結論:一人暮らしの賃貸選びの全体の流れと最短ルート
一人暮らしを始めるにあたって、賃貸物件選びは大きな決断です。初めての方は「何から始めればいいかわからない」と感じることも多いのではないでしょうか。
結論から言うと、物件探しから入居までは1〜2週間で完了できます。ポイントは、以下の3つを最初に決めておくことです。
- 予算(初期費用と月額家賃の上限)
- 希望エリア(通勤・通学時間を考慮)
- 譲れない条件(駅近・築浅・家具家電付きなど3つ以内)
この記事では、物件探しから契約までの流れを順番に解説します。効率的に進めたい方は、この記事を参考に一つずつステップを踏んでいきましょう。
初期費用を抑えたい方には、敷金・礼金・仲介手数料が0円で家具家電付きの物件もあります。初期費用5万円から入居できるため、予算が限られている方にとって選択肢の一つになります。
敷礼・仲介手数料0円、家具付き3.8万円〜【クロスワンルーム】
まず最初にやること3つ
賃貸選びを始める前に、以下の3つを決めておきましょう。これを最初に決めておくことで、物件探しがスムーズに進みます。
1. 予算を決める
| 費用項目 | 相場 |
|---|---|
| 初期費用 | 30〜50万円(家賃の4〜6ヶ月分) |
| 月額家賃 | 5〜10万円(東京23区の場合) |
初期費用には、敷金・礼金・仲介手数料・前払い家賃・火災保険料などが含まれます。ただし、敷金礼金なし・家具家電付きの物件を選べば、初期費用5万円程度から入居できるケースもあります。
家賃の目安は、月収の1/3以下が一般的です。例えば、手取り18万円なら家賃6万円以内が目安になります。
2. 希望エリアを絞る
通勤・通学時間を考慮して、希望エリアを絞りましょう。東京の場合、ドアtoドアで30〜45分以内が一般的な目安です。
乗り換えが少ない路線沿いを選ぶと、毎日の移動が楽になります。
3. 譲れない条件を3つ以内にする
希望条件が多すぎると、該当する物件が見つかりにくくなります。以下のような条件から、譲れないものを3つ以内に絞りましょう。
- 駅徒歩10分以内
- 築10年以内
- 家具家電付き
- バス・トイレ別
- オートロック付き
- 2階以上
かかる時間の目安
物件探しから入居までの一般的なスケジュールは以下のとおりです。
| ステップ | 所要時間 |
|---|---|
| 物件探し | 1〜3日 |
| 内見 | 1〜2日 |
| 申し込み〜審査 | 3〜7日 |
| 契約〜入居 | 1〜3日 |
| 合計 | 1〜2週間 |
急いでいる場合は、「即入居可」「審査が早い」物件を選ぶと、最短で1週間程度で入居できることもあります。
ステップ別の手順
賃貸選びの具体的な手順を、ステップごとに解説します。
Step1 事前準備(チェックリスト)
物件探しを始める前に、以下の準備をしておきましょう。
決めておくこと
- 初期費用の上限(30万円・50万円など)
- 月額家賃の上限(5万円・7万円・10万円など)
- 希望エリア(最寄り駅または路線)
- 譲れない条件(3つ以内)
- 入居希望日
用意しておく書類
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 収入証明書(給与明細、源泉徴収票など)※物件による
- 印鑑
- 緊急連絡先の情報(親族の氏名・住所・電話番号)
これらを事前に準備しておくと、気に入った物件が見つかった時にすぐ申し込みができます。
Step2 物件検索〜内見
物件の探し方
不動産ポータルサイトで、Step1で決めた条件を設定して検索します。気になる物件を5〜10件ピックアップしましょう。
ポイントは、完璧な物件を探そうとしないことです。条件をすべて満たす物件は少ないため、「譲れない条件」と「あればいいな条件」を分けて考えると選びやすくなります。
内見の予約
気になる物件が見つかったら、不動産会社に連絡して内見を予約します。複数の物件を同日に回ると、効率的に比較できます。
内見時のチェックポイント
内見では、以下のポイントをチェックしましょう。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 日当たり | 窓の向き、周辺の建物による影響 |
| 騒音 | 道路の交通量、線路の距離、隣室の生活音 |
| 設備 | エアコン、コンロ、給湯器の状態 |
| 収納 | クローゼットの大きさ、収納スペースの有無 |
| 水回り | 浴室・トイレ・キッチンの状態 |
| 周辺環境 | スーパー、コンビニ、駅までの距離 |
写真だけではわからない点も多いため、できれば内見することをおすすめします。遠方で内見が難しい場合は、オンライン内見を利用する方法もあります。
Step3 申し込み〜契約〜入居
気に入った物件が見つかったら、以下の流れで進みます。
入居申し込み
入居申込書に必要事項を記入し、身分証明書・収入証明書とともに提出します。この時点では契約は成立していないため、審査に落ちた場合は費用は発生しません。
審査(3〜7日)
不動産会社や保証会社による審査が行われます。審査では、家賃の支払い能力(収入と家賃のバランス)が主にチェックされます。
審査中は、不動産会社からの連絡に迅速に対応しましょう。連絡が遅れると審査が長引く原因になります。
契約
審査に通ったら、契約書の確認と署名を行います。契約時には以下の点を必ず確認しましょう。
- 契約期間(2年契約が一般的)
- 更新料の有無
- 退去時の費用負担(原状回復の範囲)
- 解約予告期間(通常1〜2ヶ月前)
初期費用の支払い
契約と同時に、初期費用を支払います。支払い期限を過ぎると契約が無効になる可能性があるため、期日は必ず守りましょう。
鍵の受け取りと入居
契約完了後、鍵を受け取って入居します。入居時には、部屋の状態を写真で記録しておくと、退去時のトラブル防止になります。
よくある詰まりポイントと回避策
賃貸選びでつまずきやすいポイントと、その対処法を紹介します。
入力・書類・連絡で起きがちなミス
入力ミス 申込書の住所や電話番号の誤入力は、審査の遅延や書類の再提出につながります。提出前に必ず確認しましょう。
書類不足 収入証明書や身分証明書の提出漏れは、よくあるミスです。不動産会社から指定された書類は、事前にすべて準備しておきましょう。
連絡の遅れ 不動産会社からの連絡を見落とすと、審査が長引いたり、他の申込者に物件を取られたりする可能性があります。連絡はこまめにチェックしましょう。
支払い期限の超過 初期費用の支払い期限を過ぎると、契約が無効になる可能性があります。期日は必ずカレンダーに登録しておきましょう。
トラブル時の代替手段
審査に落ちた場合
- 保証会社を利用できる物件を探す(約90%の物件で利用可能)
- 別の物件に申し込む(物件によって審査基準が異なる)
- 親や兄弟に保証人になってもらう
初期費用が払えない場合
- 敷金礼金なし物件を探す
- 家具家電付き物件を選ぶ(家具家電の購入費が不要)
- 初期費用の分割払いに対応している物件を探す
物件が見つからない場合
- 希望条件を緩める(駅徒歩15分まで広げるなど)
- 希望エリアを広げる(沿線を1〜2駅延ばすなど)
- 不動産会社に相談して非公開物件を紹介してもらう
事前に確認しておきたいこと
契約前に確認しておきたいポイントを整理します。
期待しがちな点(実際はこうなりがち)
| 期待しがちなこと | 実際 |
|---|---|
| 敷金礼金0円だから初期費用が安い | 保証会社利用料や火災保険料で結局10万円以上かかることも |
| 家具家電付きだから全て揃っている | 消耗品(食器、調理器具など)は自分で用意が必要 |
| 築浅物件は設備が新しい | 築年数が浅くても設備が古い場合がある |
| 駅近だから便利 | 繁華街に近いと騒音が気になる場合も |
物件を決める前に、初期費用の内訳を確認し、実際にいくらかかるのかを把握しておきましょう。
ここはケースで変わる
以下の点は、物件や状況によって異なります。事前に確認しておきましょう。
敷金礼金の有無 物件により異なります。敷金礼金なしの物件もあれば、それぞれ家賃1〜2ヶ月分かかる物件もあります。
保証人の要否 保証会社を利用できる物件であれば、連帯保証人は不要なケースが多いです。
契約期間 2年契約が一般的ですが、1ヶ月から契約可能な物件もあります。短期滞在の予定がある方は、契約期間を確認しましょう。
家具家電の有無 家具家電付き物件でも、含まれる設備は物件によって異なります。どこまで揃っているか事前に確認しましょう。
一人暮らしの賃貸選びが向いている人/向いていない人
向いている人
- 初めての一人暮らしで、プライバシーを確保したい
- 予算を抑えて都内に住みたい
- 駅近・通勤便利を重視している
- 期間限定で住む予定(転勤、研修、進学など)
向いていない人
- ペットを飼いたい(ワンルームはペット不可が多い)
- ファミリーで住みたい(ワンルームは単身向け)
- 広い部屋が必要(ワンルームは20㎡前後が多い)
- 自分好みに内装をカスタマイズしたい
まとめ:今日できる最短の一歩
一人暮らしの賃貸選びは、以下の手順で進めると効率的です。
今日やること
- 予算を決める(初期費用と月額家賃の上限)
- 希望エリアを絞る(通勤・通学時間30〜45分以内)
- 譲れない条件を3つリストアップ
明日やること
- 不動産ポータルサイトで物件検索
- 気になる物件を5〜10件ピックアップ
- 不動産会社に問い合わせ
週末やること
- 内見の予約
- 複数物件を回って比較
- 気に入った物件に申し込み
初期費用を抑えて一人暮らしを始めたい方は、敷金・礼金・仲介手数料0円の家具家電付き物件も検討してみてください。初期費用5万円から入居でき、家具家電を買い揃える必要もないため、トータルコストを大幅に抑えられます。
