東松島市の土地価格|公示地価・坪単価とエリア別の相場

東松島市の土地価格の全体像

東松島市の公示地価は㎡単価約2.4万円、坪単価に換算すると約8万円だ。前年比**+1.34%**と上昇傾向にある。

項目 数値
公示地価(㎡単価) 約2.4万円
公示地価(坪単価) 約8万円
前年比 +1.34%
最高地点 矢本字上河戸 坪20.63万円
最低地点 宮戸字里 坪2.01万円

東松島市は宮城県の中東部に位置し、2005年に旧矢本町と旧鳴瀬町が合併して誕生した市だ。JR仙石線・仙石東北ラインで仙台駅まで約40分のアクセスがあり、仙台への通勤圏として機能している。航空自衛隊松島基地があり、ブルーインパルスの本拠地としても知られる。

2011年の東日本大震災で沿岸部を中心に大きな被害を受けたが、復興が進み高台移転地の整備も完了している。前年比+1.34%の上昇は、復興需要と仙台通勤圏としての需要が地価を支えていることを示している。

エリア別の地価と特徴

矢本エリア(市の中心部)

矢本字上河戸が坪20.63万円で市内最高地点だ。JR仙石線・仙石東北ラインの矢本駅を中心とした市の行政・商業の中心エリア。東松島市役所、ヨークベニマル、各種医療機関が集まり、生活利便性は市内で最も高い。

仙台駅まで仙石東北ラインで約40分の通勤アクセスは、仙台市内の郊外エリアと遜色ない水準だ。矢本駅の徒歩圏は住宅需要が安定しており、坪15〜20万円前後の水準で推移している。

50坪の住宅用地が約750〜1,000万円で、仙台市と比べるとかなり手頃だ。仙台通勤を前提とした住宅用地としてのコストパフォーマンスは高い。

赤井・陸前赤井駅周辺

矢本駅の仙台寄り1駅の陸前赤井駅周辺は、矢本エリアに次ぐ住宅地だ。仙台駅まで仙石東北ラインで約35分と、矢本よりさらにアクセスが良い。

矢本中心部と比べるとやや手頃な価格帯で、住宅地として開発が進んでいる。ファミリー層の需要が増えており、新しい住宅が建ち並ぶエリアだ。

鳴瀬・野蒜エリア

旧鳴瀬町にあたるエリアで、JR仙石線の野蒜駅がある。震災で大きな被害を受けた野蒜地区は高台移転が完了し、新しい住宅地が形成されている。

高台移転地は計画的に整備された住環境で、道路や公園の配置も新しい。地価は矢本中心部より手頃で、松島湾に近い自然豊かな環境が魅力だ。

宮戸エリア(最低地点)

松島湾に浮かぶ宮戸島にあたるエリアで、坪2.01万円と市内最低水準だ。奥松島と呼ばれる景勝地で、嵯峨渓の断崖や美しい海岸線がある。

住宅地としての需要は限定的だが、海沿いの暮らしを求める方や別荘的な利用を考える場合には選択肢になる。50坪でも約100万円と、非常に手頃な価格だ。

注文住宅を建てる場合の予算感

東松島市で注文住宅を建てる場合のトータル予算を整理する。

**矢本エリア(坪15〜20万円)**で50坪の土地を購入すると土地代が約750〜1,000万円。建物を2,000〜2,500万円とすると、トータル2,750〜3,500万円が目安だ。

**郊外エリア(坪5〜10万円)**なら50坪で250〜500万円。建物込みで2,250〜3,000万円。土地代を抑えた分、建物のグレードを上げる余裕がある。

仙台駅まで約40分の通勤圏で3,000万円前後の注文住宅が実現できるのは、東松島市の大きな魅力だ。仙台市内では土地代だけで3,000万円を超えるエリアも珍しくない。

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周辺市との比較

東松島市の坪8万円は、隣接する石巻市(中心部)と同程度か、やや低い水準だ。松島町は観光地としてのブランド力があり、やや高め。利府町・塩竈市は仙台に近い分、東松島市より高い傾向にある。

仙台市への通勤時間と土地価格のバランスで考えると、東松島市は「通勤40分圏で最も手頃に土地が買えるエリアの一つ」だ。多賀城市や塩竈市は通勤時間が20〜30分と短いが、地価は東松島市の2〜3倍になる。

土地購入時の注意点

ハザードマップの確認(最重要)。東松島市は東日本大震災で大きな津波被害を受けた地域だ。購入前に津波浸水想定区域を必ず確認し、避難場所・避難経路を把握しておこう。高台移転地は津波リスクが低い設計になっているが、それ以外のエリアは個別の確認が必要だ。

地盤の確認。沿岸部や旧河道沿いでは、液状化リスクのあるエリアが存在する。地盤調査の結果を確認し、必要に応じて地盤改良費用を予算に含めよう。

航空自衛隊松島基地の騒音。ブルーインパルスの訓練飛行により、基地周辺では航空機の騒音がある。物件の場所によっては騒音の影響を受けるため、平日の日中に現地を訪れて騒音レベルを確認しておきたい。防音工事の助成制度がある場合もある。

仙石線の運行状況。仙石線は単線区間が多く、ダイヤが乱れやすい面がある。仙石東北ラインの快速を使えば仙台まで約40分だが、各駅停車のみの時間帯もある。通勤時間帯のダイヤを事前に確認しておこう。

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よくある質問

東松島市の土地の坪単価はいくらですか?
東松島市の公示地価は坪単価約8万円(㎡単価約2.4万円)です。矢本中心部は坪20万円前後、宮戸島は坪2万円とエリアによる差が大きいです。前年比+1.34%と緩やかな上昇傾向にあります。
東松島市で最も地価が高いエリアはどこですか?
矢本字上河戸エリアが坪20.63万円で市内最高です。JR矢本駅周辺の市の中心部で、市役所や商業施設が集まる生活利便性の高いエリアです。仙台駅まで仙石東北ラインで約40分のアクセスがあります。
東松島市で注文住宅を建てるとトータルいくらかかりますか?
矢本エリアで50坪の土地(約750〜1,000万円)に建物2,000〜2,500万円を建てると、トータル2,750〜3,500万円が目安です。郊外エリアならさらに手頃で、仙台通勤圏で3,000万円前後の注文住宅が実現できます。
東松島市から仙台市への通勤は便利ですか?
仙石東北ラインの快速で仙台駅まで約40分です。仙台市の郊外エリアと遜色ない通勤時間で、矢本駅・陸前赤井駅は通勤利便性が高いです。ただし仙石線は単線区間が多く、ダイヤの乱れに注意が必要です。
東松島市の土地購入で注意すべき点は?
津波浸水想定区域のハザードマップ確認が最重要です。また航空自衛隊松島基地の騒音影響を平日に現地で確認すること、沿岸部の液状化リスクの確認、仙石線のダイヤ確認もしておきましょう。

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