たつの市の土地相場ガイド|エリア別地価と購入の狙い目

たつの市の地価水準|公示地価と前年比の動き

たつの市の公示地価は1㎡あたり約41,100円、坪単価に換算すると約13.6万円が平均的な水準となっている。前年比では+1.24%と緩やかな上昇傾向にあり、地価が大きく下がるような局面ではない。

兵庫県南西部のなかでは、姫路市(坪単価20万円前後)と比べると手ごろな価格帯に位置し、相生市や宍粟市と同程度の感覚で土地探しができる。「播磨の小京都」と呼ばれる龍野の城下町エリアから、揖保川沿いののどかな住宅地まで、エリアによって地価に5倍以上の開きがある点がたつの市の特徴だ。

エリア別の坪単価|龍野・揖保川・新宮で大きな差

たつの市は2005年に龍野市・新宮町・揖保川町・御津町が合併して誕生した経緯があり、旧市町ごとに地価水準が大きく異なる。

龍野エリア(坪単価20〜25万円台)

市内で最も地価が高いのが旧龍野市の中心部。龍野町堂本が坪単価25.6万円で市内最高値を記録し、龍野町中村が23.4万円、龍野町中霞城が20.8万円と続く。JR本竜野駅への徒歩圏で、商業施設や公共施設へのアクセスが良い一帯だ。

龍野町島田(13.8万円)や龍野町北龍野(11.4万円)まで下がると、中心部からやや離れるが、それでも市内平均を上回る水準を保っている。

揖保川・御津エリア(坪単価7〜19万円台)

揖保川町山津屋が19.2万円と比較的高めで、山陽本線の竜野駅に近い揖保川町正條が13.2万円。揖保川町半田まで行くと7.3万円まで下がる。

御津町釜屋は14.8万円で、山陽本線沿線の利便性を反映した価格。御津エリアは瀬戸内海に面しており、新舞子浜など自然環境を重視する層に根強い人気がある。

新宮・揖西エリア(坪単価4〜13万円台)

新宮町新宮が12.9万円、新宮町井野原が11.3万円と、新宮の中心部はそれなりの水準を保つ。一方、新宮町佐野は4.5万円と市内で最も安い部類に入る。

揖西町新宮が5.2万円、揖西町南山が11.1万円で、同じ揖西エリア内でも立地によって倍以上の差がつく。このあたりは広い区画を安く手に入れたい層には魅力的な価格帯だ。

地価差が生まれる背景

たつの市の地価を左右する主な要素は、鉄道アクセスと旧市街地の集積度の2点。

鉄道路線の影響が大きい。 JR姫新線の本竜野駅周辺(龍野エリア)と山陽本線の竜野駅周辺(揖保川エリア)が二大拠点。姫路駅まで姫新線で約20分、山陽本線で約15分というアクセスが地価を支えている。

旧龍野市の中心部は都市機能が集積している。 市役所、商業施設、学校などが龍野エリアに集まっており、生活利便性の高さがそのまま地価に反映されている。

一方、新宮や揖西の山間部に入ると、車がないと生活しにくい環境になる分、地価も大幅に下がる。広い敷地で注文住宅を建てたい場合は、この価格差をうまく活用できる。

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たつの市で土地を探すときの狙い目

予算重視なら新宮・揖西エリア

坪単価5〜11万円台で50坪の土地を探す場合、250〜550万円程度の土地代で済む計算になる。建物に予算を回したい人には現実的な選択肢。ただし車は必須で、姫路方面への通勤には片道30〜40分を見込む必要がある。

バランス重視なら揖保川エリア

坪単価13万円前後の揖保川町正條あたりは、山陽本線の竜野駅が使えて姫路へのアクセスも良好。50坪で650万円前後と、龍野中心部より400万円以上安く土地を確保できる。

利便性重視なら龍野中心部

坪単価20〜25万円と市内では高めだが、姫路市の住宅地と比べれば半額近い水準。50坪で1,000〜1,300万円程度の土地代は、近隣市との比較では十分に競争力がある。生活インフラが整った環境で土地を探すならこのエリアが第一候補になる。

周辺市との比較と購入判断のポイント

姫路市の住宅地は坪単価20〜40万円が中心帯で、たつの市の龍野エリアと同水準か、それ以上になる。姫路駅への通勤圏で土地代を抑えたい場合、たつの市は有力な候補になる。

相生市は坪単価10万円前後で、たつの市の揖保川エリアとほぼ同水準。赤穂市もおおむね同程度の価格帯だ。宍粟市はさらに安く、たつの市の新宮エリアと近い水準になる。

前年比+1.24%の上昇傾向は、急激な値上がりではないが下落局面でもない。「もう少し待てば安くなる」という状況ではないため、希望のエリア・区画が見つかったタイミングで判断するのが合理的だろう。

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よくある質問

たつの市の土地の平均坪単価はいくらですか?
たつの市の公示地価から算出した平均坪単価は約13.6万円です。ただしエリアによる差が大きく、龍野町中心部では25万円前後、新宮や揖西の郊外では5万円前後と、5倍以上の開きがあります。
たつの市の地価は上がっていますか?下がっていますか?
前年比+1.24%と緩やかな上昇傾向にあります。急激な値上がりではありませんが、下落局面でもないため、希望の条件に合う土地が見つかれば早めの検討が合理的です。
たつの市で土地が安いエリアはどこですか?
新宮町佐野(坪単価約4.5万円)や揖西町新宮(約5.2万円)が市内で最も安い水準です。広い土地を安く手に入れたい方に向いていますが、車での移動が前提の生活環境になります。
たつの市と姫路市、土地を買うならどちらがお得ですか?
姫路市の住宅地は坪単価20〜40万円が中心で、たつの市より割高です。たつの市なら龍野中心部でも20万円台で、姫路駅まで電車で15〜20分のアクセスがあるため、通勤圏で土地代を抑えたい方にはたつの市が有利です。
たつの市で土地を買うならどのエリアがおすすめですか?
予算重視なら新宮・揖西エリア(坪5〜11万円)、バランス重視なら揖保川エリア(坪13万円前後で山陽本線利用可)、利便性重視なら龍野中心部(坪20〜25万円で生活インフラ充実)がそれぞれおすすめです。

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