
まとめ:あなたの優先順位でこれを選べばOK
最終判断を提示します。
- 月額最安を求めるなら:enひかり・GMOとくとくBB光
- 速度最優先なら:NURO光(提供エリア内)
- スマホ割を活用するなら:ドコモ光・ソフトバンク光
- 安定性・サポート重視なら:BiZiMo光
BiZiMo光は月額料金が戸建て5,830円、マンション4,620円で、月額最安を求める方には割高です。ただし、法人向けサービスとして設計されており、安定性とサポート体制を重視する方に適しています。
料金体系が明瞭で隠れコストが少ない点も魅力です。キャッシュバック最大30,000円のキャンペーンも実施されているため、初期費用を抑えたい方は確認してみると良いでしょう。
