エアコン内部のカビに気づいたら?対処手順と業者依頼の判断基準

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公開日: 2026/1/17

結論:エアコン内部のカビに気づいたら、まずこの3ステップ

エアコンを使い始めたときに黒い点々が見えたり、カビ臭がしたりして、「エアコン内部にカビが生えているかもしれない」と気づいた方へ。焦る気持ちはよくわかりますが、まずは落ち着いて、自分でできる範囲の対処から始めてみましょう。

以下の3ステップを実行するだけでも、カビの被害を最小限に抑え、次にどうすべきかの判断がしやすくなります。プロに依頼するかどうかは、この3ステップを試してから考えても遅くありません。

ステップ0:今のカビの状況を整理する(見えるカビ vs 見えないカビ)

まず、エアコンのどこにカビが発生しているかを確認しましょう。フィルターやパネル周辺に黒い点々として見える黒カビと、目には見えないけれど臭いがするカビでは、対処の緊急度が異なります。

見える黒カビがフィルターやパネルの表面にだけある場合は、自分で拭き掃除やフィルター洗浄で対処できる可能性があります。一方、内部の熱交換器やファン部分まで黒カビが広がっていたり、臭いが強い場合は、内部深くまでカビが繁殖している可能性が高く、業者による徹底洗浄が必要になることがあります。

また、カビの臭いがする場合は、目に見えなくてもカビの胞子が内部に付着していることが考えられます。健康被害(咳やアレルギー症状)が出ている場合は、早めの対処が推奨されます。

ステップ1:換気しながら送風運転(カビの胞子を外に出す)

最初に行うべきは、窓を開けて換気しながらエアコンを送風運転することです。エアコンを使い始めるタイミングでは、運転しながら換気して内部にたまっているカビの胞子などを外に出すようにすることが推奨されています。

送風運転を1〜2時間程度行うことで、内部に残った湿気を乾燥させると同時に、カビの胞子を室外に排出できます。この際、部屋にいるとカビの胞子を吸い込むリスクがあるため、運転中は別の部屋で過ごすか、外出するのが良いでしょう。

冷房や除湿運転を使った後に1〜2時間程度の送風運転で内部をしっかり乾燥させることが、カビ予防で最も効果的とされています。

ステップ2:フィルター掃除と周辺の拭き掃除

次に、自分でできる範囲の清掃を行いましょう。定期的なフィルター掃除により、カビの栄養源となるホコリを取り除くことができます。

フィルターは、掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いして乾燥させます。パネルを開けて通風路やフラップを拭き掃除することで、カビの栄養源になる汚れを除去できます。ただし、内部の熱交換器やファンは繊細な部品のため、無理に手を入れず、外側から見える範囲だけを清掃するようにしましょう。

カビの栄養源は皮脂やフケ、髪の毛、ホコリ、ゴミなどで、これらがたまったエアコン内部はカビが非常に発生しやすくなります。

ステップ3:内部クリーン運転を試す(機種によって有無を確認)

最近のエアコンには「内部クリーン運転」という機能が搭載されている機種があります。この機能は、冷房や除湿運転後に自動で内部を乾燥させるもので、カビの繁殖を抑制する効果があります。

内部クリーン運転を活用した場合、試験片のカビ菌が99%除去されることが確認されています。ただし、すでに繁殖した黒カビを完全に除去する効果は限定的で、あくまで予防や軽度のカビ対策として有効です。

機種によって機能の有無や使い方が異なるため、取扱説明書を確認しましょう。運転後は必ず換気を行い、カビの胞子を外に排出してください。

この3ステップを実行しても臭いや黒カビが改善しない場合、または健康への不安がある場合は、業者による徹底的なクリーニングを検討するタイミングです。戸建て住宅で複数のエアコンやその他のハウスクリーニングをまとめて依頼したい場合は、24時間365日受付で無料見積もりが可能な総合窓口が便利です。 【戸建て住宅専門】住まいの維持管理をトータルサポートはすまサポ

なぜ迷うのか:エアコンのカビ対策で多くの人がハマる落とし穴

エアコン内部のカビに気づいても、「どこまで自分で対処できるのか」「業者に頼むべきか」で迷う人は少なくありません。ここでは、カビ対策でよくある失敗パターンを紹介します。

落とし穴1:カビが見えないから大丈夫だと思い込む

黒カビが目に見えない場合でも、エアコン内部にはカビが付着していることがあります。黒カビだけでなく目に見えないカビが付着していることもあるため、定期的な拭き掃除がカビ対策に重要とされています。

室内の生活臭がする場合でもニオイが消えない場合は、エアコン内部にカビが繁殖している可能性が高く、内部の掃除が必要です。特に、エアコンをつけたときに「カビ臭い」「土のような臭い」がする場合は、カビの胞子が空気中に放出されているサインです。

放置すると、カビの胞子を吸い込むことでアレルギーや呼吸器疾患のリスクが高まります。目に見えないからといって油断せず、臭いや健康状態を判断基準にしましょう。

落とし穴2:梅雨や夏だけカビ対策すれば良いと思っている

カビが最も繁殖しやすい条件は気温20〜30℃、湿度70%以上となる時期で、梅雨どきや湿気が多い秋口が該当します。しかし、カビ対策は夏だけで良いわけではありません。

夏場の冷房運転ではアルミフィン(熱交換器)に結露が発生し、排水管で外に流れなかった水の一部が内部に残り高い湿度になります。秋口や暖房運転後も、内部に湿気が残りやすく、カビが繁殖しやすい環境が続きます。

冷房運転後は30分以上の送風運転を行うことで、内部の結露による湿度を下げられます。年間を通じて、冷房や除湿を使った後は送風運転を忘れずに行うことが重要です。

落とし穴3:自分で内部まで掃除しようとする

「カビが生えているなら自分で掃除すれば良い」と考え、市販のカビ取り剤を使ったり、エアコンを分解して掃除しようとする人がいますが、これは非常にリスクが高い行動です。

エアコン内部の熱交換器やファンは非常に繊細で、素人が触ると破損したり、機能不全を起こすことがあります。また、市販のカビ取り剤は機械の部品に悪影響を与える可能性があり、メーカー保証の対象外になることもあります。

さらに、掃除中にカビの胞子を大量に吸い込むリスクもあります。内部まで徹底的に掃除したい場合は、専門業者に依頼するのが安全です。

選択肢マップ:カビ発生後にできる3つの対応

エアコン内部のカビに気づいた後、取れる選択肢は大きく分けて3つあります。自分の状況に応じて、どの選択肢が適しているか判断しましょう。

選択肢A:自分で定期的にフィルター掃除と送風運転(予防重視)

軽度のカビや、予防を重視したい場合は、自分で定期的にフィルター掃除と送風運転を継続する方法が有効です。

フィルター掃除を2週間に1回程度行い、冷房・除湿運転後は必ず1〜2時間の送風運転をすることで、カビの栄養源(ホコリ)を減らし、内部の湿度を下げられます。エアコンの内部クリーン運転や送風機能を積極的に活用することで、カビの繁殖を予防できます。

ただし、すでに内部深くまでカビが繁殖している場合や、黒カビが広範囲に見える場合は、自己対処だけでは根本的な解決にはならないことがあります。

選択肢B:業者にエアコンクリーニングを依頼(根本解決)

臭いが強い、黒カビが目に見える、健康への不安があるといった場合は、業者によるエアコンクリーニングが根本的な解決策です。

プロのクリーニングでは、内部の熱交換器やファンまで分解洗浄し、カビを徹底的に除去します。カビ除去率が高く、臭いも解消されるため、快適にエアコンを使えるようになります。

費用はかかりますが、自分では手が届かない部分まで洗浄してもらえるため、長期的に見ればエアコンの寿命を延ばし、電気代の削減にもつながる可能性があります。

選択肢C:放置・エアコン買い替え(リスクと費用を天秤にかける)

古いエアコン(10年以上使用)で、カビが広範囲に繁殖している場合は、クリーニング費用と買い替え費用を比較して判断することも考えられます。

ただし、放置した場合は健康被害のリスクが高まり、エアコンの効率低下や故障の原因にもなります。買い替えには数万円〜十数万円かかるため、まずは業者にクリーニング見積もりを取ってから判断するのが賢明です。

業者依頼が効くのはこんな時:早く確実に解決したい人向け

業者にエアコンクリーニングを依頼するのが適しているのは、以下のようなケースです。

効くケース1:臭いがひどく、健康への不安がある

カビ臭が強く、エアコンをつけると咳が出る、喉がイガイガする、アレルギー症状が出るといった健康被害がある場合は、早急に業者依頼を検討すべきです。

カビ臭はカビの胞子が空気中に放出されているサインで、吸い込み続けるとアレルギー性鼻炎や気管支炎、喘息などのリスクが高まります。特に小さい子供や高齢者、免疫力が低下している人がいる家庭では、早めの対処が重要です。

業者のクリーニングでは、カビ菌の99%除去が確認されており、健康リスクを大幅に軽減できます。

効くケース2:複数のエアコンを一度にメンテナンスしたい

戸建て住宅で複数台のエアコンを所有している場合、まとめて業者に依頼すると割引が適用されることがあります。

一度にメンテナンスを済ませることで、時間を節約でき、複数台のエアコンを清潔に保てます。また、エアコン以外のハウスクリーニング(浴室、キッチン、排水管など)も同時に依頼できる業者であれば、さらに効率的です。

逆に向かないケース:購入後1〜2年、定期的に掃除している

購入後1〜2年で、フィルター掃除と送風運転を定期的に行っている場合は、業者依頼は不要かもしれません。

新しいエアコンで定期的に清掃していれば、内部までカビが繁殖するリスクは低く、フィルター掃除と送風運転で十分です。無理に業者に依頼する必要はなく、まずは自己対処を続けて様子を見ましょう。

築10年以上の戸建て住宅で、エアコン以外にも排水管や水まわり、害虫駆除などのメンテナンスが気になる方は、複数のサービスをまとめて相談できる総合窓口が便利です。24時間365日受付で、無料見積もりが可能です。 【戸建て住宅専門】住まいの維持管理をトータルサポートはすまサポ

まとめ:エアコンのカビに気づいたら、この順番で判断する

エアコン内部のカビに気づいたら、焦らず以下の順番で対処しましょう。

  1. ステップ0: カビの状況を整理する(見えるカビ vs 見えないカビ、臭いの強さ、健康被害の有無)
  2. ステップ1: 換気しながら送風運転(1〜2時間)
  3. ステップ2: フィルター掃除と周辺の拭き掃除
  4. ステップ3: 内部クリーン運転を試す(機種によって有無を確認)

この3ステップで改善しない場合、または臭いが強い・黒カビが広範囲に見える・健康への不安があるといった場合は、業者によるエアコンクリーニングを検討しましょう。

自己対処でコストを抑えるか、業者に依頼して根本的に解決するかは、カビの状況と自分の優先順位によって変わります。迷ったら、まずは無料見積もりを活用して、業者の意見を聞いてから判断するのが確実です。

よくある質問

Q1エアコン内部のカビは自分で掃除できますか?

A1フィルターや外側の拭き掃除は自分でできますが、内部の熱交換器やファンは繊細で破損リスクがあるため、業者に依頼するのが安全です。市販のカビ取り剤も機械に悪影響を与える可能性があります。

Q2エアコンのカビ臭を消すにはどうすれば良いですか?

A2換気しながら送風運転を1〜2時間行い、フィルター掃除をすることで軽減できます。臭いが消えない場合は内部にカビが繁殖している可能性が高いため、業者クリーニングが推奨されます。

Q3内部クリーン運転だけでカビは除去できますか?

A3内部クリーン運転は試験でカビ菌の99%除去が確認されていますが、すでに繁殖したカビを完全に除去するには業者の徹底洗浄が必要です。予防や軽度のカビ対策としては効果的です。

Q4エアコンのカビを放置するとどうなりますか?

A4カビの胞子を吸い込むことでアレルギーや呼吸器疾患のリスクが高まります。また、エアコンの効率が低下し、電気代が上がったり故障の原因になることもあります。

Q5エアコンクリーニングを業者に頼むタイミングはいつが良いですか?

A5臭いが気になる、黒カビが見える、内部クリーン運転でも改善しない場合は業者依頼のタイミングです。また、使用開始前(春・秋)に依頼するとカビ繁殖を予防できます。