結論:追い焚き配管洗浄の全体の流れと所要時間
浴室の追い焚き配管は、定期的に洗浄しないと汚れが蓄積し、臭いや湯垢の原因になります。自分で洗浄する場合、基本的な流れは「水を溜める→洗剤を入れて追い焚き→つけ置き→すすぎ」という手順です。
全体の所要時間は、つけ置き時間を含めて2〜3時間程度が目安です。作業自体は難しくありませんが、放置時間が長いため、休日など時間に余裕がある日に行うことをおすすめします。
まず最初にやること3つ
作業を始める前に、以下の3つを準備しておくとスムーズです。
浴槽フィルターの確認と取り外し
追い焚き配管の給水口(循環口)の位置を確認し、フィルターを外しておきます。フィルターが詰まっていると、洗浄効果が下がるため、事前に掃除しておくのが理想です。洗剤(過炭酸ナトリウム)の準備
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)または風呂釜専用洗剤を用意します。塩素系漂白剤は配管を傷める可能性があるため避けてください。ゴム手袋やタオルの用意
洗剤は肌荒れを起こす可能性があるため、ゴム手袋を着用します。また、フィルター掃除用にタオルやスポンジ、配管を洗い流すためのシャワーまたはホースも準備しておきましょう。
かかる時間の目安
追い焚き配管洗浄の所要時間は、以下のように段階ごとに分かれます。
- 水を溜める・洗剤投入・追い焚き開始: 15〜20分
- つけ置き時間: 1〜3時間(汚れ具合による)
- すすぎ(2〜3回): 30〜40分
- フィルター掃除・動作確認: 10〜15分
トータルで2〜3時間程度が目安です。初回の場合は、手順を確認しながら進めるため、半日程度の余裕を持って取り組むことをおすすめします。
「自分でやるのは時間がかかりそう」「一度プロに見てもらいたい」という場合は、業者に依頼する方法もあります。たとえば、【戸建て住宅専門】住まいの維持管理をトータルサポートはすまサポでは、排水管洗浄サービスを初回限定3,000円(税込)で提供しているケースがあります。見積もりは無料なので、まずは相談してみるのも良いでしょう。
ステップ別の洗浄手順
追い焚き配管の洗浄は、大きく3つのステップに分かれます。それぞれの目的と具体的な手順を確認しましょう。
Step1:事前準備とフィルター確認
洗浄を始める前に、浴槽と配管の状態を確認します。
1. 浴槽フィルターの位置確認と取り外し
追い焚き機能がある浴槽には、給水口(循環口)が設置されています。この給水口にフィルターがついている場合は、取り外して掃除しておきます。フィルターが汚れていると、洗浄効果が十分に得られないため、この段階で確認しておくことが重要です。
2. 必要なものを揃える
以下のものを準備しておきましょう。
- 過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)または風呂釜専用洗剤
- ゴム手袋(肌荒れ防止)
- タオルまたはスポンジ(フィルター掃除用)
- シャワーまたはホース(配管内を洗い流すため)
3. 給水口の高さを確認
水を溜める際、給水口の上5cm程度まで水位を確保する必要があります。給水口の位置を確認し、どのくらい水を溜めるかイメージしておくとスムーズです。
Step2:洗剤投入と追い焚き(つけ置き)
ここからが本格的な洗浄作業です。手順を守って進めましょう。
1. 給水口の上5cm程度まで水を溜める
浴槽に水を張ります。水位は、給水口(循環口)の上5cm程度が目安です。水が少なすぎると配管内に洗剤が行き渡らず、多すぎると溢れる可能性があるため、適切な水位を保ちましょう。
2. 過炭酸ナトリウムを投入
溜めた水の中に、洗剤または過炭酸ナトリウムを投入します。指定量を守ることが重要です。過剰に入れると、洗剤が溶けきらずに配管内で固まるリスクがあります。パッケージに記載された量を確認してから投入してください。
3. 40〜50度で追い焚きを開始
追い焚き機能を使い、水を40〜50度に温めます。この温度が洗剤の効果を最大限に引き出すため、設定温度を守ることがポイントです。追い焚きが完了したら、そのまま放置します。
4. 1〜3時間放置して汚れを浮かす
洗剤が配管内の汚れを浮かせるまで、1〜3時間程度つけ置きします。汚れがひどい場合は長めに放置すると効果的ですが、3時間以上放置しても効果は変わらないため、無理に長くする必要はありません。
5. 放置後、再び5分程度追い焚き
つけ置きが終わったら、再度5分ほど追い焚きを行います。これにより、配管内に残った汚れをさらに浮かせることができます。
Step3:すすぎとフィルター掃除
洗浄剤を完全に流し、仕上げの確認を行います。
1. 排水後、再度お湯を溜めて追い焚き(すすぎ)
追い焚きが終わったら、浴槽の水を完全に排水します。その後、再び給水口の上5cm程度までお湯を溜め、もう一度5分ほど追い焚きを行います。これがすすぎの工程です。
2. すすぎは2〜3回繰り返す
配管内に洗剤が残らないよう、すすぎは2〜3回繰り返すことが推奨されます。すすぎが不十分だと、次回入浴時に洗剤の成分が残っている可能性があるため、しっかり流しましょう。
3. 最後にフィルターを掃除
最後に、取り外したフィルターをスポンジやタオルで掃除します。配管から流れ出た汚れがフィルターに付着していることがあるため、ここでしっかり洗っておくと、次回の追い焚きがスムーズです。
4. 湯沸かし・循環の動作確認
すべての作業が終わったら、通常通り追い焚きを行い、湯沸かしや循環に異常がないか確認します。フィルターの詰まりがないか、排水がスムーズか、臭いが軽減されたかをチェックしましょう。
よくある失敗ポイントと回避策
追い焚き配管の洗浄は手順自体は単純ですが、初心者が陥りがちなミスもあります。事前に知っておくことで、失敗を防ぎましょう。
洗剤・温度・時間でやりがちなミス
1. 洗剤の過剰投入
「たくさん入れた方が汚れが落ちるだろう」と考えて、洗剤を多めに入れてしまうケースがあります。しかし、過剰投入すると洗剤が溶けきらず、配管内で固まってしまう可能性があります。パッケージに記載された指定量を守りましょう。
2. 温度設定ミス
追い焚きの温度が低すぎると、洗剤の効果が十分に発揮されません。逆に高すぎると、配管を傷めるリスクがあります。40〜50度が適温とされているため、この範囲で設定してください。
3. つけ置き時間が短すぎる
「早く終わらせたい」と思って、つけ置き時間を短縮してしまうと、汚れが十分に浮かず、洗浄効果が下がります。最低でも1時間、汚れがひどい場合は3時間程度を目安にしましょう。
4. 洗剤が溶けずに固まっている
過炭酸ナトリウムが溶けずに一箇所に固まっている場合は、洗面器などで混ぜてから追い焚きを開始すると効果的です。
うまくいかない時の対処法
1. 汚れが落ちない場合
1回の洗浄で汚れが落ちない場合は、2回目の洗浄を試してみましょう。特に、長期間洗浄していなかった場合は、1回では不十分なことがあります。
2. すすぎが不十分
すすぎ後も洗剤の臭いが残っている場合は、追加で2〜3回すすぎを行います。配管内に洗剤が残っていると、次回入浴時に肌に影響が出る可能性があるため、しっかり流しましょう。
3. フィルターの詰まりが取れない
フィルターの汚れがひどい場合は、専用ブラシや歯ブラシを使って細かい部分まで掃除します。それでも詰まりが取れない場合は、フィルター自体の交換を検討してください。
4. それでもダメなら業者依頼を検討
何度やっても汚れが落ちない、臭いが取れないという場合は、配管内部の汚れが深刻な可能性があります。この場合、業者に依頼してプロの洗浄を受けることをおすすめします。
事前に確認しておきたいこと
DIYで追い焚き配管を洗浄する前に、期待値を適切に設定しておくことが重要です。
期待しすぎ注意:何年も放置した汚れは落ちない
DIY洗浄は、定期的なメンテナンス(年1〜2回)を前提とした方法です。5年以上洗浄していない場合や、築年数が古く汚れがひどい場合は、自分で洗浄しても完全に汚れを落とすことは難しいと考えた方が良いでしょう。
配管内部の状態は目に見えないため、「どれくらい汚れが落ちたか」を確認することも困難です。完全洗浄を保証することはできないため、あくまで「定期的な予防メンテナンス」として捉えることが大切です。
ケースで変わること:給湯器タイプと配管の長さ
1. 1つ穴タイプと2つ穴タイプで手順が異なる
追い焚き配管には、1つ穴タイプと2つ穴タイプがあります。2つ穴タイプの場合は、上下の穴をそれぞれ塞いで洗浄する必要があるため、手順が少し異なります。給湯器の説明書を確認し、自宅のタイプに合った方法を選びましょう。
2. 配管が長いと洗浄が不十分になる可能性
浴室と給湯器の距離が遠い場合、配管が長くなり、洗浄剤が行き渡りにくいことがあります。この場合、つけ置き時間を長めにする、または2回洗浄を行うなどの工夫が必要です。
3. 給湯器の説明書を確認
メーカーによっては、推奨洗浄方法や使用可能な洗剤が指定されている場合があります。説明書を確認してから作業を始めると、失敗リスクを減らせます。
DIYが向いている人・業者依頼が向いている人
追い焚き配管の洗浄は、自分でやる方法と業者に依頼する方法があります。それぞれのメリット・デメリットを確認し、自分に合った選択をしましょう。
自分でやるメリット・デメリット
メリット
- 費用が安い: 洗剤代のみで済むため、数百円〜1,000円程度で洗浄できます。
- 好きなタイミングでできる: 業者の予約を待つ必要がなく、自分の都合で作業できます。
デメリット
- 時間がかかる: つけ置き時間を含めて2〜3時間程度かかります。
- 完全洗浄は保証できない: 配管内部の状態は見えないため、どれくらい汚れが落ちたか確認できません。
- 失敗リスクあり: 手順を間違えると、洗剤が残ったり、配管を傷めたりする可能性があります。
業者に頼むべきケース
以下のような場合は、業者依頼を検討することをおすすめします。
築10年以上で一度も洗浄していない
長期間放置した汚れは、DIYでは落としきれないことが多いため、プロの洗浄が効果的です。汚れがひどく臭いが取れない
DIYで洗浄しても臭いが取れない場合は、配管内部の汚れが深刻な可能性があります。時間がない・面倒と感じる
仕事や子育てで忙しく、自分で洗浄する時間が取れない場合は、業者に任せる方がストレスなく済みます。プロに見てもらいたい
「一度しっかり洗浄してもらって、その後は自分でメンテナンスする」という使い方も良いでしょう。
たとえば、戸建て住宅専門の住まいのトラブル総合窓口サービスでは、排水管洗浄を初回限定3,000円(税込)で提供しているケースがあります。24時間365日受付で見積もりも無料なので、「自分でやるのは不安」という場合は、まず相談してみるのも一つの方法です。
まとめ:今日できる最初の一歩
追い焚き配管の洗浄は、手順を守れば自分でも十分可能です。ただし、時間がかかることや、完全洗浄は保証できないことを理解した上で取り組むことが大切です。
まずはフィルター掃除から始めてみる
「いきなり本格的な洗浄は不安」という場合は、まずフィルター掃除だけでも効果があります。フィルターが詰まっていると、追い焚き効率が下がるため、定期的に掃除する習慣をつけましょう。
本格洗浄は休日に時間を確保
追い焚き配管の洗浄は、つけ置き時間を含めて2〜3時間かかります。平日の夜ではなく、休日など時間に余裕がある日に行うのがおすすめです。
定期的な洗浄(年1〜2回)の習慣化を推奨
一度洗浄したら、年1〜2回のペースで定期的に行うことで、汚れの蓄積を防げます。入浴剤を頻繁に使う家庭や、家族が多い場合は、年2回を目安にしましょう。
「自分でやるのは面倒」「一度プロに見てもらいたい」という場合は、業者に依頼するのも良い選択です。【戸建て住宅専門】住まいの維持管理をトータルサポートはすまサポでは、排水管洗浄サービスを初回限定3,000円(税込)で提供しているケースがあります。見積もりは無料で、24時間365日受付しているため、気軽に相談してみてください。
