登米市の土地価格|公示地価・坪単価とエリア別の相場

登米市の土地価格の全体像

登米市の公示地価は㎡単価約1.4万円、坪単価に換算すると約4.6万円だ。前年比**-1.46%**と緩やかな下落傾向にある。

項目 数値
公示地価(㎡単価) 約1.4万円
公示地価(坪単価) 約4.6万円
前年比 -1.46%
最高地点 迫町佐沼 坪9.98万円
最低地点 津山町横山 坪0.03万円

登米市は宮城県の北部に位置し、2005年に迫町・登米町・東和町・中田町・豊里町・米山町・石越町・南方町・津山町の9町が合併して誕生した市だ。北上川が市域を貫流し、広大な田園地帯が広がるみやぎの穀倉地帯として知られている。

坪4.6万円は宮城県内でも安い部類で、50坪の住宅用地が約230万円で手に入る計算だ。ただしエリアによる価格差が非常に大きく、佐沼の中心部と山間部では300倍以上の開きがある。

エリア別の地価と特徴

迫町佐沼エリア(市の中心部)

佐沼は登米市の行政・商業の中心地で、市内で最も地価が高いエリアだ。

  • 佐沼江合1丁目: 坪9.98万円(市内最高)
  • 佐沼八幡3丁目: 坪8.2万円
  • 佐沼南佐沼3丁目: 坪8.13万円
  • 佐沼光ケ丘: 坪6.35万円

登米市役所(迫庁舎)、イオンタウン佐沼、佐沼高校などが集まる市の中核エリアだ。スーパー、病院、銀行など生活に必要な施設が一通り揃い、登米市で最も生活利便性が高い。三陸自動車道の登米ICにも近く、仙台方面への車でのアクセスも確保されている。

50坪の土地でも約400〜500万円と、仙台市はもちろん大崎市や石巻市と比べても手頃な水準だ。

中田町・米山町エリア

登米市の南部に位置するエリアで、佐沼エリアの次に人口が集まる地域だ。JR気仙沼線(BRT区間を含む)の瀬峰駅に近い米山町は、鉄道アクセスがある数少ないエリア。

坪単価は佐沼エリアの半分以下になる場所が多く、広い敷地を確保しやすい。農業と共存する暮らしを求める方に向いている。

登米町・東和町エリア

旧登米町は「みやぎの明治村」として知られ、明治時代の洋風建築が残る歴史的な町並みが特徴だ。観光地としての魅力はあるが、住宅地としての需要は限定的で地価は低い水準。

東和町は北上山地の麓に位置し、自然環境が豊かなエリアだ。農地付きの広い土地を手頃な価格で確保できる。

津山町エリア(最低地点)

市内最低地点の津山町横山は坪0.03万円(300円/坪)と、ほぼ値がつかない水準だ。北上川上流の山間部で、人口減少が著しいエリア。土地の購入価格はほぼゼロに近いが、生活利便性は非常に限られる。自給自足的な暮らしや、山林・農地利用を目的とする場合に限られる。

注文住宅を建てる場合の予算感

登米市で注文住宅を建てる場合のトータル予算を整理する。

**佐沼エリア(坪8〜10万円)**で50坪の土地を購入すると土地代が約400〜500万円。建物を1,800〜2,500万円とすると、トータル2,200〜3,000万円が目安だ。

**郊外エリア(坪2〜5万円)**なら50坪で100〜250万円。建物込みで1,900〜2,750万円。土地代が安い分、建物のグレードを上げたり、広い敷地を確保したりする余裕がある。

宮城県内で3,000万円以下の注文住宅を実現するなら、登米市は有力な候補だ。仙台市内で同じ予算では土地代だけで大半が消えてしまう。

この地域の不動産、今いくら?

無料一括査定を見る

周辺市との比較

登米市の坪4.6万円は、隣接する栗原市と同程度の水準だ。大崎市の中心部(古川エリア)はやや高めで、石巻市も登米市より高い。

仙台市への通勤を考える場合、登米市から仙台市内までは車で約1時間30分〜2時間。日常的な通勤には厳しい距離だが、リモートワーク中心の方や、登米市内・気仙沼市方面に職場がある方にとっては問題にならない。

土地購入時の注意点

地盤の確認。北上川流域の低地は、かつての氾濫原にあたるエリアがある。購入前にハザードマップで浸水想定区域を確認し、地盤調査の結果も参考にしよう。

農地転用の手続き。登米市は農地が多く、購入を検討する土地が農地の場合は農地転用の許可が必要だ。農業委員会への申請が必要で、手続きに時間がかかる場合がある。宅地として売り出されている土地を選ぶのが手間を省くポイントだ。

インフラの確認。郊外エリアでは上下水道が整備されていない場所がある。井戸水や浄化槽の利用が前提になるケースもあるため、事前にインフラ状況を確認しておこう。

前年比-1.46%の下落傾向。地価は緩やかに下落しており、急いで購入する必要はない。一方で、佐沼中心部の好条件の区画は限られているため、希望のエリアが決まっている場合は物件情報をこまめにチェックしよう。

[PR]無料一括査定

この地域の不動産の査定を、複数の会社にまとめて依頼できます。

よくある質問

登米市の土地の坪単価はいくらですか?
登米市の公示地価は坪単価約4.6万円(㎡単価約1.4万円)です。ただしエリアにより大きな差があり、佐沼中心部は坪8〜10万円、郊外の山間部では坪1万円以下のエリアもあります。前年比-1.46%と緩やかな下落傾向です。
登米市で最も地価が高いエリアはどこですか?
迫町佐沼エリアが最も高く、佐沼江合1丁目で坪9.98万円が市内最高です。登米市の行政・商業の中心地で、市役所やイオンタウン佐沼など生活利便施設が集中しています。50坪の土地でも約400〜500万円と手頃な水準です。
登米市で注文住宅を建てるとトータルいくらかかりますか?
佐沼エリアで50坪の土地(約400〜500万円)に建物1,800〜2,500万円を建てると、トータル2,200〜3,000万円が目安です。郊外エリアならさらに手頃で、土地代の安さを活かして建物のグレードを上げる余裕もあります。
登米市の土地を購入する際の注意点は?
北上川流域の浸水リスク確認、農地転用の手続き(農地の場合)、上下水道などインフラの整備状況の確認が重要です。特に郊外エリアでは井戸水や浄化槽が前提になるケースがあるため、事前に確認しましょう。
登米市から仙台市への通勤は可能ですか?
車で約1時間30分〜2時間の距離で、毎日の通勤には厳しい距離です。リモートワーク中心の方や、登米市内・気仙沼方面に職場がある方に向いています。三陸自動車道の登米ICから仙台方面への車でのアクセスが主な手段です。

登米市の他の記事

登米市の不動産ガイドに戻る

近隣エリアのの土地価格|公示地価・坪単価とエリア別の相場